【ご当地豚骨カップ麺対決】『焼豚ラーメン』vs『カップSUGAKIYAラーメン』【食べ比べ】

 

豚骨をダシにぐつぐつと骨のゼラチンが溶け出るまで煮出し、白くてクリーミーなスープで食べる豚骨(とんこつ)ラーメン。九州で1947年に発祥し、1970年代に全国区に広がった、ポークの旨味が強力で濃厚な味わい。今回はご当地定番豚骨カップ麺2種を、【ご当地豚骨カップ麺対決】『焼豚ラーメン』vs『カップSUGAKIYAラーメン』と題して、食べ比べてみた。

 

佐賀、名古屋、ご当地で愛され続ける豚骨カップ麺2種。同じ豚骨でもまったく違うキャラクター!

ご当地カップ麺自体は、近年どこでも見かけるようになった。しかしご当地で愛され続けている地元メーカーの製品となると、これまでは”九州フェア”などのデパートの催事場で見かけることが通常だった。

しかし最近はロジスティクス(物流)の発達なのか、都内のスーパーやコンビニでもけっこうな確率で目にするようになった。今までは食べて好きになっても次にいつ食べられるかわからないなら手を出さないでおこうという気持ちだったのだが、これはそろそろ本腰入れて食べても良さそうだと感じたのである。

 

 

サンポー食品『焼豚ラーメン』


佐賀県のご当地カップ麺が、サンポー食品株式会社(佐賀県三養基郡)の『焼豚ラーメン』(94gうち麺72g・希望小売価格 税込208円・発売中)である。豚骨ラーメン発祥の地である久留米のラーメンのおいしさを、もっと多くの人に味わってもらいたいと、1959年に棒状ラーメン「三宝(みたから)ラーメン」をリリース。その基本を受け継いで1978年に登場したのが「焼豚ラーメン」だ。


熱湯3分の湯入れ後、くさい、とてもくさい。添付の生の紅しょうがを混ぜるといくぶん軽減されるが、それでも関東人的にはやっぱりくさい。でも食べてみると、そのぶんおいしいという印象だ。強力な旨味とこってりによく合う油揚げめんで、魅了してくれる。


オフィスなどでは食べにくいと思うが、リモートならいける。白いスープの滋味深さ、お店よりもチープかもしれないが、わかりやすい駄菓子的なおいしさもある。おやつに食べたくなる味である。ペランとした焼き豚も、サラミ感のある油タイプたっぷりでクセになる。


入手は九州地区のスーパーや九州物産展、通販などが中心だ。


公式サイト

 

 

寿がきや食品『カップSUGAKIYAラーメン』


三つ編みが常に上に跳ね上がっている独特の髪型のキャラクター・スーちゃんでおなじみの、名古屋のソウルフード的立ち位置のご当地カップ麺が、寿がきや食品株式会社(愛知県豊明市)の『カップSUGAKIYAラーメン』(100gうち麺65g・希望小売価格 税込237円・発売中)である。


おおもとは昭和37年に日本で初めてスープの粉末化に成功した「中華スープの素」。翌年に誕生した寿がきや食品は長い時を経て、平成6年にチルド食品「生寿がきやラーメン和風とんこつ」を発売。そこから6年かかってカップ麺化した。


通称”スガキヤ”、九州ではない名古屋ならではの和風とんこつ味。どんな味なのだろうか。

 

ノンフライ麺採用で、湯入れ5分。豚骨とは言ってもくさくない。どろどろの液体スープを投入してもくさくない。仕上げの小袋を入れても、かつお感のある和風だしの香り。


かやくはチャーシュー、メンマ、ねぎ。食べてみるとつるつるもっちりした太めの麺が比較的あっさりした豚骨味とともに、独自路線のおいしさを生み出す。がちっと旨いというよりは、日常的なじんわりしたやさしいおいしさだと思う。

 

入手は基本的に名古屋のスーパーや名古屋物産展、通販などで可能だ。

公式サイト

 

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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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