【ひろし参戦】「三島のふりかけ」シリーズコラボ『三島のゆかり使用 塩焼そば』『三島のひろし使用 だし醤油味焼そば』を食べてみた!

夏は塩味が利いた焼そば!

 

昨年初コラボを果たした「三島のふりかけ」シリーズとエースコックのコラボ第2弾が今年も実現! 今回コラボするのは、前回も登場した『三島のゆかり使用 塩焼そば』とファンリクエストの多かった『三島のひろし使用 だし醤油味焼そば』だ。それぞれのふりかけの風味や味わいを活かしたという焼きそばの味をたしかめてみよう。

 

第1弾はファン発信の追いふりかけが提案されるなど大盛り上がり!「ひろし」はファンリクエストで選ばれた!?

「三島のふりかけ」といえば、「ゆかり」「あかり」「うめこ」「かおり」の女性名が当たり前だった。しかし2021年2月1日、この4姉妹の前に突如として現れた男こそ、シリーズ初の男性名「ひろし」だ。突然の出来事に、SNSなどではその関係性を巡ってさまざまな推測が立てられたほど。

 

その話題性と確かなおいしさが繋がり、「ひろし」は瞬く間にファンの心を掴んでしまった。これには4姉妹も複雑な心境だろう。そうした中、昨年エースコック(大阪府)は同シリーズとのコラボを実施。4姉妹の中から「ゆかり」と「あかり」を使用したコラボ焼そばを発売した。これが大好評だったようで、追いふりかけというファン発信の食べ方が提案されるなど盛り上がりを見せた。

だが、ここにまたもあいつが登場する。そう、「ひろし」だ。なんと他の姉妹を差し置いて、ファンリクエストにより第2弾コラボとして参戦したのである。それこそが『三島のゆかり使用 塩焼そば』『三島のひろし使用 だし醤油味焼そば』(ともに希望小売価格 税込255円・2023年7月10日発売)だ。

 

赤しそ香る『三島のゆかり使用 塩焼そば』

まずは第1弾でも登場した『三島のゆかり使用 塩焼そば』(80gうち麺70g)から食べてみよう。前回と内容は変わっておらず、鰹の旨みを利かせた塩だれをベースとする塩焼そばだ。

ご存じの方も多いと思うが「ゆかり」は、赤しそを主原料に梅酢や食塩で味付けしたもの。この酸味と塩味が白ご飯にぴったりで、お弁当やおにぎりにも相性抜群のふりかけだ。同社によると、塩だれの風味と赤しその風味の相性が抜群なのだそう。

パッケージも基本的に前回と同様、「ゆかり」の世界観を表現。SNSの反響を受けて、追い「ゆかり」をおすすめしている。

湯戻し3分。調味たれとふりかけをかければ完成。

ふりかけは赤しそ、ごま、ねぎ。量は多く、赤しその感じも食塩の粒もそのまま「ゆかり」が使われている。

ほどよく絡ませていただきます。ずるっと音を立てると、ごま油の風味と塩だれの旨み、そして「ゆかり」の赤しその風味と塩味が見事に融合した味が口いっぱいにふくらむ。塩焼そばに「ゆかり」をかけたシンプルな構成なのに、風味の層が厚く、満足度の高い味の強さがある。

ふりかけ無しだと、少しもったりとした味わい。そこに「ゆかり」の塩味と赤しその風味がしっかりと乗ることで、キレがあり爽やかな味わいになっているようだ。

付属のふりかけだと最後まで足りなかったので、たっぷりと追い「ゆかり」をしてもうひと口。塩味がかなり多くなったが、赤しその味がさらに強まり、脳を刺激するようなジャンキーな味へと変わった。やや一辺倒な味になったので、白ごまを追加して調整。うん、風味の広がる爽やかな味になった。

 

広島菜の風味引き立つ『三島のひろし使用 だし醤油味焼そば』

続いては、ファンリクエストにより発売された『三島のひろし使用 だし醤油味焼そば』(79gうち麺70g)。鰹の旨みを効かせただし醤油だれをベースとする醤油焼そばだ。

「ひろし」は、日本三大菜漬の1つである広島名産の広島菜を乾燥させた混ぜごはんの素。記者も食べたことがあるが、シャキッとした「広島菜」の食感と風味、そして少ししょっぱいのが特徴だ。温かいごはんに混ぜて、やわらかくなるまで蒸らして食べるのだが、少し硬めで食べるのもまたおいしい。

パッケージは、「ひろし」の世界観を表現した黄緑色ベース。こちらも追い「ひろし」推奨とのこと。

湯戻し3分。調味たれとふりかけをかけて完成。

ふりかけは、広島菜とごまのシンプルな構成。もちろんこちらも「ひろし」がそのまま使われている。

ごま油としょうゆの香りを感じながら食べてみると、ごま油とかつおの旨みが強く、単純に焼そばとしておいしい。そこに「ひろし」のキレのある塩味がアクセントとして加わり、おっと思わされる味わいとなっている。

ごま油の風味がやや強く、広島菜の風味が押され気味なので少し多めに絡めて食べた方がより「ひろし」を感じられるだろう。追い「ひろし」をして、塩味や食感、風味をフォローすると、最後までコラボならではの味わいを楽しみながら食べられた。

混ぜごはんの素なので、食感は硬く、時間が経つごとに柔らかくなるのもおもしろいポイント。焼そばでも硬めのほうが記者好みだ。

 

追いふりかけ推奨! でもかけすぎには注意して!

どちらもたまに食べたくなるようなクセになるおいしさで、相性抜群の味を楽しめた。付属のふりかけの量は多めだと思うが、追いふりかけをしたほうが最後まで味も贅沢感も楽しめるはずだ。ただし、どちらも塩分が高いのでかけすぎにはご注意を。今回はファンリクエストにより「ひろし」が先に参加したが、続く第3弾、第4弾では残りの姉妹もぜひ登場してほしい。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

公式サイトはこちら

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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