コクヨ『システミック』シリーズに合皮バージョン登場 色も4色から選べ、ビジネスシーンでのポイントがアップ

クヨの『システミック』シリーズは、ノート2冊を収容できるカバーノート。2008年11月の発売開始から、これまですでに60万冊以上も販売した人気商品である。

手書きノートを使用する人にとって、この「2冊収容」というワザは、とても使い勝手が良く、文具好きの記者も、もちろん愛用しているのだが、実はただ一つ不満があった。それが“デザイン”である。色といい、素材といい、どう見てもカジュアルで学生向きだったのだ。

そんな不満が、今回解決したようである。明日1月21日発売開始となる、新しい『システミック』シリーズは、素材の一部に合成皮革を使い、しかもカラーバリエーションも、ビジネス向きの渋い4色展開。これは楽しみである。

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今回発売になる新しい『システミック』は、2冊収容のノートのうち、1冊はリングノートを収容できるタイプ。というわけで、ツインリングノートが1冊付属している。

このノート、「エッジ タイトル」という、ノートの端の部分に日付とタイトル、さらに色分けができる、なかなか機能的なもので、これにプラスして、ダイアリーや方眼タイプのノートを収容して、ひとまとめににして持ち歩くというのが、『システミック』の使い方である。

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そして今回、このカバー部分のポケット上部の素材が「合成皮革」になったのである。この部分が合皮になると、とても質感が良く、高級感が漂ってくる。

昨今の若いビジネスパーソンは、自分の文具や持ち物にこだわりを持っているために、デザインが気に入らないと、なかなか“メガネにかなわない”ということになるが、この合皮タイプの『システマチック』なら、そういうビジネスシーンでの使用に、ばっちり使えそうである。

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『システミック』の魅力として、資料などを収容できるポケットがたくさんあることも忘れてはならない。

カバーの表のポケットには、ペンや資料をラフに挟むことができるだけでなく、内ポケット部分にも資料が入れられ、さらにリングノートを収容する裏の部分には、名刺が3枚入れられるポケットや資料用の深いポケットがあり、リングノートの裏表紙の部分にも資料入れと名刺やカードが挟み込めるスリットも付いている。

それらをすべて収容して、最後は表紙をゴムバンドで閉じるので、資料などが落ちる心配もない。

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ペンホルダーは丈夫なゴムバンドなので、太い万年筆でも、しっかりとホールドしてくれる。

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23mmのマチがあるので、最大で100枚のノートを2冊収容でき、しおりひもが3本付いているのも、なかなか気がきいている。

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カラーバリエーションは、黒、紺、グレー、茶の4色。それぞれ、縦276mmのA5サイズと、縦232mmのセミB5サイズがあり、価格はA5が税別2000円、セミB5が税別2200円に設定されている。

リングノートを収容しても、リングノートの折り返して使える利点を損なわず、そこにもう1冊のノートも一緒に使える『システミック』。記者もこの新しい「合成皮革」タイプなら、今までよりも違和感なく、ビジネスバッグに入れて、バンバン取材に行けそうである。

ノート愛用者なら、この新しい『システミック』、使う価値は十分にありそう。発売は、明日1月21日である。

オススメ度:(買っても損はない)

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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