味に不満足なら全額返金!で話題/アサヒの缶コーヒー『ワンダ ゴールドブラック-金の無糖-』の味は?

の缶コーヒー、8月19日からリニューアル販売されるアサヒ飲料株式会社(東京・墨田区)の『ワンダ ゴールドブラックー金の無糖ー』である。何でも、買った消費者が味に満足できなければ、購入代金分の税込130円を全額返金するということで、巷の話題となっているらしい。

返金するのは先着5万人までなので、返金総額の130円×5万人=650万円が販促費だと考えれば、たいした額ではないが、返金額より現金書留の郵送料の方がずっと高く付く。それを含めると、思い切った販売戦略なのかもしれない。

いずれにせよ、そうした話題性や先入観に振り回されることなく、当サイトは、いつものように淡々と、この缶コーヒーが美味いかまずいか、試し飲みするだけのことである。

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そこでこれまでも何度か記事にしていると思うが、記者は、基本的に缶コーヒーは「コーヒー」だとは思っていない。あくまでも“コーヒー風”の飲料だと思っているというスタンスであることを、始めに断っておかなければならないだろう。

つまり、この缶コーヒーを、挽き立ての豆で入れた、できたてのレギュラーコーヒーと味の比較をしようなどという気は毛頭ないということである。そんな比較は全く無意味である。どう頑張ったところで、それでは缶コーヒーに勝ち目はないからだ。比較をするのは、あくまでも同等の缶コーヒーとである。

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そう考えたとき、この『ワンダ ゴールドブラックー金の無糖-』は、かなり美味しい部類だといえるだろう。缶コーヒー特有の、嫌な後味が少なく、スッキリとした飲み心地である。しかしそれと同時に、やはり、一口飲んだ瞬間から、これは紛う事なき缶コーヒーであることも事実。

レギュラーコーヒーと同様のアラビカ種の高級豆を100%使用し、コーヒーの評価ができる有資格者である「Q-Grader」が豆の選定やテイスティングを監修するといった、“箔がある”肩書きがいくらあっても、やはり缶コーヒーは缶コーヒーでしかない。

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記者は長年のコーヒー好きで、当然、好みの豆を自分で選び、それを手びきのミルで挽き、いつも丁寧にドリップして飲む。そういうコーヒー好きに、缶コーヒーユーザーは少ない。ご多分にもれず、記者も、自分でお金を出して缶コーヒーを買うことはまずしない。そういう種類の人からみれば、こうした缶コーヒーの味はやはり「不満足」である。しかし、そういう人は、缶コーヒーのターゲット層ではない。

逆に、常日頃、缶コーヒーを飲むターゲット層の人にとっては、きっとこの缶コーヒーは、おそらくかなり満足のいくレベルのコーヒーの“風味”に仕上がっているのではないだろうか。そして、この返金キャンペーンで、さらに缶コーヒーのターゲット予備軍が、ターゲット層に入ってくることをメーカーは望んでいることだろう。

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缶コーヒーは、いつでもどこでも手軽に安く飲めて、保存もできるメリットもある。忙しいビジネスマンやOLには、とても便利な飲み物である。そのため、確実に一定層の顧客は存在する。

しかし、その中から、昨今では、コンビニの入れたての本物のコーヒーに顧客を奪われつつあり、缶コーヒー全体としての販売は苦戦が続く。缶のメリットである「持ち運びやすさ」をアピールしたボトル缶や、今回の返金キャンペーンの話題性など、味以外のところで、何とか起爆剤になるものが欲しい状況、現在の缶コーヒー市場なのかもしれない。

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この『ワンダ ゴールドブラックー金の無糖ー』の返金キャンペーン=「ご満足いただけなければ全額返金!キャンペーン」は、WEBサイトのみでの受け付けで、缶にキャンペーンシールが貼ってある商品だけが対象となる。シールに書いてあるIDを入力し、返金先情報を登録、アンケートに答えれば応募は完了で、先着5万人に130円が返金される仕組みだ。

受付は、2014年8月19日10時から同年9月30日16時まで。応募は、一人1本1回限りである。興味ある方は、まずは、8月19日の発売日から、シールのある商品をゲットして、実際に味わってみてはいかがだろう。そして不満足なら急いでWEBから返金キャンペーンに応募すればいい。

普段、缶コーヒーをまったく手にしない記者も、今回は、少なくとも4人の知り合いに、このキャンペーンの話をした。こういう人が全国にたくさん出てくれば、キャンペーンは成功といえるのかも知れないが、果たしてどういう結果になるのか楽しみである。

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公式サイトはこちら

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。元日経トレンディ副編集長。アウトドア好きで、八ヶ岳山麓に暮らす。文具、IT、メカもの、サイエンスものが好き。

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