有名女優の登竜門!?『龍が如く最新作』助演女優を決めるオーディションが実施!

 

セガゲームスの近年の代表作といえば、大人気任侠モノ『龍が如く』シリーズだ。この度、PlayStation® 4にてリリース予定の『龍が如く最新作』助演女優オーディションが開催。過去にもオーディション企画は実施されてきたが、今回は初めてメイン級の出演者が決定される。そのオーディションの二次審査の場に潜入してきたので、さっそくお届けしよう!

 

元アイドルから大学生まで!個性的な候補7人が登場

『龍が如く最新作』助演女優オーディションの応募資格は、日本国内在住で20歳以上の女性であることのみ。プロアマ問わず広く募集され、一次審査の書類選考を通過した60名のオーディションが5月18日(土)に実施された。そのうち、7名の審査の模様を取材した。

 

人気女優として活躍中の壇蜜さんも、かつて『龍が如く4』のキャバクラ嬢役のオーディションに参加しており、今回の助演女優オーディションからも逸材が出てくる期待感が高まってくる。

『龍が如く』シリーズプロデューサーの佐藤大輔さん、同じくシリーズチーフプロデューサーの横山昌義さん、および『龍が如く最新作(仮称)』のプロデューサーを務める阪本寛之さんが面接官を担当。2組にわかれてのグループ面接の形で、第二次審査が行われていった。

まずは1組目の3人が会場へ。報道陣も見守る中、緊張感もありつつもリラックスしたムードで、オーディションが進行していく。

鹿児島県出身で、アイドル活動を卒業してモデル業をしている24歳の里々佳さん。「昔からアイドルっぽくないって言われていて、舞台の経験もしています。カッコいい役どころやサイコパスな役とかを演じてみたいですね(笑)」と回答していた。

 

「夏目雅子さんや真木よう子さんに憧れているんです」という発言には、面接官からも「似てますね!」という反応が。ラフな格好も「素の姿でカッコ良さが滲み出ればいいな」とのこと。

「死ぬまでに絶対に『龍が如く』に出るから!」と冗談交じりで言っていたという、青森県出身で現役大学生の三上喬子さん。「自分とは真逆の人がたくさんいる神室町は、青森の田舎にはない場所で、ワクワクするんです」ということで、「これに受かったら壇蜜さんみたいにいろいろな活動をしてみたいですね」と大学生らしい初々しさが印象的だった。

 

ちなみに副賞の賞金100万円の使い道は「今まで当たり前のように親のお金を使ってきたので、何か両親に恩返しをしたいです」とのこと。

大阪府出身で27歳の井元まほさんは、17歳で芸能界デビューしてモデル・女優として活躍中。ナレーション業やミュージカルの出演経験もあり、「自分の姿や声だけど操作するのはプレイヤーという、ゲームでの演技に興味を持ったんです」という理由でオーディションに応募。「死ぬまで女優のお仕事を続けていくのが理想です」とキャリアに裏打ちされた受け答えをされていた。

 

これまでの役どころではドSな役を演じることも多かったようで、真逆の清純な役もキャバクラを仕切るママのような役も幅広く演じてみたいと語っていた。

続いて2組目の4名のオーディションがスタート。1組目と同様にオーディション応募のきっかけやこれまでの経歴、『龍が如く』シリーズに関することが聞かれていった。

舞台で活躍されている25歳の長谷川愛美さんは、かつて制作された実写版『龍が如く ~序章~』で澤村由美の幼少期を演じていた経歴を持つ。「周りの人が売れていって取り残されてしまっているので、泥臭くなっても追いかけていきたいです」と、今回の募集テーマにもなっている「成り上がり」について回答。

 

賞金は自分への投資に使いたいということで、「久しく行けていないので、海外を見て回りたいです」と話していた。

今年から新社会人として働いている22歳の椎名結加さんは、『龍が如く』シリーズは全作プレイしており、『龍が如く6 命の詩。』の舞台となった尾道へも行ってロケ地巡りをしたという。就職前にはモデルとして活動していたが、この機会に再挑戦しようとオーディションに応募。

 

バイク好きでMotoGPの舞台にパラソルガールとして立った経験もあり、「ゲームの中でバイクに乗るシーンがあったらいいなと思います」と緊張を感じさせない雰囲気を醸し出していた。

亡くなってしまった父が好きだったという『龍が如く』に出てみたいという思いで参加した、女優業をしている清成咲月さん。「(父親が)プレイしている隣で、街の中のいろいろなところに入れるのが面白いと思って見ていて、ちゃちゃを入れたりしていました」と思い出を話していた。

 

シンガーソングライターとして路上ライブをしていた経験もあり、自分で脚本を書いてみたいという願望も披露。

福岡県出身の27歳で「ソーシャルゲームを1日30時間プレイしている」と豪語する東野瑞希さん。芝居で食べていくことが目標と語り、賞金で短編映画を作って撮りたいと具体的な計画を話していた。

 

田舎出身のため女優をやっていきたいと言ってもなかなか理解されなかったようで、成り上がりたいという気持ちはひときわ。

 

『龍が如く最新作』助演女優オーディションは、このあと三次審査を経て7月に開催予定の出演者発表イベントで、グランプリに輝いた1名が発表となる。誰が助演女優の座を射止めるのか、注目したい!

 

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記者

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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