完全遮光生地なのにわずか102g!世界最軽量クラスの日傘『HEAT BLOCK』は買う価値あり?実際に使ってみた!

これからの季節、日傘にはこだわりたい!という女性も多いはず。6月15日発売の『HEAT BLOCK』(ヒートブロック)は、世界最軽量クラス102gという驚きの軽さで、「完全遮光生地」を採用した折りたたみ日傘。お値段6000円はダテじゃない?

6月15日発売!『HEAT BLOCK』はハイスペックな折りたたみ日傘!

近年の日本列島はどうもおかしい、暑すぎる。そんな気がするのは記者だけではないはず。まもなくやってくる灼熱の夏を生き抜くためには、どうしても「日傘」が手放せない。今年こそ最強に使える日傘を見つけたい!

 

アンベル株式会社(愛知県名古屋市)から新発売の『HEAT BLOCK』(ヒートブロック)(102g・希望小売価格 税抜6,000円・2018年6月15日発売)は、世界最軽量クラス「102g」かつ「完全遮光生地」という高スペックな折りたたみ日傘。今最も「最強に使える日傘」に近い存在だと噂される話題の商品だ。

 

折りたたみ日傘といえば、いつでもバッグに入れておけるコンパクトで大活躍するアイテムだが、ずっと日傘をさしていると腕や手首がだるくなってきたり、何回も使用していると生地が色あせてUVカット効果がいつの間にか低下していたり、何気に悩みの多いアイテムでもある。近年では「マイナス○度」と遮熱性をアピールする商品も多いが、使用環境によってかなり体感が異なってくるので「ちょっと怪しくないか?」と思っている人もいるだろう。

 

今回ためしてみる『HEAT BLOCK』は、UVカット率99.9%であり、なおかつ太陽光を完全にシャットアウトできる「完全遮光生地」の日傘! 生地の裏面に遮光フィルムを接合した2層構造で、生地が破れたりしない限りその遮光効果は半永久的という優れものらしい!※第三者検査機関による遮光性の検査で遮光100%を確認済み

しかも風速15m/sまで耐えられる耐風構造。風速15m/sというと大人がよろけるくらいの風で、屋根瓦がはがれるくらいか。時速50km/hで走っている車の窓から顔を出した感じくらいとも言われていて、なかなかの耐風力だと思われる。ちなみに晴雨兼用なので、毎日バッグに入れておいて損はない。これは実際に使ってためしてみなくては! すでに30度を超える暑さになっている今、『HEAT BLOCK』を持って検証に行ってみよう。

超合理的!『HEAT BLOCK』には欲しい機能が勢ぞろい!

晴雨兼用でこのスリムさと軽さはすごい!

『HEAT BLOCK』は、使用時のサイズ直径約78cm×全長47cm、収納時のサイズが直径約4cm×全長21cm。折りたたんでいると、ちょっと長いペンケースくらいのコンパクトさだと感じた。長さとしては一般的な折りたたみ傘だが、生地が薄いのでとてもスリム。

手に持ってみると、そのあまりの軽さにびっくり! 102gという重量は、スマホや日焼け止め、マウス(有線)などより断然軽い。さすが世界最軽量クラスと納得。

広げてみると、その形は見慣れない五角形。一般的な折りたたみ傘は親骨が6本で円に近い六角形なのだが、『HEAT BLOCK』は親骨を少なくすることで軽量化を図っている。

耐久性は大丈夫なのか、と心配になるところだが、そこは風速15m/sにも耐えられるということできちんと設計されているから安心だ。

生地をよく見てみると「薄いのに光を通さない」ことが不思議。『HEAT BLOCK』が実現している完全遮光生地は、ストッキングに使われる糸の細さと同レベルの15デニールという薄さで、遮光100%の日傘は生地が厚くて重たいという常識を完全に覆している。生地の裏面に遮光フィルムを接合した2層構造だから、この薄さであっても遮光100%なのだ。

傘をさすと裏側の生地は真っ黒で、日中歩いてみればその優れた遮光性がよくわかる。裏側の生地が真っ黒なのは「照り返し」に対応するためだという。地面から照り返された紫外線が傘の内側で反射すると、結局は顔や首に紫外線が当たっている日に焼けてしまうので、紫外線を吸収してくれる濃い色を内側にしているのだ。

どこまでも合理的で「最強に使える日傘」に限りなく近い印象だが、実際に使ってみるとその快適さに手放せなくなりそう。とにかく軽いことがまず嬉しいし、折りたたみ傘特有の「持ち手が小さくて、持ちにくい問題」もこれだけ軽ければ特に気にならなかった。

晴雨兼用なので、雨対策もばっちり

完全遮光生地のおかげで太陽光を浴びずに済むから、自分も快適だし荷物も熱くならない。スマホやデジタル機器は熱に弱いから、自分のことだけじゃなく荷物も守られてかなり役立った。

これは本当に、最強に使える日傘かも。レースや飾りがまったくついていないのでその分軽いのだが、可愛さと機能性は共存できないことはわかっているので個人的にはデザイン的にも問題なし。6000円というお値段は気軽に買えるものではないが、超合理的といえるほどに高機能が詰まった日傘をいうことを考えれば買う価値ありだと思う。もっとも、高機能な日傘を全体的に見てみると1万円~3万円以上する商品もたくさんあるので、それを考えたらむしろお買い得とも思えてきた。

カラーは、紺色と水色の2色展開

『HEAT BLOCK』は、カラーバリエーションを2色展開。今回使用した紺色のほかに、明るい水色もある。お値段は1本あたり税抜6,000円で、アンベル株式会社の公式サイトより購入可能。今年こそ「最強に使える日傘」を見つけたいと思っている人は、『HEAT BLOCK』をお見逃しなく。

 

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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