カンロのグミ4種食べ比べ!『ジュレピュレ 山梨ピオーネ / 瀬戸内みかん』『ピュレグミ グレープ』『カンデミーナグミ最大勢力』あなた好みを見つけよう!

 

2010年から右肩上がりで成長を続けるグミ市場。その種類は100を越え、多くのグミ好きを満足させている。今回はカンロが発売するグミを4種ピックアップ! !『ジュレピュレ 山梨ピオーネ『ジュレピュレ 瀬戸内みかん』『ピュレグミ グレープ』『カンデミーナグミ最大勢力』のそれぞれの魅力を検証しよう。

 

ジュレピュレ食べ比べ&グレープ味食べ比べで魅力を検証!

グミはキャンディやチョコのように手軽に食べられるお菓子の代表格。味の違いはもちろん形や大きさ、固さなどの違いによって様々な楽しみ方ができるし、小腹を満たすのにもちょうど良い。そして、何より美味しい。

小袋タイプのものも多く持ち歩きにもぴったりだ。

しかし数多く発売される商品の中から自分のお気に入りを見つけるのも一苦労。そこで今回は国内のグミメーカーの1つであるカンロのグミを食べ比べして、その魅力を確かめてみることにした。

 

カンロ(東京都新宿区)は1912年(大正元年)に創業を開始した老舗お菓子メーカー。「カンロ飴」のヒットを機に現在の社名となったのが由来だ。1990年に同社初のグミを発売し、グミメーカーに名前を連ねたグミ市場を代表する企業の1つだ。

 

検証するのは次の2項目。

  • ジュレピュレ食べ比べ! グレープとみかんの味の違いを検証!
  • グレープ味食べ比べ! どのグレープがあなた好み?

それではいってみよう!

 

ジュレピュレ食べ比べ! グレープとみかんの味の違いを検証!

「ジュレピュレ」は中に入ったとろりとしたジュレが特徴のグミ。そのジューシーさからまるでゼリーを食べているようだと好評だ。

ジュレピュレ 山梨ピオーネ

1番手は『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』(66g・希望小売価格 税抜 170円・2018年9月25日発売)。こちらは新たに新発売となった商品だ。

チャック式の小袋をあけて1粒口に入れると、中からトロっとしたジュレが滴り落ちると同時にこれでもかと言わんばかりのグレープの味が口中に広がる。まるでグレープの汁で満たされるようだ。

 

単に甘いだけではなく「ジュレピュレ」の特徴でもある表面のすっぱいパウダーがグミとジュレに絡み合って心地よい甘酸っぱさを楽しめる。

柔らかいソフトタイプのグミ。形は従来通りのハート型。

増量したジュレのおかげか最後までジューシーな味を楽しめた。ふんわりと柔らかい甘さを求める人におすすめだ。

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ジュレピュレ 瀬戸内みかん

お次はリニューアルした『ジュレピュレ 瀬戸内みかん』(66g・希望小売価格 税抜 170円・2018年9月25日発売)。リニューアルに伴い、ジュレの量が30%UP、内容量は66g(+3g)となった。

あわせて読みたい:もはやグミというよりゼリーなのかという新食感!さらにおいしくリニューアルした『ジュレピュレ瀬戸内みかん味』

噛むと中から濃厚なみかんのジュレが出てくるのだが、これが結構すっぱい。みかんにも甘いものとすっぱいものがあるが、こちらは後者に近い。

左は『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』、右は『ジュレピュレ 瀬戸内みかんは右側』

表面についたすっぱいパウダーとの相乗効果でより一層舌を刺激する。噛めば噛むほどその味は絡み合い、まるでみかんの実の1粒1粒が弾けているようだ。

 

ジュレが濃厚で最後までみかんの味を楽しむことができた。重みのあるすっぱさを求める人におすすめ。

グミの中に入ったジュレが他のグミにはない味わいを演出。

少し気分を変えたい時に。

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ジュレピュレ食べ比べ総評

食感は同じだが味の違いでここまで差が出たのは驚きだった。一点集中、ガツンとすっぱさを求める人は『ジュレピュレ 瀬戸内みかん』、ふんわりと柔らかい甘さを求める人は『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』がおすすめだ。

 

グレープ味食べ比べ! どのグレープがあなた好み?

