『龍が如く最新作』助演女優が決定! 審査員特別賞も増設に!

 

先日開催されたPS4®️『龍が如く最新作』助演女優オーディション二次審査に引き続き、いよいよ受賞者が決定する発表イベントが、7月10日(水)秋葉原UDXシアターで実施された。総勢1000名にも及ぶオーディション参加者の中から、ファイナリストに選ばれた10名の最終審査とグランプリ受賞者発表の模様をお届けしよう。

 

オーディションを勝ち抜いて「成り上がった」のは!?

イベント冒頭には、初めて『龍が如く』のメイン級キャラクターを決定する助演女優オーディションを振り返るメイキング映像が上映。ファイナリスト10名は、歌唱審査や演技審査を経て今回の最終審査に望む。

審査員を代表して『龍が如く』シリーズ総合監督を務める名越稔洋さんが登壇。「約15年前、このシリーズを作り始めたことをきっかけに、いろいろなことをやってきました。今でも異端な作品ですが、この作品ならではのことにチャレンジしていこう、もっともっとゲームでできることを増やして証明していかないといけないという精神で、映画にあるようなオーディションをゲームの中に取り入れました。新しいエネルギーで盛り上がっていくきっかけや(作品に)参加できる人を増やしていければと思っています」と語られた。

 

いよいよ最終審査に向けて、ファイナリスト1名ずつ挨拶と最後の自己PRを1分ずつ実演していくことに!

緊張のエントリーナンバー1番は、レースクィーン・モデルの宮越愛恵さん。

「アニメやマンガが好きで、ゲームも1日5時間以上やっているので、喉から手が出るほど欲しいグランプリです。そんなオタクな私の特技は歌のフリを覚えることです」と語り、審査員と報道陣が見つめるなか華麗な振り付けを披露した。

普段は看護師として勤務している藤田あさかさん。

「他県で看護師をしていますが、(最終審査の前に)はじめて歌舞伎町を探索してきました。幼い頃からピアノやバンド、サッカーや空手などたくさんのことを学んできて、どんな種目や競技でも最終的には自分自身と、自分を支えてくれる方の存在があって、今ここに立たせてもらっています」と思いの丈をスピーチした。

二次審査でも、『龍が如く6 命の詩。』の舞台となった尾道に行ってロケ地巡りをしたというほどのシリーズファンアピールが光っていた椎名結加さん。

「一番の強みは『龍が如く』が大好きなこと。会社員で経験のない私がここまでこれたのは、熱い想いを受け止めてくれたから。(『龍が如く』は)寝不足になるまでやり込んで、ロケ地巡りにいくほど大好きです」と最後も自分自身の強みをアピールした。

エントリーナンバー4番は、タレント・モデルとして活動している相沢菜々子さんが登壇した。

まずは身体の柔らかさをダイナミックに披露。「熱い想いがある作品だと思っていましたが、製作者の方たちの顔付きを見てまだまだ認識が甘かったと感じました。(これまでのオーディションで)失敗した分、学びも多かったです」と、覚悟の決意表明の黒い衣装で最終審査に望んでいると話していた。

女優の安美咲さんは、 特技を活かした決意表明として「グランプリ獲得」「龍が如く出演」と書かれた板を拳でかち割ると宣言! それぞれ黒服のSPが板を掲げて緊張感走る会場で、見事拳でぶち破ることに成功。迫力あるアピールを果たした。

同じく女優の北川都喜子さん。「人生の可能性は誰もが無限にあると信じています」と英語も交えてアピール。新主人公となる春日一番とともに戦い、人生をより熱いものにすると鬼気迫る表情で殺陣を披露していた。

7番目に登場した独特の雰囲気を持つ女優の鎌滝えりさん。「芝居の仕事は一生続けたい。技術が必要な声のお芝居をずっとやりたかったので、もしオーディションに受かったら、絶対に春日一番と一緒にお芝居をしたいです」と話した。

女優・モデルの里々佳さんは「(オーディション参加は)自分の殻を破りたいと思っている今の私の中で、大きな挑戦でした。最後に今までやったことがないことに挑戦しようと思って……」とcharaの『優しい気持ちで』のモノマネを全力で披露。「春日一番の新しい物語に、私も参加させてください」と宣言して持ち時間を使い切った。

エントリーナンバー9番の沢すみれさん。

「原稿を用意してきたんですが、思ったことをそのまま言ってみたいと思います。特に秀でた才能がない私でも負けないことがあります。レースクィーンやグラビア・タレントとして活躍していますが、周りの人に恵まれる運の良さです。ここに立てたことがターニングポイントで、成り上がりを実感しています」と今回のオーディションのキーワードにかけて、審査員にアピールした。

ラストはタレントの柳いろはさん。

「『龍が如く』に感動して救われた人がたくさんいるとおもいますが、自分もその1人です。オーディションを受ける以外の選択肢がなく、恩返しがしたい」と述べ、「勝負は想いが強いものが勝つ。そう(『龍が如く』が)教えてくれたと」涙を浮かべながら語っていた。

10名の自己PRが終了し、いよいよ最終審査に! グランプリに輝いた1名が発表の予定だったが、審査を進めていく中で急遽審査員特別賞が設けられ、その受賞者も『龍が如く最新作』に参加できることが明らかになった。

まず発表された審査員特別賞の4名は宮越愛恵さん、柳いろはさん、里々佳さん、沢すみれさんとなり、名越総合監督から花束が贈られた。

そして1000名のオーディション参加者の中から助演女優グランプリに輝いたのは、エントリーナンバー7番の鎌滝えりさん! 鎌滝さんには、マントとティアラ、副賞の100万円が贈呈された。

「グランプリをとりたくてオーディションに参加して、考えることがいっぱいあったんですが、ありがとうございますということしかないです。選んでいただいたからには、春日一番を誰よりも愛して一緒に戦ったり歩んでいけたらと思います」と、受賞の喜びを語った鎌滝さん。

全過程が終了後、名越総合監督より「かくして審査員特別賞とグランプリを決めさせていただきました。たくさんの方の情熱とエネルギーをいただいて作品を作っていますし、彼女たちの活動の助力になるよう、『龍が如く』という作品を軸に邁進していければと思います。1000名を超える方たちの思いを背負って頑張っていかないといけない彼女たちに、応援をよろしくお願いします」と総評。

 

さらに、タイトル名も確定しておらず謎多き『龍が如く最新作』について、詳細情報を8月29日に公開することも発表された。主人公が春日一番になっただけでなく、さまざまな内容が変更されているとのこと。今回のオーディションを勝ち抜いて見事成り上がった5名の女優たちが、どのような役柄で登場するかにも、今後注目したい!

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記者

加藤 真大

神奈川県在住。“何でもためしてみる”が信条。出版社勤務時代から仕事のお供はカップラーメン&コーヒー。ゲーム&アニメにも造詣が深い。

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photo by 尹 哲郎

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