【加熱式タバコ】10秒スタート&ブースト『glo pro(グロー・プロ)』と最軽量『glo nano(グロー・ナノ)』を2週間連用レポート!

より強さを求めるか、軽さが必要なのか

 

「アイコス」よりも喫味が弱いのがグローという定説を覆すべく登場したのが、加熱温度をアップするブースト機能搭載の高温加熱式タバコ『glo pro(グロー・プロ)』。そしてグローはミニでも重いよねという定説を覆すのが『glo nano(グロー・ナノ)』。その2機種の使い心地を実際に2週間かけて喫煙してためしてみた。

 

昭和エレガンスムードの『glo pro(グロー・プロ)』は短期決戦スモーカーに最適化されたパワフル機種

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン『glo pro(グロー・プロ)』(約98g・希望小売価格 税込4,980円・2019年10月3日発売)は、「アイコス」、グロー・センス以外の「グロー」、「プルーム・エス」と同様の、喫味の強い高温加熱式タバコに分類される。デラックスなデザインからもわかる通りまさにプロ仕様の趣きのあるデバイス。喫煙にプロも何もないけれど、確かに最強なムード漂うデバイスである。

何しろ心臓部が変更になった。熱源が従来のヒーター加熱から、キッチンでおなじみのIH誘導加熱方式になっているのである。そのため、葉の部分にだけ素早く選択的に熱を集中させることができるようになった。

ボタン長押しで起動する。通常モードは3秒(1回バイブ)、ブーストモードは5秒長押し(2回バイブ)

これによって誕生したのがブーストモードである。これにより「グロー」の加熱温度を約240℃から280℃にアップさせてしまうのだ。ブーストせずに通常モードで使うと従来の約3分半から約4分間に使用時間は伸びているのだが、ブーストすると約3分間に喫煙時間は減少する。しかしそれを補って余りあるほど喫味が強くなる。

通常モードで一服

ではなぜ喫味が強くなるか。それはタバコ葉は高温で熱すれば熱するほど、喫味が強くなるからだ。「プルーム・エス」採用の約200℃が最低ラインで、通常「グロー」の約240℃で少し強くなり、約280℃でかなり強くなる。ただ「アイコス」は約300〜350℃なのでほぼ燃焼に近いほど高温だ。しかもそこまで熱するとニオイの問題がかなり大きくなるというデメリットがある。

ブーストモードでは蒸気が濃厚に

正直なところ、ブーストモードを体験してしまうと、通常モードで吸う気にはなかなかならない。10秒起動も魅力的で、20秒を長く感じてしまうから人間というものは……。2週間連用してみたが、ついついガチッとした喫味が欲しくて、5秒長押ししてしまうことが非常に多かった。もともとチェーンスモーカー傾向があったので、3分間吸えればいいという個人的な好みもあると思う。

「neo」シリーズとブーストモードで最高レベルの喫味へ!

さらに『glo pro(グロー・プロ)』は約20本連続使用可能なので、3分×2本程度でけっこうな満足度を得られる。おすすめは喫味の強い「ネオ」シリーズだ。熱っとなりそうな蒸気が、濃厚なキックとともに堪能できる。

 

 

さらにグローファンの根拠の一つである、「KENT」が吸えるというのも大きいが、これもブーストモードでよりしっかりした味わいが立ち上がる。レギュラー系はもう、紙巻きタバコの「KENT」がもつアメリカの大学生的な少し甘い味わいをしっかりと感じられるのがいい。

 

ただブースト使用ばかり連続すると、3本経過したあたりで本体が持てないほどではないが熱くなった。連続しなければ問題はない。また実用的なポイントで言うと、充電がアイコス3にも採用されているUSB Type-Cになったのに注意。従来の周辺機器を使いたい場合は変換コネクタなどが必要になってくる。ただ世の中の流れには合っているので、最新デジタルデバイスを持っている人にとっては、むしろうれしいかもしれない。

 

 

お手軽コンパクトで軽快に楽しめるミニマルな魅力の『glo nano(グロー・ナノ)』

以前「グロー・シリーズ2・ミニ」が登場した時、ソウジャナイ感で叫び出したくなったなら、この『glo nano(グロー・ナノ)』がお待ちかねのモデルかもしれない。というのも多少細長くなっているが、とにかく軽いのだ。「グロー・シリーズ2」は約102g、「グロー・シリーズ2・ミニ」は約86g、今度の『glo nano(グロー・ナノ)』は約61gである。

従来のグローはどれも胸ポケットに入れると重みでポケットが垂れ下がる傾向があったが、今度は大丈夫。スリムなので、専用スティックの箱も一緒に入れやすい。機能的には従来のものと変わらず、軽くなっただけという製品だ。

ボディは軽いが従来通りの味わい

ただこれだけ軽いと、実に気軽。常にポケットに入れておいて、喫煙所を見つけたらサッと瞬間スモーキングという傾向のある人には、この手軽さがいいと思う。

左がナノで右がプロ。スティック挿入口は同じ

連続使用本数は約10本と少なめなので、オフィスなどで充電環境が常にある人に向いていると思う。

 

 

『glo pro(グロー・プロ)』と『glo nano(グロー・ナノ)』、どちらを選ぶ?

1本を長く吸いたい人には、喫煙時間が約3分になってしまう『glo pro(グロー・プロ)』のブーストモードは向いていない。通常モードでは、逆に今までの約3分30秒が約4分になったのは、うれしいところだろう。各々のチェーンスモーク傾向で判断したい。ただ本気で長く吸いたいなら、約6分間の「アイコス」にはかなわない。

充電はナノ(左)が従来通りのMicro USB、プロ(右)はUSB Type-Cだ

それでもやはりタバコは嗜好品なので、「KENT」の味が好きだ、途中で押し潰してパワフルに味わいを追加するカプセルメンソールが大好き、「ネオ」の洗練された濃い味わいが好み、「アイコス」ほどニオイが強くない方がいいという人にはとても向いている。

実はLEDも少し違う。ギザギザになっているのがプロ、まろやかなのがナノ

『glo nano(グロー・ナノ)』はなるべく手軽に喫煙を楽しみたい人のためのミニマルなデバイス。これといった特徴はないけれど、とにかく軽いデバイスを欲しい人におすすめだ。2週間使ってみて、この重量は非常に快適だった。

 

 

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清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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