ミドリ安全『オールラウンダー』安全靴のイメージを一変させるオシャレなシューズは街履きでも使える!

「安全靴」にどんなイメージを持っているだろうか。工事現場などで、職人が足にケガをしないように履く無骨な靴というイメージを持つ人が少なくないだろう。そんな“ゴツい”安全靴のイメージを一変させるシューズがミドリ安全『オールラウンダー』だ。これはもう、オールシーズン「街履き」できるオシャレなシューズだ!

安全靴の基本である“安全面”に最大の配慮

もともと安全靴とは、主に工事現場や重機、機械部品などを扱う工場内、建築現場など足への危険がある場所で使われてきた保護用の靴のことである。ただ、近年は高齢者の増加に伴って転倒・転落による死亡事故を防ぐため、安全靴を勧めているケースも増えているという。特に、雪国では積雪や凍結による転倒災害が急増しており、社会問題化しつつある。ちなみに、日本国内では2016年に交通事故での死亡者数を大きく上回る8,030人が転倒・転落を原因として亡くなっているそうだ。

今回、ミドリ安全株式会社(東京都渋谷区)から発売された3種類の作業用安全靴オールラウンダー(ARD225/ARD235/ARD210静電)』(各23.5~28.0cm・実売価格 税込11,016円(ARD225) 税込16,524円(ARD235) 税込9,504円(ARD210静電))は、耐滑性能に優れた新型ソールを採用し、耐滑JIS規格に合格している。なお、昨年先行発売された短靴タイプの「ARD210」に続き、雪が中に入りにくい長編上靴「ARD235」や中編上靴「ARD225」、JIS静電合格の静電タイプ「ARD210静電」が新たにラインナップされた。
※29.0cm、30.0cmは受注生産品

注目は底面の新型ソール。側面に配置されたギザギザが雪にしっかりと食い込んで捉えることができるため、雪上での滑りや転落を防ぐことができる。また、ソールの外側には雪上での横滑りにも対応できる縦方向の滑り止め意匠を配置している。さらに靴の交換時期を示す新型のスリップサインもレイアウトされている。

またソールの中央部は水や油による滑りを防止する耐滑JIS合格の「滑り止めソール」を採用している。このため、降雪時に屋外から屋内に戻るときなど、靴が濡れた状態のままでも滑りにくい設計となっているため安心だ。

足先には、安全靴の特徴でもある保護のための「先芯」という部材が入っているのだが、従来これが鉄製だったため、気温が下がるとつま先が凍るように冷たくなってしまう欠点があった。しかし、この「オールラウンダー」シリーズは、先芯に軽量で幅広の樹脂製素材を採用。冷えにくく、錆びる心配がないのが特徴となっている。

 

これからはオシャレな安全靴で街を闊歩しよう!

長編上靴タイプのARD235

中編上靴タイプのARD225

「オールラウンダー」シリーズの大きな特徴のひとつとして、デザイン性の高さが挙げられる。今回、記者は長編上靴タイプの「ARD235」と中編上靴タイプの「ARD225」を試し履きしたのだが、どちらのタイプも履いて街に出かけて違和感がまったくなかった。会った人に安全靴であることを告げても「全然そんな感じがしない」という答えが返ってくるのみ。完全に安全靴のイメージを払拭しているのだ。

どちらも靴紐ではなく、マジックテープ式。サッと履けて便利

長編、中編上靴タイプはマジックテープで留める方式を採用している(短靴・静電「ARD210静電」は靴紐を結ぶ方式)。そのため、立ち上がったままでもサッと靴を履くことができて非常に便利だ。もちろん、留め方によってしっかりとホールドできる。

安全靴とは思えないほど柔軟性に優れている

履いてみると感じるのだが、靴自体が非常に柔軟性に優れているのだ。安全靴というのは、その堅牢さゆえに硬めの履き心地の物が多いが、この「オールラウンダー」シリーズは、そういった印象はない。ちなみに、長編、中編上靴どちらのタイプも1足あたり1kgちょっと。その軽さも魅力のひとつだろう。

 

安全靴という響きで敬遠している若い人にも、この「オールラウンダー」シリーズなら納得いくデザイン性と機能性を持っている。なお、現在この3種類の「オールラウンダー」シリーズを購入すると、首回りを温めるのに最適な「ネックウォーマー」がもらえるキャンペーンを実施(2018年1月末まで)。購入対象サイトはメーカー直販サイト「ミドリ安全.com」、または楽天市場、Yahoo!ショッピング、Wowma!、ポンパレモールとなっている。

 

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記者

タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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