ボディから芯まですべて金属の鉛筆!? 『メタルペンシル metacil(メタシル)』は削らずに約16km書けて、消しゴムで消せる鉛筆

すべてが金属でできた鉛筆の書き心地はどんな感じ!?

 

鉛筆を削る必要が無く、長時間書き続けられる『メタルペンシル metacil(メタシル)』はすべて金属で出来ている鉛筆。芯の摩耗が少なく、書いていても簡単には折れない。それでいて、いつもの消しゴムで簡単に消せるらしい。実際に、使いやすさをためしてみよう!

 

金属で作られた鉛筆を使ってみよう

サンスター文具(東京都)は、使いやすさやちょっとしたアイデアが形になった、他にはないアイデア文具を数多く手がけている。

今回ご紹介するのは、『メタルペンシル metacil(メタシル)』(全6色・希望小売価格 税込990円・2022年6月発売)

 

普通の鉛筆との違いは!?

軸も芯もすべて金属

メタルペンシル(金属鉛筆)とは芯が黒鉛を含んだ特殊合金で作られており、筆記時に紙との摩擦で生じる黒鉛と合金の粒子が紙に付着することで筆跡となる筆記具。

 

一般的な鉛筆は黒鉛と粘土を合わせて作られたもので、その割合によって芯の硬さや色の濃さに違いがでる。顔料を細長く固めた鉛筆芯を木でできた軸で囲んでおり、私たちがよく使う鉛筆はこちらのタイプ。

 

摩耗が少ないから、長く書ける

本体サイズ:W7.8×H160×D7.8㎜

重さは14gで重量感があるが、軽い摩擦で書けるから重さはそこまで気にならない。

マットなメタリック感がかっこよく、洗練された印象を与えてくれる筆記具。削らなくても長い時間書き続けることができ、折れにくいのでいつでもサッと筆記ができるのも魅力。筆記可能距離はなんと約16kmなんだとか。

 

2H程度の色の濃さ

芯は硬く、鉛筆の2H程度の濃さだから、薄い筆記に使用するのはもちろん、普段の筆記にも使うことができる。「metacil(メタシル)」は、強い力は必要なく軽い力ですらすらとなめらかにかけるので、力の弱い子どもでも使える。

 

金属だけど、消しゴムで簡単に消せる

芯は合金素材でできているが、通常の鉛筆のように一般的な消しゴムで消すことができる。

 

水彩画やイラストの下書きに

水や水性マーカーなどと滲まないのも特長のひとつ。水彩画やイラストの下書きとして、後から消したいという時にも使える優れもの。紙の上で濁りにくく、消した跡も目立たない。

デッサンなどの濃淡が欲しいものには、濃い色が出る鉛筆と組み合わせるのがおすすめだ。

折れにくい鉛筆だから、筆記に集中できるので、速書きなどにも活用できるかも。

 

メタリック感もかっこいい

芯はすべて同じ

ボディのカラー展開は全部で6色。左から、ブラック、ホワイト、ネイビー、ベージュ、レッド、ブルー。芯はすべて同じ色なので、自分の好みに合わせて選ぶことができる。

筆記具でありながら、どこかメカニカルな道具を使っている気分になるのも面白い。また、安定して書けるので、イラストなどの下書きで、描いた線を残したくない時などに『メタルペンシル metacil(メタシル)』を使ってみよう。全国の文具店などで購入できる。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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