冷酒でも燗酒でも楽しめる『上撰 白鶴 山田錦』がパッケージリニューアル! ぬる燗と上燗で飲み比べてみた

 

酒米の王様とも呼ばれている山田錦の中でも品質が高いとされる兵庫県産を100%使用した『上撰 白鶴 山田錦』が、この度パッケージリニューアルしてお目見えした。気軽に美味しい日本酒を味わえるのが魅力的だが、寒くなる季節に合わせて燗酒でいただきたい人も多いだろう。温める温度によっても変わるという味わいを確かめつつ、いただいてみることに!

 

『上撰 白鶴 山田錦』ってどんなお酒?

江戸時代から続くブランド「白鶴」を手掛ける白鶴酒造(兵庫県)。日本酒の生産量日本一を誇る灘地域にて、地元兵庫県産の酒米・山田錦を贅沢に100%した『上撰 白鶴 山田錦』が、2022年8月からパッケージリニューアルされた。

 

山田錦は大吟醸酒などの高級酒の原料に使われることが多いが、プレミアム上撰酒『上撰 白鶴 山田錦』は、そんな山田錦を贅沢に使用し風味豊かに円熟された味わいに仕上げている。お手頃な価格で楽しめるので、毎日の晩酌のお供として非常に頼もしい存在だ。

白を基調として金色が差し色的に使われていた従来のパッケージに比べて、リニューアルされたパッケージは全体的に黄金の稲穂をあしらったデザインとなっており、より華やかな印象に。サケカップ(200ml・参考小売価格 税込266円)・サケパック(900ml・参考小売価格 税込1,113円)・サケパック(1.8L・参考小売価格 税込2,181円)の3種がラインナップされている。

『上撰 白鶴 山田錦』は冷酒でも燗酒でも美味しくいただけるが、寒さが身に染み始めるこの頃。ぬる燗と上燗で身も心も温まりつつ、日本酒の豊かな風味を味わうことに。ちなみに、『上撰 白鶴 山田錦』は「全国燗酒コンテスト2022」にてお値打ち熱燗部門の金賞を受賞しているので、期待も高まる!

 

円熟した味わいをぬる燗と上燗で嗜んでみる!

燗酒は耐熱容器で電子レンジにかけるか徳利やちろりを湯せんしてつくることができる。今回は40℃前後のぬる燗と50℃前後の上燗で、それぞれの味わいの違いも確かめてみたいので温度計を使いやすいちろりを使用する。『上撰 白鶴 山田錦』をちろりに8分目くらいまで注いでいく。

鍋などで沸騰したお湯に、ちろりを入れて温める。沸騰させる際は、お湯の量をちろりを入れたときに5〜7分目くらいの高さになるように調整しよう。

沸騰したお湯に浸けて、好みの温度に温まるのを待つ。ゆっくりと温度計が上がっていくのをみつつ、日本酒の味わいを想像するのも乙なものだ。

ぬる燗の目安となる40℃前後に達したので、お猪口に注いでいく。ちなみに、燗酒の名称は日向燗や人肌燗、飛びきり燗など温度ごとに細かく分けられているので、日本酒好きなら覚えておきたいところ。

実は記者は上燗はよく飲んでいたのだが、ぬる燗で日本酒をいただくのは初めて。40℃前後と言えばお風呂の温度くらいのため、口に入れても熱さをはっきりと感じることなくグイッと飲むことができた。喉元を過ぎると、口元から豊かな日本酒の風味が感じられてほんのりと体全体が温かくなる。非常に飲みやすく温まれるので、これからの季節におすすめの飲み方だと感じた。

ぬる燗に続いて、ちろりをお湯に戻して50℃まで上がるのを待って上燗をいただくことに。10℃の違いだが、お風呂では50℃は熱くて入れない温度だ。風味や飲み口がどのように変わるのか楽しみ!

上燗をお猪口に注いでいただく。こちらも口に入れた瞬間にアツアツと感じるほどではないが、ぬる燗とは異なりぶわっと一気に口内に風味が広がるのを感じる。飲み比べてみると、日本酒の芳醇な風味をしっかりと楽しみたいなら上燗、飲みやすさとほんのりとした温かみを感じたいならぬる燗だと思えた。お値打ち熱燗部門の金賞も納得の味わいである。

冷やしても常温でも美味しいが、寒い季節こそ身に染みる燗酒で楽しみたい『上撰 白鶴 山田錦』。ゆっくりと晩酌するもよし、相性がいい煮物やローストビーフなどの料理と合わせて楽しむのもよしだ。温度によって印象も変わるので、ぜひ自分好みの飲み方を見つけて味わってほしい。

 

リニューアルされた『上撰 白鶴 山田錦』はスーパーなどの酒類取扱店で購入可能。

※お酒は20歳になってから楽しもう

 

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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