3種類のグレープフルーツしぼり器を比較検証!!どれが一番、搾りやすい?

レープフルーツのしぼり器。ただ搾るだけと思いがちだが、商品の構造によりその味わいなどは大きく変わってくる。そこでおためし新商品ナビでは、3つのしぼり器の違いを、比較検証してみることにした!

 

 

新商品を含む3種類を比較

選出したのは、こちらの3つのしぼり器。

2014年7月新発売の、株式会社レーベン販売『ののじグレフル種取物語 竹姫』

旭電機化成株式会社『グレープフルーツしぼり革命』。これも発売から比較的新しい商品である。

そして、100円SHOPで購入した、ごく普通のグレープフルーツしぼり器。

以上3種である。

 

通常、しぼり器は簡単に壊れたりしないから、一度購入すればなんとなく、そのままずっと使い続ける人も多いだろう。しかし、日本メーカーの技術革新は素晴らしい。比較したところ大きな違いが感じられた。この記事を読まれた方には、これを機に買い替えを検討頂きたいくらいである。

 

1,700円の最新しぼり器

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まずは『ののじグレフル種取物語 竹姫』。価格は1,700円前後。余分なものを分けて搾る“果汁だけしぼり器”とある。

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搾る部分と果汁を受ける部分が2層プレートになっているのも珍しい。中心部に穴があり、種や芯を分離させ、搾った果汁に混ぜさせない工夫がされているのがわかる。軽い力で最後まで搾れるように設計してあり、底にはゴムストッパーがついているので滑りにくい。
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早速搾ってみると、見事に果汁だけが搾れている! 通常ならば、種や薄皮なども入ってしまうがきちんと分離されている。
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受け皿にはクリアなグレープフルーツの果汁がたまっていた。プレートが分かれるので、コップなどに移し変える時も余分なものが入らない。搾る際、力を入れて2層がずれてしまうことを恐れたが、プレートに刻まれた溝のおかげで、その心配は無用だった。

 

主婦のアイディア、600円

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次に『グレープフルーツしぼり革命』。価格は600円前後。こちらは主婦のアイデアから生まれた商品であることをキャッチフレーズにしている。
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剣山状のしぼり構造で、軽い力でたっぷりの果汁が搾れる! ゆっくりと力を入れずに、回しながら押し込んでいくのがポイントだ。
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剣山は、果肉に鋭く刺さるだけでなく、その溝に大きな種やしぼりかすをひっかける役割も果たす。シンプルな構造でありながら、軽い力で搾ることが出来て感心した!

しかし、気になる部分もある。先の『竹姫』と比べると持ち手部分が小さく、底に滑り止めもないため、お皿は安定しにくい。プラ製のしぼり器は本体が軽く、安定感のなさは致命的に感じる。