油そばの雰囲気を“いい感じ”で再現!マルちゃん『あの街この味! 東京系油そば』

当地の味を再現する、マルちゃんのカップ麺「あの街この味!」シリーズ。これまでも、函館系や和歌山系、博多系などで話題を集めてきたが、6月10日に発売となった『東京系 油そば』は、油そばのカップめんとしては、その再現度の高さでなかなかいい評判を聞く。実際のところ、どうなのか、さっそく試食してみた。

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かやくは、チャーシュー、めんま、ねぎ、なるとの4種。チャーシューは、この税別170円クラスにしては、しっかりと大きく、味付けもよい感じ。食べる直前にふりかける液体スープは、思いのほかサラリとしていて、油そばに肝心の油分が、カップの底に溜まりがちになるので、よくよく混ぜることが、美味しくいただくポイント。

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麺は、油揚げ麺ながら、モチモチ感いっぱいの太麺。そこにかやくを入れ、お湯を注いで5分でゆっくりともどし、湯を切ってソースをかける。お決まりの手順だが、さきほども書いたとおり、ソースをかけた後に、しっかりと混ぜる!カップの底から、麺をひっくり返すようにして、しっかりとソースと麺を絡み合わせることが、この油そばでは、一番重要なプロセスだ。

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ゆっくり目に戻した油揚げ麺は、揚げ麺特有の臭いがせず、液体ソースのラー油と絡まって、なかなかいい感じで、油そばの雰囲気を再現している。もちもちで太い麺に、あっさりと香味の効いた醤油味。記者は学生時代から、大学近くの油そば発祥の店といわれる店で、油そばを食べてきたので、ちょっと油そばにはうるさいが、カップ麺で、油そばをここまで再現したことには、正直「なかなか頑張ったな」という感想を持った。いただく際には、何度もいうが、しっかりとかき混ぜることをお忘れなきように!

記者

渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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