【加熱式タバコ】ニオイの少なさで人気の低温加熱式の新顔『glo sens(グロー・センス)』をためしてみた!

グローにも低温加熱式タバコが追加に!

 

ひと口に加熱式タバコといっても、アイコス(PMJ)、既存のグロー(BAT)、プルーム・エス(JT)が採用している喫味の強い高温加熱式と、JTの「プルーム・テック」「プルーム・テック・プラス」が採用しているニオイの少ない低温加熱式の2種類が存在した。そこに東京都在住者限定で登場したBATによる低温加熱式タバコの『glo sens(グロー・センス)』。さてどんな吸い心地なのか、ためしてみたい。

爆煙系VAPEフィーリングでニオイ問題ほとんどなし。ニコチンよりもフレーバー重視で交換が手軽なポッド式!

それまでJTの「プルーム・テック」「同プラス」のみが展開していた低温加熱式タバコ。喫味が紙巻きタバコに近いが、その分それなりにニオイを発生してしまうのが高温加熱式。対して、ほぼ無臭に近いが喫味は軽めの低温加熱式というのが違いだ。ただJTは30℃加熱の「プルーム・テック」だけでなく、40℃加熱の「プルーム・テック・プラス」で喫味も大幅にアップすることに成功した。

そんな中登場したのが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BAT)『glo sens(グロー・センス)』(48g・希望小売価格 税込3,980円・2019年8月19日発売)である。果たしてどのような仕上がりになっているのか、気になるところだ。

 

加熱したリキッドを粉末状のタバコ葉に通してニコチンを気化させるプルーム・テック同様の仕組み。途中離脱、再開も可能!

『glo sens(グロー・センス)』の構造は、本体に装着したリキッド入りフレーバー・カートリッジを熱して蒸気を発生させ、それを先端に取り付けたタバコ・ポッドの中の粉末状タバコ葉を通すことでニコチンを気化させて、吸い込むようになっている。構造としてはプルーム・テック、同プルーム・テック・プラスと同様の仕組みだ。

左がフレーバー・カートリッジ、右がタバコ・ポッド

デバイスは、近年VAPEシーンで流行しているリキッドの補充や手入れが必要ないポッド式を採用。手を汚すことなくパパッとカートリッジを交換できる。吸い口(ドリップチップ)部分にプルーム・テックのたばこカプセルを取り付けて、VAPEデバイスでニコチン感を得ている互換機ユーザーにはおなじみの仕組みとも言える。

充電は汎用性の高いMicro USBで、急速充電にも対応。

48gと非常に軽いのもポッド式VAPEに近い。使用する専用カートリッジは「neo pods(ネオ・ポッド)」(税込490円)と呼ばれ、タバコ・ポッドが3個、そのための蒸気を発生させられるフレーバー・カートリッジが1個入っている。

タバコ・ポッドをよく見ると、粉末状のタバコ葉が!

「neo pods(ネオ・ポッド)」1箱で吸えるのは、タバコ・ポッド1個あたり60回なので、3個で180回。紙巻きタバコ1箱分というのが目安だが、プルーム・テックのように60回吸うとLEDが点滅するわけではないので、自己判断となる。味がなくなったら交換というおのれの判断に頼るしかない(普通のことだが)。

「プルーム・テック・プラス」(写真上)「プルーム・テック」(写真下)とともに低温加熱式タバコの選択肢が3つに!

左から3番目の「glo series2 mini」と大きさはあまり変わらないが、重さは87gから48gへ激減

 

実際問題として、喫煙は各人それぞれのクセがある。長く吸い込む人、短く吸う人、そのスタイルによって味抜けの回数は変わってくるので、あくまで目安として考えたい。

 

 

ブワッと蒸気が大量に発生する『glo sens(グロー・センス)』は深呼吸のように吸い込むDL方式の吸い方が適している

起動はおなじみのグローならではの円形LEDボタンを3回クリックするだけ。プルーム・テックで採用されている自動吸引スイッチと違い、吸う間ボタンを押さないと蒸気を発生させない。VAPEでよくある方式である。

この方式の利点は、自動吸引タイプが吸気を感知してスイッチが入るがゆえに蒸気発生が一拍遅れるのに比べて、最初から蒸気が発生しやすいというメリットがある。デメリットは面倒というところか。慣れると別に気にならないが。

 

『glo sens(グロー・センス)』の吸い心地はどうか?

