【加熱式タバコ】JT謹製ゴールドリーフを熟成した濃厚味『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』と完熟果実味『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』が新発売!

これぞ完成形の本格レギュラー

 

周囲にはニオイを感じさせないのに、喫味は強いという未来タバコ感あふれる低温加熱式タバコ「プルーム・テック・プラス/プルーム・テック・プラス・ウィズ」。その最新フレーバー『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』は、濃厚さを追求して”ゴールドリーフ”に熟成までかけたレギュラー味で、『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』は完熟オレンジ風味というからこれは気になる! さっそく吸ってみた。

 

君はJTが生み出したタバコ葉・ゴールドリーフを知っているか!?

今回レポートする日本たばこ産業株式会社(東京都港区)の『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』及び『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』(ともに、たばこカプセル5本+カートリッジ1本・希望小売価格 税込550円・2020年10月30日発売)は、どちらもJTが種、畑、技にこだわり長年かけて作り出した純国産タバコ葉である。

使用したのは最新機種の小さな巨人「プルーム・テック・プラス・ウィズ」

そう、タバコの元となるタバコ葉は農産物であり、自然の恵み。だからこそ優れた土壌や水、気候から選抜された新潟・岩手・⻘森・秋田の四県の畑で育てられたという。その品種は数千種類の中から選ばれた、エリート中のエリートで「幻の品種」と言われることもあるゴールドリーフ。なんとも贅沢なことに、『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』はその貴重な葉を100%使用して作り上げられたというから驚きだ。

それでは、さっそく吸っていこう。

 

『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』

たばこカプセルを装着する時に、つんと感じた田園風景の中でかぐような田舎的なフレーバー。これは記者的には嫌なニオイではなく、「ゴロワーズ」や「ジタン」などの海外タバコで使用される、畑で熟成させた黒タバコ的な発酵感のあるニオイである。まさか加熱式タバコでこの香りを楽しめるとは思わなかったのでテンションが上がる。

低温で加熱するが、カートリッジ(右)の中のリキッドと微細粉砕のタバコ葉をたっぷり仕込んだたばこカプセルの組み合わせで喫味は強い。

ゴールドリーフを100%使用して、農家の技で旨味を凝縮させるために畑で長期熟成されたというから、基本は黒タバコと同じなのかもしれない。吸ってみると、大方の加熱式タバコ製品にある甘みがほぼないことに感動した。キリリとしたフィールで、ロースト感とともに熟成パワーアップした上質なタバコ葉の濃厚さと旨味が襲いかかってくる。


重めのドロー(吸い込む力)とともに、熱々ではない蒸気をゆっくりめに吸い込むことで味わえる至極の旨みと喉へのシャープなキック感。これは今まで味わったことのない美味しさ。

レギュラー派を自認する人なら、加熱式タバコユーザーと言わず、一度紙巻きタバコユーザーにも味わってもらいたい完成度である。この豊穣な香りも、香料不使用というから、本物を愛する人ならうまさをわかってくれるはずだ。特に新製品の「プルーム・テック・プラス・ウィズ」との相性が抜群にいい。小さなボディから濃い味が生み出されるところがもう、吸うギミックだ。

 

従来製品『メビウス・ロースト』『メビウス・ゴールド・ロースト』と吸い比べ!

『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』は、似た濃いめのブラウンカラーカプセルの『メビウス・ロースト』『メビウス・ゴールド・ロースト』のエクステンションライン。せっかくだから吸い比べてみたい。

 

『メビウス・ロースト』

プラス専用スティックのロースト系の元祖ともいうべき『メビウス・ロースト』。

かつてはロースト感のあるアロマに存在感を感じていたものだが、改めて味わうと、少々薄っぺらい。おいしいことはおいしいのだが、香りが少しケミカルで、旨味やキックがちょっと物足りないのだ。タバコとして20歳くらい若いような、そんな物足りなさがある。

もちろんこれは『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』体験後というのも確実にある。人間とは不思議なもので、よりおいしいものを味わうと、舌が肥えるというか、贅沢になるというか、昔の感覚には戻れないものなのだ。

ちなみにこの『メビウス・ロースト』は在庫限りで終売予定だという。世代交代という言葉が浮かんだ。

 

『メビウス・ゴールド・ロースト』

とはいえ、しっかりゴールドリーフを採用している『メビウス・ゴールド・ロースト』なら、そこまで差は感じないだろうと思い、一服。うん、ふんわりと柔らかで上質なゴールドリーフ感はやはりいい。


改めてじっくり味わうと、キック感は同じだが旨味の質が違う。濃厚さが控えめなため10歳くらい若い気がする。以前吸った時には、その濃いめの味わいに感動したものだが、やはりマイルドさを感じてしまい、先ほどと同じで『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』を吸う前には戻れない感覚がある。

改めて『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』の凄みに気付かされた。

 

『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』

今度はフレーバーメンソール系でゴールドリーフを採用し、完熟オレンジの味わいを取り込んだという『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』である。オレンジは、ベイプ用リキッドでもケミカル感の強くなりがちなフレーバーなので、少しばかり警戒する。


カートリッジを装着する時に、すでにジューシーなジュース感が立ち上る!

これはかなりフレッシュな果物感。実際に吸うと、非常にバランスの取れた味わいだった。何より酸味が効きすぎていないのがいいし、メンソールが強すぎないのがいい。

とてもジューシー

せっかくのゴールドリーフのおいしさを帳消しにしないが、みずみずしいオレンジをカットして飛び散ったしぶきのようなおいしさが口の中に満ち満ちて、幸せな気持ちになる。それでいて上質なタバコ葉の旨味もしっかりとあるのだ。それを引き立てるのがメンソールで名脇役となっている。これはかなり上質! フレーバーメンソール好きなら必ず味わっておきたい逸品だと思う。

 

『メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー』と『メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント』の購入は2020年10月30日より、全国のコンビニエンスストア、及び全国の一部たばこ販売店にて販売。

プレミアムな味を感じてほしい。

 

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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎/清水葉子

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