『ダイドーブレンド デミタス微糖』自販機定番の小さな巨人「デミタス」シリーズが全面リニューアル!

このサイズ感がたまらない!

 

イケメン俳優・松田龍平とお茶目な強面俳優・遠藤憲一がヒーロースーツに身を包んだCMでも話題(声優・歌手の竹達彩奈も出演)の『ダイドーブレンド デミタス微糖』。自販機系缶コーヒーブランド大手として名高いダイドーの小さな巨人「ダイドーブレンド デミタス」シリーズはこのタイミングでリニューアルとなった。

ちっちゃくて濃い口のハードボイルドな缶コーヒーが、大人の心に安らぎを与えてくれる!

 

自販機系缶コーヒーブランドの雄・ダイドードリンコ。”ドリンコ?”と言う人もいるだろうが、Dynamic+Do+Drink+Companyの造語でできた会社名で、最後のカンパニーは会社じゃなくて仲間の意味。直訳すると「ダイナミックに活動するドリンク仲間」。何だかすごいではないか。

日本では自販機売り上げ率の高いメーカーとして君臨、世界でも一昨年前、高級チョコのゴディバを擁するトルコのユルドゥズ社を買収したことでも知られる。ゴディバの親会社がダイドードリンコって、やはり何だかすごい。

ともあれダイドードリンコ『ダイドーブレンド デミタス微糖』(150g・希望小売価格 税抜115円・2017年9月11日発売)といえば、いわゆる180g程度のイチキュー缶よりも小さい150g缶でおなじみのストイックな缶コーヒー。ひときわ小さいので贅沢であり、フランスで食後に飲む濃いコーヒーを表しているデミタスの名の通り、濃い目の味わいが特徴だ。1992年に誕生し、微糖が登場したのは2009年。初の大型リニューアルとなるわけだが、缶の印象の基本が変わらないところが頼もしい。

糖質を気にする人にもオススメだ。

 

ただ近年缶コーヒーも様々に進化しており、濃い口コーヒーも珍しくなくなってきた。そんな中、ダイドーはどうしたかというと、従来品よりプレミアム豆を中心に豆量を1.5倍に増量、浅煎りと深煎りの二段階抽出でコクをさらに深めることで対処した。なるほど、直球で朴訥で、さすがなダイドースタイル。それでは実際に飲んでみようではないか。

香料不使用はさすが!

 

プルタブを落とすと、ふわりと香る高品質な珈琲豆の良い香り。アロマをグッと吸い込みつつ、飲んでいくと、ミルキーな生乳の味わいとともにコク深い甘みのあるコーヒーの味わいが広がってくる。濃い、でもしっかり甘いという、労働で疲れた時にうってつけの味わいは流石の微糖。ちなみに同時発売で「ダイドーブレンド デミタス 甘さ控えた微糖」というのもあるので、さらに苦味走りたければそちらをどうぞ。

そもそも勘違いしてはならないのは、微糖というのは砂糖が少ないということで、甘味料などで味調整をしており、オリジナル味に比べてより甘いことがほとんど。カロリーを機にするかどうかの判断基準で、味わいとは別なので念のため。

グイッと飲めば、一気飲みも可能なこの絶妙なサイズ感。大方の人は2口くらいだろうか。しかし濃い目のコーヒー感と甘さが瞬間リフレッシュしてくれるこの感覚は捨てがたい。量的にコスパがどうとかいう問題ではない。短い時間でリフレッシュしてくれる機能性ドリンクだと考えてもらいたい。

 

 

入手はやはり自販機でゴトンという音とともに手に入れたい。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック