胡椒マシマシ!『世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン』がうまスパイシー!
ローソンで見つけたド派手なパッケージのカップ麺、『世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン』は、「幻の手羽先」の味わいをイメージして作られたスパイシーな1杯。本家手羽先はあっという間に食べてしまうほどクセになるというが、こちらの商品はどんな味に仕上げられているのだろうか。いざおためし!
辛っ! 完飲出来ないほどスパイシーなスープ。具材の味付鶏肉そぼろがたっぷり入って食べ応えあり
ローソン限定(サンヨー食品製造)で発売されていた『世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン』(102gうち麺70g・実勢価格 税抜232円・発売中・都内ローソンにて購入)。分かる人にはひと目でわかる、「世界の山ちゃん」を象徴するド派手なパッケージと手羽先が目印のカップ麺だ。
「世界の山ちゃん 幻の手羽先」は、株式会社エスワイフード(名古屋市中区)が経営する居酒屋「世界の山ちゃん」が提供する手羽先のこと。そのあまりの美味しさに卓上からあっという間になくなってしまうことから、「幻の手羽先」と呼ばれるようになった。その味の特徴は、とにかくスパイシー。秘伝の合わせコショウを利かせたピリ辛となっている。
『世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン』はその味わいをイメージして作られたもの。パッケージにも書かれている通り、スパイシーで辛い、けどもう1杯食べたくなるような旨さに仕上げられている。
実はローソンと「世界の山ちゃん」のコラボ歴は長く、2013年9月発売の「からあげクン 世界の山ちゃん監修幻の手羽先風味」を皮きりに、お弁当やホットスナックなどを販売。ローソン(製造はサンヨー食品)との付き合いは長いので、その味を熟知しているはず。これは期待が持てそうだ。
タテ型ビッグサイズなので、お湯の量は少し多めの420ml。待機時間は3分。
仕上げの小袋を入れて良くかき混ぜれば完成だ。
香りは濃厚な鶏ガラ醤油といった感じ。スパイシー感はありつつも、辛さはまだ感じない。
油揚げ麺は細めの縮れ丸麺。スープをしっかりと絡めてくれるのでスパイシーさがメイン『世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン』との相性はばっちり。故障の効いた味わいを堪能できる。ただし、麺の主張が薄いので食べ応えは少々物足りない。それを補うためのビッグサイズなのかもしれない。
*麺はすぐに柔らかくなるので、3分待たずに食べた方がいいかもしれない
肝心のスパイシーさは、一般的なラーメンや即席めんに比べると明らかに胡椒が効いているのが分かる味付け。初めは割と平気だが、食べ続けていると次第に唇が痛くなるようなそういうスパイシーレベル。スープを完飲するのはちょっと厳しい。だが、この旨辛具合は唐辛子系の辛さとは違う意味でクセになる美味しさ。ハマってしまいそうで怖い。
もう1つ驚いたのは具材の量。味付鶏肉そぼろ、キャベツ、ピーマン、ねぎが入っており、中でも味付鶏肉そぼろは表面を覆いつくさんばかりの数。しかも、1つ1つの味付けがしっかりとされていてまるで手羽先を食べているかのような濃厚な味わい。スープとともに食べればスパイシーな手羽先風味の完成だ。
麺は少々物足りないが、スープや具材など他の面で食べ応えや刺激があり美味しかったと印象に残る1杯。「幻の手羽先」の味を再現したとは言い難いが、イメージは十分に感じられた。スパイシーさに飢えている人には、チャレンジしてみてほしい。
全国のローソンで発売中。
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photo by 尹 哲郎