PR大使の競泳メダリスト・松田丈志さんもプレイ!東京2020五輪公式ゲームの詳細が発表

 

先日開催された『セガフェス2019』にて明らかにされた、セガゲームスが手がける東京2020オリンピック公式ゲーム第1弾『東京2020オリンピック The Official Video Game™』のプレス発表会が開催! ゲームのPR大使を務める競泳メダリスト・松田丈志さんも登壇した発表会の模様と、ひと足先にプレイした本作のポイントをご紹介する。

 

東京2020オリンピックゲームの魅力を松田丈志さんが紹介!

PS4およびNintendo Switch™用ソフトとして発売予定の『東京2020オリンピック The Official Video Game™』。それぞれの競技で記録を目指してコツコツと努力するもよし、パーティーゲームとして友達同士で盛り上がるもよし、オンラインモードで世界中のプレイヤーと対戦することもできる。

発表会では、前回のリオデジャネイロ五輪をはじめ3大会連続でメダルを獲得した元競泳選手の松田丈志さんが登壇。

「僕自身大好きなオリンピックが東京に来るというだけで嬉しいですが、リオ五輪では選手村でもゲームをやっていたので、PR大使に就任できて非常に嬉しいです。全力でPRしてオリンピックと同じくらいゲームの世界も盛り上がるように力を尽くしたいです」と挨拶した。

続いてコンセプトムービーが上映され、東京2020オリンピックの正式競技から15種目以上が収録されていることが明らかに。今大会から正式種目となったBMX(バイシクルモトクロス)やおなじみの陸上競技・野球・バスケットボール・ボクシングなどをリアルに楽しむことができる。

体型や顔も自由にセレクトできるアバターを作成して、自分の分身として出場させることが可能。フェイスペイントもふくめたコスチュームも豊富に用意されている。

松田さんからも「会場は、現在建築中のオリンピックスタジアムと同じように制作されているので、そこも見どころです。競泳会場となる東京アクアティクスセンターもリアルに再現されているので、後輩にもプレイしてイメージトレーニングをするように言っています」と、リアルに作られた会場の感想が告げられた。

ペース配分が大事と語られる200m個人メドレーに、現役時代そっくりに作られたアバターで挑戦した松田さん。バタフライや平泳ぎなど泳法によってスティック操作が異なり、タイミングよくボタンを押すことでターンも綺麗に決めることができる。見事に世界記録を樹立して「マイケル・フェルプスに勝ちました!」と喜びのコメント。

続いて卓球のユニフォームに身を包んだ松田さん(のアバター)が新鮮な1戦。スペシャルショットのバックハンドを決めてマッチポイントとなり、こちらも見事に勝利となった。

陸上競技は100mをプレイ。予選ではスタートダッシュを決めてダントツ1位で余裕の通過。実際の競技同様に徐々にレベルが上がっていく中、大会の進行に合わせて日光が傾いていくなど細かいリアルさも。決勝ではボルト越えの9.183 秒というベストレコードを記録。「最後の胸張りがうまくできたら、夢の8秒代に行けたかもしれないですね」とアスリートらしい一面も見せていた。

発表会の最後には、松田さんより『東京2020オリンピック The Official Video Game™』の発売日情報が公開。PS4およびNintendo Switch™両機種ともに、実際の開会式の1年前となる7月24日(水)の発売となり、希望小売価格は4,990円(税抜)となる。

 

夢のオリンピックの舞台に、いざ出場!

発表会のあと、記者も『東京2020オリンピック The Official Video Game™』を実際にお試ししてみた。学生時代は運動に自信がなかったが、ゲームとなると話は別。まずは野球をプレイしてみることに。

 

ストライクゾーンが9つのゾーンに分かれており、投手側は球種とコースを指定して投球。バッター側はどのコースに来るのかを予想してカーソルを合わせてタイミングよくスイング! 操作方法にさえ慣れてしまえばシンプルで奥深い野球ゲームとして、世代を超えて楽しめそう。ちなみに、開放感ある横浜スタジアムの再現度もバッチリだった。

続いて注目の自転車競技・BMX(バイシクルモトクロス)に挑戦してみた。ボタンを連打して自転車を漕いでいき、ジャンプ台に差し掛かったらタイミングを合わせて別ボタンを押すと綺麗にジャンプを決められる。そのタイミングこそ難しかったが、見事1位で予選を通過! なかなか自分では出来ない競技も、ゲームを通じることで身近になりそうだ。

最後は迫力のハンマー投げ。スティックを回転させて、タイミングよくハンマーをリリースして飛距離を競い合う。こちらでも見事ニューレコードを記録してゲーマーの面目躍如とした。

競技ごとに操作方法が違うが、どれも何度かプレイすれば自然と身につくシンプルなもの。シンプルゆえに突き詰めてやりこむこともできるので、実際の東京2020オリンピックの開催を前に、ひと足早くゲームでオリンピックを楽しんでみてはいかがだろうか。

 

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加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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