やっぱりストローで飲みたい! 「紙」のあらゆるお悩みを解消した日本製『紙ストロー』がすごすぎた

 

おうちカフェをもっと楽しむならストローが欠かせない! でも環境のことを考えると、プラスチックストローは使いたくない。そんなときにためしてほしいのが、進化した『紙ストロー』。味が変わる、唇にくっつく、すぐに変形するなどのデメリットを抑え、プラスチックストローのように使える次世代ストローだ。来るべき夏に備え、冷たいドリンクでその使い心地をためしてみた!

 

1時間経っても変わらないおいしさ! ドリンク本来の味をそのまま楽しめる『紙ストロー』

日本食品分析センターにて安全性を確かめる分析試験を実施

夏といえば冷たいドリンク! ストローを刺して見た目も心も爽やかな気分を味わいたい。しかし、時代はそれを許さない。SDGs(持続可能な開発目標)の目標の1つ、「海の豊かさを守る」の一環としてプラスチック製品の削減・廃止が進んでいるからだ。プラスチックストローは徐々に紙ストローへと移行しつつある。

直径約6mm、内径約5mm

飲み物を飲むという点で見れば問題はない。しかし、唇への触感の違和感、味の変化、耐水性による変形など、プラスチックストローと比べると、見劣りする点が多いのも事実。記者も美味しそうなドリンクを買ったはいいが、ストローのせいでストレスを感じることが多々ある。

この問題を解決するべく開発されたのが、今回紹介する春日製紙工業(静岡県)『紙ストロー』(富士山柄・個包装250本入り・希望小売価格 税込1,870円・発売中)。製紙メーカーの技術とノウハウによって、快適なカフェタイムを実現してくれる日本産ストローだ。

味が変わる、唇にくっつく、すぐに変形する、といった紙ストローの問題を軽減。アルコール炭酸飲料での使用も考慮された品質試験を実施しているから、おうちカフェタイムやお酒タイムにも安心して使える。

カラーバリエーションは、富士山の柄や色付きなど豊富に用意。白や茶色だけではないので、いろんなドリンクに合わせやすい。曲がるストローも揃えており、華やかなドリンクをいっそう彩ってくれる。

グッと力を入れてもほとんど変形しない

だが、言うは易く行うは難し。本当に『紙ストロー』で冷たいドリンクを快適に飲めるのかたしかめてみよう。

 

ストローは個包装にされていて衛生的。表面を触ってみると、ツルツルとしていて毛羽立っていない。強めに押して少し変形するくらいの硬さ。そう、この時点でこれまでの紙ストローとはまったく違う。これは期待大だ。

さっそくドリンクの中へ。重量がそこそこあるのか、スッと下まで沈む。紙ストローの中には浮くものもあるので、これも進化しているポイント。氷を入れたままま回しても(マドラーとして使っても)曲がることはない。

続いてストローをくわえて飲んでみる。すると、驚くほど唇にくっつかず、紙の味もしない。正直、問題を解決したといっても多少なり不便さが残っていると思っていたが、まったく気にならないレベル。これには驚かされた。もちろん飲み物の味や香りはそのままだから、プラスチックストローと変わらないおいしさが楽しめる。

多少柔らかくなったが、形状は保ったまま

だが、紙ストローの問題はこれだけではない。長時間使用による変形問題が残っている。今回はわざと1時間ほど放置してその耐久性をたしかめてみた。すると、多少ふやけて色が付いているが、ほとんど変化なし。手でつまむと変形しやすくなっているが、飲む分にはまったく不便を感じない。これならストレスなく飲めそうだ。

これまでの問題点を解決し、快適なカフェタイムをサポートしてくれる春日製紙工業の『紙ストロー』。燃えるゴミで捨てられるから、環境にやさしいし後片付けも簡単だ。従来の紙ストローではありえないこの快適さを確かめてみてほしい。

 

オンラインショップでは青(富士山)のみの販売。その他のカラーについては同社お問い合わせページより直接問い合わせてほしい。また、飲食店などで扱う場合は、個包装袋への企業名や店舗名、ロゴなどのオリジナル印字を3,000本から作成可能なので、導入の際はこちらも検討してみてはいかがだろうか。

 

『紙ストロー』は公式オンラインショップで発売中。

 

公式サイトはこちら

記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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