「neo pods(ネオ・ポッド)」の箱の中身をセットするのは、簡単。カチカチと順にはめていけばいい。フレーバー・カートリッジにはゴム製のカバーが上下にがっちりはまっている。

吸い心地は軽いが蒸気はドバッ

ボタンを押しながら吸う。蒸気は軽め。吐き出すと思ったより大量な爆煙タイプだ。普通に吸うとスロートキック(のどへの圧)があまりないタイプだ。ちなみにこういう場合は口の中に蒸気をためて3秒程度待ち、吸い込むことでキックを感じることはできる。

 

 

ただ蒸気が大量に発生する爆煙タイプと考えると、そうしたMTL(口に一回蒸気をためてから吸い込む口吸い方式)よりも、DL(深呼吸のように一気に肺まで吸い込む肺吸い)が適しているようだ。

 

 

感覚的には「プルーム・テック」30℃と同等程度の加熱なような気がする(加熱温度は現時点で非公開)。加熱式タバコもVAPEもリキッドには通常グリセリン類を添加している。味とキックが出やすいPG(プロピレングリコール)とVG(植物性グリセリン)を混合するのが基本だ。

DLがおすすめ

PGはさらりとした液体で、スロートキックが出やすいがごく稀にアレルギー反応を起こすことがあり、VGは蒸気が多く出てアレルギーを起こしにくいが、キックは少なく、甘みのあるどろりとした液体という特徴がある。そのことから、「neo pods(ネオ・ポッド)」に使われているものはVG比率が高めと推測される。

 

 

その判断はおそらくフレーバーをたっぷりの蒸気で味わうというコンセプトから来ているのだろう。VAPEユーザーで日頃からVG多めのリキッドを好む人におすすめのデバイスになっている。

 

 

では現在6種類リリースされている「neo pods(ネオ・ポッド)」の各味をレポートしたい。

「ネオ・リッチ・ブレンド・ポッド」

レギュラー系のタバコ味。豊かで深みのあるアロマティックなフレーバーということだが、いわゆるVAPE用リキッドによくあるタイプの甘みとナッツ感を感じるタイプ。紙巻きタバコの味を期待すると「違う」となると思う。

 

 

ただ全体的に甘さが支配する中で、焦げたような風味も感じるので、メンソールが苦手な人にとっては良いかも。

 

 

「ネオ・メロー・ブレンド・ポッド」

 

レギュラータイプ。ほんのりバニラが香るまるみのある豊かなフレーバーとのことだが、バニラは香るものの「ネオ・リッチ・ブレンド・ポッド」より甘くない。すっきりとシンプルな仕立てで吸いやすい。

「ネオ・クリスタル・メンソール・ポッド」

 

メンソールタイプ。グローといえばメンソールの強さが人気だ。この極寒メンソールの刺激が広がるフレーバーにも当然期待が高まる。極寒かと言われると、そうでもない。MTLで吸うと、上品なスペアミント的な甘みが広がるメンソール味。

 

 

DLで吸うと喉奥まで程よい刺激が通り抜けて、気持ちいい。辛すぎないギリギリのラインなので、爽快感がある。

 

 

「ネオ・ブリーズ・ミント・ポッド」

 

メンソールタイプ。メンソールとペパーミントがほんのり香る爽やかなフレーバーということで、ペパーミント特有の辛味が刺激となってピリッとくる。DLで吸うと、扁桃腺全体を満遍なく刺激してくれて、かなりのリフレッシュ感だ。

「ネオ・サンシャイン・ベリー・ポッド」

 

フレーバーメンソールタイプ。加熱式タバコだけでなくVAPEでも人気のベリータイプだ。ブルーベリーのような香りが広がる、爽快なメンソールフレーバーということだが、まさにその通り。ブルーベリーガムのようなふんわりとした甘酸っぱさのある蒸気が心地いい。そしてペパーミント系の辛みがさらにフレッシュさを強調する。

 

「ネオ・エレクトリック・フルーツ・ポッド」

 

フレーバーメンソールタイプ。甘くスパイシーな赤いフルーツの香りが広がるフレーバーとのことだが、甘いフルーツ感は女性ウケも良さそうだ。スイーツ感をたたえて、メンソール感で締める、そのバランス感が美味しい。

現状、入手は東京都在住者のみ、gloオンラインストア、gloストア青山、 gloストア吉祥寺で数量限定で可能だ。低温加熱式のニオイの少なさに魅力を感じている、どちらかというとニコチンよりもフレーバーを大切にしたいという人におすすめだ。

公式サイトはこちら

この記事が気に入ったら いいね!しよう

おためし新商品ナビから情報をお届けします

記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

photo by 清水 葉子

トラックバック