何も混ざってないのにチャンプルーとはこれいかに!? 『スーパーカップ 沖縄 大盛りチャンプルー風焼そば』!

 

沖縄料理の中で有名なのが、野菜や豆腐をゴーヤ、ソーメンなど何かしらと混ぜ合わせて作る炒め料理”チャンプルー”。苦瓜を使用したゴーヤチャンプルーなどは、惣菜売場でもよく見かける人気味。ではこの『スーパーカップ 沖縄 大盛りチャンプルー風焼そば』は何を混ぜているというのか。

 

何も混ざっていない麺色の光景が広がり、ふんわりと漂うシークヮーサーの酸味と香り。美味しいんだけど、どこか釈然としない!

夏が近づくと「沖縄そば」「ソーキそば」などの沖縄味カップ麺が出てきて、沖縄料理ファンとしてはうれしい限りなのだが、最近は焼きそばメニューも多くなってきた。ただ沖縄で”焼きそば”というと、本当はソース&ケチャップ味だったりと、県外の人にはなかなか敷居の高い代物。

そこで温かい「沖縄そば」インスパイア的に塩焼きそばとなるのが、最近のお約束なのだが、ここに来てエースコックは、”チャンプルー”味で仕上げるという暴挙(?)に出た。

『スーパーカップ 沖縄 大盛りチャンプルー風焼そば』(150gうち麺130g・希望小売価格 税抜200円・2018年5月14日発売)は、チャンプルーなのに何も混ざっていないのだ。ふりかけの名称で、かやくとして入っているのは卵、ごま、ねぎ程度。麺は普通の油揚げ麺。

実際に熱湯を入れて、3分して湯切りをしたところ、見事なまでの薄黄色の草原。ポークとかつおダシを合わせてチャンプルー味を再現したという「ど!ストライクたれ」をかけても状況は変わらず、ふりかけをかけてもほぼネギの緑がかすかに散る程度。

記者的にはボール

 

香りは沖縄名産の酸っぱさMAXで知られる柑橘類・シークヮーサーが使用されいるので爽やかな感覚はあるが、何かしら混ざっている印象は皆無。

食べてみると、見事なまでに旨味の効いた塩焼きそば。シークヮーサーの酸味が効いててとっても美味しく食べられる焼きそば。でもチャンプルー感は皆

無。何も混ざっていないので、お腹が空いていないと飽きてしまうかも。

普通にシークヮーサー仕上げのさっぱり旨塩焼きそばという表現の方がわかりやすいんだけどな、と思ってしまった。

皿に移してもやっぱり虚しい光景

入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

 

 

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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 清水杏奈

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