『サントリー -196℃ 山形県ラ・フランスのお酒』高級ブランド果実の味わいをふんだんに取り入れたチューハイ

ルーツ王国の異名を取る山形県。そして秋のフルーツの代表格となる名産洋なしこそ「ラ・フランス」。というわけでサントリースピリッツからいち早く秋味が楽しめる『サントリー -196℃ 山形県ラ・フランスのお酒』(350ml・希望小売価格 税抜151円・2015年8月11日発売)が登場。

 

洋なしといえばもぎたては固くてあまり美味しいものではない。しかし放置して熟成させると何とも高級感のある香りが出てくると同時に果肉も柔らかく甘くなり絶品の味となる。

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正直、洋なしの味わいは日本のなしとは別物と考えた方が自然だろう。中でも山形県産のラ・フランスと言えば一大ブランド。その味わいを缶チューハイで気軽に味わえるというから贅沢だ。

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とはいえ、高級品なのでどうせちょっとだけしか入ってないんでしょ? と半ば諦め気味に原材料表示を見ると、なんとトップにラ・フランスが来ているのに驚き(※原材料名は多い順に表記される)。ちょっとばかり襟を正して、さあ試飲。

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プルタブを落とすと思ったよりもはるかに芳醇なラ・フランスの香りが漂いだしてきたのに驚く。香りは強くないが、その分自然で甘やかな香りが上品だ。グラスに注ぐとほとんど無色透明。

グビリと一口飲むと強めの炭酸が弾け、その後に果実の甘さと香りが広がる。これは美味しい! 缶チューハイという域ではかなりの高品質。特有の-196℃製法で丸ごと果実を冷凍、アルコールに浸漬させた手法が最大限にその効力を発揮している。

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お酒としての美味しさはもちろん、ラ・フランスの魅惑の風味が加担していることも確か。上質なリキュールテイストはそのせいなはず。アルコール分は5%とチューハイ標準。甘くて飲みやすい缶チューハイとしてグビグビ飲んでいくにはもったいない気がしてしまう上品な後味。もちろんアルコール初心者も美味しいだろうが、中級者以上もこの味わいなら納得するのでは?

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通常の缶チューハイだったら揚げ物と一緒にガバガバいきたいものだが、この『サントリー -196℃ 山形県ラ・フランスのお酒』なら、職人気質で焼き上げた秋鮭などとともにゆっくり味わうのが良いと思う。

ファミリーマート限定で数量限定発売。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:サントリー -196℃ 山形県ラ・フランスのお酒

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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