次は同じグレープ味同士の食べ比べ。同じ名前の味といっても千差万別。形、サイズ、硬さなどの違いでも味は大きく変わるし、配合も当然違う。

先ほどの『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』に加えた3つの商品を検証!

左から、『ジュユレピュレ 山梨ピオーネ』、『ピュレグミ グレープ味』、『カンデミーナ 最大勢力』

 

ピュレグミ グレープ

まずは『ピュレグミ グレープ』(56g・希望小売価格 税抜 120円・発売中)。「ジュレピュレ」と同じブランドだがこちらはジュレが入っていない。何度かリニューアルを繰り返しており、現在発売されているのはあまずっぱさが特徴だ。

 

封を切ると『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』よりしっかりとしたグレープの香り。同じハート型だが形は「ジュレピュレ」は厚みがあるのに対し、こちらは薄く横に長い一回り大きいサイズ。ソフトタイプのグミだ。

 

パクッと口に入れると意外と噛みごたえがある。ジュレが入っていない分、しっかりと噛んで食べるので1つずつじっくりと味わえるのが嬉しい。これぞグミといった食感。あまずっぱいのは確かだが、スイカに振る塩のようにこのすっぱさが甘さをより引きたてている。くどさを抑えておりいくつ食べても飽きずにいられる。

 

デスクワークの合間に食べてみたい。

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カンデミーナグミ最大勢力

最後はハード系グミ代表の『カンデミーナグミ最大勢力』。さきいかのようにとにかく噛んで噛んで味わう商品だ。1つの袋に、グレープソーダ味、エナジーソーダ味、エナジーグレープソーダ味の3種類が入っている。

形は。シャレが利いているというかすごいセンスというか。色んな力の形があるのも面白い。

 

噛んでみると衝撃的な硬さ! これはちょっと硬すぎる。どれくらい硬いかというと、一噛みどころか10回以上噛んでも噛みきれないほど。これまでの3商品がもも肉とすればこちらは軟骨。1つ食べ終わると顎が痛い。間違っても噛む力が弱いご年配の方やお子さんにはおすすめできない。

左から、エナジーグレープソーダ味、エナジーソーダ味、グレープソーダ味。

味はグレープジュースやエナジードリンクに近い。無果汁なのでこれまでのグミと比べるとやはりグレープ感は劣ってしまうが、お菓子として想像する味に近い分満足度は高い。表面にはすっぱいパウダーが付いているが、粒は小さく味も控えめ。噛む作業が単調に感じないように上手にバランスを取ってくれている。

 

口が寂しいときのお供におすすめだ。

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グレープ味食べ比べ! 総評

一番の違いは硬さによる食感の差。ジュレの有無で『ピュレグミ グレープ』と『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』がこんなにも印象が変わるとは思わなかった。ジューシーな柔らかさを求める人は『ジュレピュレ 山梨ピオーネ』、程よい硬さと濃さを求める人は『ピュレグミ グレープ』がおすすめだ。

 

言わずもがな、弾力を求める人には『カンデミーナグミ最大勢力』がおすすめ。この硬さにハマると他のグミには戻れないだろう。

 

グミの魅力を再発見!

味や食感の違いで色んな楽しみ方ができるグミ。既に好きなブランドがある人もなんとなく食べていた人も、普段とは違うグミを食べてみるのはいかがだろうか。

 

9月3日はグミの日。前日の9月2日には前夜祭イベント『原宿グミパ』、8月28日から9月9日には渋谷ロフトで「グミウィーク2018」が行われるなど、グミ市場はますます盛り上がりを見せている。

 

来年のグミの日にはグミマイスターとしてイベントに参加してみよう。

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記者

森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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