『Amazon Fire TV(2017年モデル)』を1ヶ月半使い込んでわかったこと! 「Fire TV Stick」ユーザーも「買い」なのか!?

時間がいくらあっても足りなくなるマシーン

 

今まで「Fire TV Stick」を2世代使い込んできた記者。もはやそれ無しの生活を考えられなくなってしまったくらい我が家の家庭内エンターテイメントの主役となってしまっている。ここまでしっかり組み込まれると、そろそろStick卒業かなという矢先に4K・HDR対応『Amazon Fire TV(2017年モデル)』が登場との知らせ。よし、どのくらい違うのか試してみよう! 今度は1ヶ月半連用で検証だ。

設置の手間や知識はほとんど不要のシンプルAmazonスタイル!

 

Amazonプライム会員ならば、もはや使わない方が損な気さえする「Fire TV」。追加料金なしでも大量の映画を楽しめる「Amazon プライム・ビデオ」、音楽も聴ける「Amazon Music」はもちろん、アプリを導入すれば「Netflix」や「Hulu」「DAZN」「dtv」などの利用も可能(各々別途費用は発生する)。海外ドラマや映画ファンはもちろん、テレビの可能性をグンと広げてくれる。それならCATV(ケーブルテレビ)でも良いと思うかもしれないが、あちらは合間に挟まるドラマの世界観台無しのダイエットCMが辛い。

そんなAmazonの「Fire TV」サービスを4Kで利用するための機器『Amazon Fire TV(2017年モデル)』(希望小売価格 税込8,980 円・2017年10月25日発売)。とにかく設置がシンプルなのが何より素晴らしい。電源用のUSBケーブルをACアダプターにつなぎ、本体をテレビのHDMI端子に接続するだけ。今回のモデルからよりStickに近づいた設置方法に。スティック状のものが正方形のものに変わっただけで、テレビの裏側などでブラブラさせる方式。なかなかに不安な取り付け方だが、連用しても一度も接触不良を起こすことがなかった。本体の軽さゆえだろうか。記者は性分的に固定したくなってしまうが。

見た目ほど不安定ではない。

 

Amazon.co.jp公式サイトで注文して自宅に届くと、すでにID登録がされているのも親切だ。ITリテラシーの低いお年寄りでもさほど苦労せずに使用できるレベルにまで洗練されている設置・使用方法は素晴らしいと思う。

箱の中身は本体とリモコン(単4形乾電池×2本付)、HDMI接続ケーブル、電源用USBケーブルとACアダプター。さらにシンプル極まる説明書がコンパクトに収められている。リモコンを見て驚いたのは、今まで使っていた「Fire TV Stick(2017年モデル)」と全く同じもの。上部に音声入力用のボタンが付いているのも同じ。

「Fire TV Stick(2017年モデル)」から付け替える時は、リモコンがどっちのものかわからなくなるので注意。

 

取り付けは大画面テレビの裏面に付けても問題なくリモコンは認識するので、ご心配なく。ただ電源用USBケーブルがぶらぶらしてしまうので、見た目シンプルではない。これも気になる人は気になるだろう。

先にリモコンに電池を入れておいて、『Amazon Fire TV』を取り付け電源につなぐと自動で起動。繋いだHDMI番号にテレビ入力先を合わせれば、動き出した『Amazon Fire TV』が自動でリモコンを探し出している。

国名と、自分のAmazonアカウントを入力する。すると「Fire TV Stick」ユーザーならおなじみの画面に。上部のメニューに「ホーム」〜「設定」が並んでいるが、重要なのは「設定」。ネットワークの項目で自宅のWi-Fi電波を選んで、パスワードを入力するともう使用スタート可能だ。Wi-Fi環境が無い場合でも別売りの Amazon イーサネットアダプタがあればLAN接続可能だ。

 

サクサクぶりは地上波レベル。なんと快適、もう戻れない…

 

設定の段階から感じていたことだが、『Amazon Fire TV』は実に動きがキビキビしている。「Fire TV Stick(2017年モデル)」は操作ごとに一拍ためられる感じの微妙な待ち時間があったが、これはサクサク。地味なストレスが軽減されただけだが、これが楽しさを加速する。

そういえば「Fire TV Stick(2015年モデル)」を「Fire TV Stick(2017年モデル)」に変えた時も発熱問題が解消され、動作が早くて感動したはずなのだが、人間の快適欲求とは限りないものだ。すっかり「Fire TV Stick(2017年モデル)」の動きがもっさりと感じる。

 

あわせて読みたい:『Amazon Fire TV Stick』2017年新モデル検証。3週間連続使用してみてわかった旧モデルからの進化点!

