コーラもファンタも凍らせて美味くなる!? でも炭酸は? 揉み飲み用『コカ・コーラ フローズン レモン』『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』の謎を探る!

炭酸は凍らせると爆発するのでは?

「クーリッシュ」(ロッテ)など、揉みながら食べる(飲む)パウチタイプのアイスはもはや定番。それをシャーベットのようにコーラやファンタ味で実現したのが『コカ・コーラ フローズン レモン』『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』。え!? 通常凍らすことができない炭酸はどうなっているの? さあ確認だ。

爆発するから凍らせちゃいけないのが常識の炭酸飲料。一体どうなっているの!?

ペットボトルのコーラなどの炭酸飲料を冷凍庫に入れると……、ちょくちょく爆発する。そう、凍らせようとしても炭酸は家庭用冷蔵庫では凍らないし、凍る時に水だけが先に凍り、炭酸を追い出して膨張して凍るので、結果多くの冷凍庫は大惨事となる。

急いでビールを飲みたいからといって、すぐ出すつもりで冷凍庫にイン、ついつい忘れて放置、冷凍庫内大惨事という経験を持つ人も少なくないと思う。

ところが公式からコーラとファンタのフローズンドリンクが出るという。コカ・コーラシステム『コカ・コーラ フローズン レモン』『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』(各125g・希望小売価格 税抜各130円・2018年4月16日発売)だ。

今回はアイス用冷凍庫に登場する模様

これは大いに気になる。炭酸が凍っているということ? では実際に飲んで確認してみよう。

 

 

このフェイントはアリなのか!?
『コカ・コーラ フローズン レモン』

いわゆる「クーリッシュ」と同じ、揉みながら溶かしつつ飲むタイプのパウチ製品。「コカ・コーラ」史上初となるフローズンドリンクである。昨年5月には氷点下で楽しめる“アイスコールド「コカ・コーラ」をリリースしたものの、専用冷却機が必要であり、手軽とは言えなかった。

目指したのはシャーベット状。凍らせると固くなってしまうコカ・コーラをいかに柔らかくするかということで、非常に苦労した模様。ただ原材料名に”炭酸”の文字はない。あれ、どういうこと!? コーラなのに炭酸無し?

中身を絞り出してみると濃いめのコーラブラック

冷凍庫で一晩かけてキンキンに凍らせた『コカ・コーラ フローズン レモン』。いきなり揉もうとしても不可。常温で15〜20分置いてから揉めと書いてある。冷たいそれをではモミモミ。それでは飲んでみよう。

たくさん揉むと中身が出やすくなる

 

揉んだ後に開栓、勢いよく吸い込むと、シャリシャリというか、シャララランというような不思議なきらめき感のあるシャーベットが口の中に。炭酸は入っていないのに、どこか炭酸感を感じるシャーベット。もちろんレモンコーラ味。普通に美味しいけれど、この冷涼感が何とも不思議。

考えるに、これは普段入っていないゼロカロリー甘味料としておなじみのエリスリトールの追加にあるとみた。エリスリトールは甘いだけでなく、常温でも舌の上で冷感を感じさせる不思議な甘味料(キシリトールも同様)。それを凍らせることによってこの高周波のような不思議な冷涼感を実現しているのだと思う。

 

ファンタ味を忠実に再現しているけれど…
『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』

ところがこちら、『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』には、エリスリトールは入っていない。揉みながら飲んでみると、甘酸っぱさ極まるファンタ味。オレンジはかなり酸味が強く、グレープもフルーツ感満点で、その後にファンタ特有の甘さがガンと来る。

これはファンタ味のフルーツシャーベット。『コカ・コーラ フローズン レモン』ほどの驚きは感じられない。もちろんファンタ好きなら気にいる美味しさは実現しているが。

 

 

まとめ:炭酸は入っていないが不思議な体験ができる『コカ・コーラ フローズン レモン』、意外と普通な『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』

新製品大好きな記者にとって、炭酸を凍らせたとしたら画期的と思わせた『コカ・コーラ フローズン レモン』だったが、フタをあけてみればちょっとばかりフェイント。フェイクなコーラ味というのが残念だが、その一方で新たなる冷感体験ができたのは楽しかった。

その点『ファンタ フローズン グレープ/オレンジ』は暑い日に美味しいフルーツシャーベットとしては優秀だが、あまり革新性は感じられなかった。

ただこれからやって来る暑い夏。どれも炎天下の中なら相当美味しそうな気がした。全国のスーパー、コンビニエンスストア、量販店、ドラッグストアで入手可能だ。

 

公式サイトはこちら

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記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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