『ナチュラル油搾り器』日本初! 自力で搾りたてのオイルを自宅で自作!

それでは実際にゴマ油を搾ってみる(小さい種子編)

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まずは小さい種子用のらせん棒を使い、ゴマ油を搾ってみよう。ごまはスーパーなどで売られている一般的な白ゴマ。当然ではあるが、フレッシュなオイルを搾るには新鮮な素材選びも重要になってくる。

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電源プラグをコンセントに差し込み、オンスイッチを入れると操作パネルが点灯。選択ボタンを押して、搾りたい種類の表示を選ぶ。動作ボタンを押すと、搾油スタート。スタート直後は5分ほど本体を温める為の予熱時間となっている。予熱が完了すると、ピピピッという音が鳴り、搾り動作であるらせん棒が回転を開始。

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搾り動作が開始してから、本体上部の投入口より原料を少しずつ入れていこう。ここでのポイントは素材を少しずつ投入すること。多すぎると搾油しにくくなり、らせん棒内に搾りカスが溜まりやすくなってしまう。らせん棒が回転するとそれなりに大きめの音がする。響く感じの音なので集合住宅の場合は設置場所に気をつけた方がよい。

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白ゴマを少しずつ投入していくと、手前からカスが出てくる。熱を加えながら搾油するため、素材を投入した直後からゴマの香ばしい良い香りが漂う。

 

動作時間は約30分。それ以上越えないようにする。しかし、搾油したい分量をどのくらいの時間で搾れるかなどの情報がないので、今回は白ごまの投入を終えて、搾りカスが出てこなくなってしばらく経った後、手動で止めた。

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白ゴマ大さじ10杯分を搾ってみると、約大さじ2杯分のゴマ油となった。しばらく置いておくと、クリアな部分とにごりのある部分に分かれる。クリアな部分だけだと大さじ1杯分くらいだろうか。その香り、風味、鮮度は間違いなく、とても軽くて美味しいゴマ油。当然ながら、格段の美味しさと新鮮さである。搾りカスにも食物繊維が豊富。こちらも料理に加えたりと、捨てることなく使っていきたい。

 

大豆から大豆油を搾ってみる(大きな種子編)

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次に大豆を搾ってみる。こちらは、大きい種子用のらせん棒を使う。

作業工程は同じ。操作パネルから「大豆」を選択し、動作ボタンを押す。予熱を終えてから、少しずつ投入口より原料を入れていく。大豆は、スーパーの乾物コーナーで売られている一般的なもの。白ゴマの時とは違い、素材が大きく堅いので搾油が始まるとバリバリとかなり大きな音でかなり響く感じだ。

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大豆100gより小さじ1杯分の大豆油を搾取できた。

 

白ごまの時は簡単に思えたが、大豆の時は少し手間がかかるように思えた。大きな種子はそれだけ原材料も必要になるし、種類によっては搾れる量はごくわずか。また搾りカスも大量に出る。しかしながら、搾りたてのオイルというのは、こんなにも美味しさが違うのかと、当たり前のことながら驚かされ、その味わいに感動した。

 

では次に原料ごとのできる油の量を確認してみよう。