 

そのスピードアップの要因はやはり性能アップの恩恵だろう。「Fire TV Stick(2017年モデル)」のCPUがクアッドコア最大1.3GHzだったのがクアッドコア1.5GHzに、メモリが1GBから倍増の2GBになったことが大きいと思う。Wi-Fiは変わらずデュアルバンド、デュアルアンテナ802.11ac (MIMO)対応。持っている人はそんなに多くないかもしれないが、オーディオはDolby Atmosに対応。

家のテレビが4K Ultra HD対応テレビなら、その恩恵は非常に大きい。1080pだった解像度が一気に4K Ultra HD対応に。今まで「Fire TV Stick(2017年モデル)」で見たことのある映画を見比べてみれば、一目瞭然の進化を感じられる。緻密。それなのに65mm x 65mm x 15mmというサイズ感には驚いてしまう。ちなみにテレビとネット環境さえあれば持ち歩いて旅先で使用も可能なんだとか。

高画質化しても動きが悪ければ魅力半減だが、『Amazon Fire TV』は俊敏。リモコン操作に合わせて次々コンテンツを再生できるのは快適の一言。特に「Amazonプライム・ビデオ」の無料映画を漁るときなどは、続けるうちに動作が遅くなって再起動ということが多々あったが、こちらはその心配なし。

 

以前の「Fire TV Stick(2017年モデル)」のレビュー時は3週間連用して、サクサクぶりが落ちにくいと思っていたのだが、1ヶ月過ぎたあたりからそれなりに動作が遅くなる現象が起きることがあった。なので今回は1ヶ月半の連用で確認したが、サクサク度はほとんど落ちない。決定ボタンとカーソル中央の確定ボタンの長押しで再起動というショートカットを使うことは随分減ったと思う。

子供が不用意なコンテンツを見てしまうことを制限する機能もある。

 

通常の「Amazon プライム・ビデオ」での使用では問題なし。その他の「Netflix」や「Abema TV」などもサクサク。中でも「Abema TV」は、記者の使っているソニーの「BRAVIA」が古い機種のため、地上波デジタル放送の切り替え速度を超えてしまったくらいだ。

 

 

ただし、これらの『Amazon Fire TV』にインストールして使うアプリに関しては、アプリ自体の完成度に左右されるのも事実。記者はインターネットラジオアプリを使うことが多いのだが、アプリによってはフリーズしやすくなるものもある。またiPhoneなどスマホの画面をミラーリングするためには、別途アプリを導入する必要がある。

 

結論:「Fire TV Stick(2017年モデル)」ユーザーでさえ”買い”な『Amazon Fire TV』のサクサク操作感!

賢い音声入力は前モデル同様健在。見たいコンテンツをサーチするためには、これは結構必須である。解像度の高い4Kテレビを持っている人でなければ、導入の必要はないか。そんなことはない。この操作感のためなら、買い替えても満足できると思う。

全く今まで導入していなかった人でも、エンタメファンならAmazonプライム会員(年間3,900円)の特典である「Amazonプライム・ビデオ」の数万本の無料映画・テレビ番組群目当てだけでも元が取れると感じるはずだ。ただ、見たいコンテンツが多すぎて、日々の時間は圧倒的に足りなくなるけれど…。

【スペック】

サイズ 65 mm x 65mm x 15 mm
重量 87.1 g
1.5GHzクアッドコア・プロセッサー
2GB内蔵メモリ/8GB内部ストレージ
4K Ultra HD/HDR-10対応
HDMI接続
802.11ac対応デュアルバンドWi-Fi

2017年12月27日追記……2018年1月1日から「Fire TV」のYouTubeアプリ配信停止が話題となっているが、それを使わなくても、ブラウザアプリ「Firefox」や「Silk Browser」をインストールすれば、YouTubeに直接アクセス可能だ。

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

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記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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