『コイケヤ ポテトチップス 牛乳味』トースト味と同発。戦場のような朝の食卓に訪れる平和部隊となるか!?

湖池屋が繰り出す『コイケヤ ポテトチップス トースト味』とともに、パン、お米、グラノーラに続く“第4の朝食”の座を狙う『コイケヤ ポテトチップス 牛乳味』。飲み物にかぶせてくるとは一体どういうことなのか、食べて検証してみよう。
殺伐とした戦場ムードになりがちな朝の食卓に派遣された平和部隊!?
『コイケヤ ポテトチップス トースト味』を食べてみて、朝食とはなんぞやという哲学的な疑問に至ってしまったが、気を取り直して『コイケヤ ポテトチップス 牛乳味』(50g・市場予想価格 税抜115円・2016年5月30日発売)を食べてみる。
封を切った途端に広がる甘いミルキーな香り。いつぞやのポテトチップス 苺のショートケーキ味」を彷彿とさせるスイーツな香り立ちである。おそらくクリームに対応しているのが揚げ油なのだろう、ケーキの香りに近い。
さて一枚。見た目はやはり通常のポテトチップスと変化なし。ひたすら甘い香りを提示してくることを除けば、見た目は異常なし。口に入れてみるとミルキーな香りが際立つ。それでいてバリバリの食感。これは新しい気がする。
ミルク味とジャガイモの相性は良好。幼い頃に牛乳をお供にポテトチップスを食べていた頃を思い出す。非常にのどかで平和な味わい。ともすればギリギリに起床して戦場のようになってしまう朝の食卓に訪れた平和部隊ともいうべきか。
どこから見ても朝食そのものという『コイケヤ ポテトチップス トースト味』が意外と物足りなかったのと裏腹に、飲み物かぶせはいかがなものかと思っていたこの『コイケヤ ポテトチップス 牛乳味』の方が“第4の朝食”の座にふさわしいと感じてしまった。
ミルキーだけどポテトの味わいという新鮮な感覚が良かったのか。トーストという朝食向きの素材そのものを意識するあまり、にせトーストとなってしまった『コイケヤ ポテトチップス トースト味』に比べてオリジナルな味わいがある分だけ、その座にふさわしい気がした。ただ甘いポテトチップスに免疫がない人だと厳しいかもしれない。記者は結構食べてきてしまっているので、そこら辺はかなり耐性がついてしまっている可能性もある。
忙しい朝、心はともすればざらつきがちだが、そんな時にこそこの遊び心のある『コイケヤ ポテトチップス 牛乳味』で一息ついて、出かけるのが良いと思う。
