エリンギの”なんちゃってあわび”感がスゴ過ぎる『カップヌードル リッチ<あわび風味オイスター煮込み>』

発売7カ月で販売累計1,400万食という記録を打ち立てた、「カップヌードル リッチ」シリーズに新風味が登場! 2017年4月24日発売の『カップヌードル リッチ<あわび風味オイスター煮込み>』は、なんとエリンギをあわびに仕立てた高級中華スープの味わい。この挑戦は、暴挙かそれとも? 実際に確かめてみた!

牛テールスープ味、フカヒレスープ味に続く第3弾の発売!

日清食品の「カップヌードル」は、日本国民が誰しも知る大人気カップ麺ブランド。こちらのシリーズは、質を知るシニアも大満足のリッチなシリーズとして2016年10月からスタートした。「カップヌードル史上最高級の贅沢スープ」というキャッチコピーを掲げて登場しただけあり、そのクオリティの高さが世代を超えて評判になっている。すでに発売されているのは「牛テールスープ味」「フカヒレスープ味」。そしてこの春、新発売となったのが『カップヌードル リッチ<あわび風味オイスター煮込み>』(73gうち麺50g・希望小売価格 税抜230円・2017年4月24日発売)だ!

光輝くゴールドのパッケージに堂々と書かれた「あわび」の文字にさっそく注目。カップヌードルに高級食材のあわび!? と興味をひかれるが、あわびの正体は庶民の味方の「エリンギ」! エリンギがあわびとは、そんな都合良く魔法がかかるのか?

 

世の中にはたくさんの「なんちゃって食材」が存在するのは有名で、プリン+醤油で「ウニ」、みかん+醤油で「イクラ」、豆板醤+マヨネーズで「明太子」などちまたではけっこう盛んにチャレンジされている。カップヌードルに関しても、さすがにあわびは無理でしょ、と疑いの目で見てしまうが、実はすでに登場している「フカヒレスープ味」では、フカヒレは春雨加工品だった。ネットユーザーの間では「フカヒレのぽりぽり食感を見事に再現している!」とそのクオリティが評判だったが、今度の『あわび風味オイスター煮込み』の実力はいかに? これは確かめずにはいられない!

 

作ってみると、見た目はわりと普通にエリンギ。しかし!?

カップヌードルをいつものように作ってみるが、このリッチシリーズは食べる直前に特別仕様の調味オイルを入れるのがポイント。今回は「贅沢仕上げ 特製オイスタースープ」が付属している。

具材は、あわび風味に味付けされたエリンギ、そしてチンゲン菜、キクラゲ、レッドベル(赤パブリカ)という中華仕様。当たり前だが、お湯を入れる前は特に高級感や特別感は感じられない。

お湯を注ぐと、すでにオイスターソースらしい甘みのある醤油の良い香りがする! とろみのあるスープが、いつものカップヌードルとは違ってめずらしい。

3分待って、わくわくしながらフタをオープン! フタの上で温めておいた特製スープを投入する。

特製スープの中身は、どろっとした黒い液体。混ぜるといっきに濃厚な醤油の香りが広がる!

それではさっそく、いただきます! あわび仕立てのエリンギは、その見た目は正方形に近く、想像よりも薄い。あわびといえばコリコリとした食感が特長のはず、この見た目であわび感が出せるのか!?

疑いながら口にするも、ひとくちでまさかの食感! エリンギだとわかっているけれど、コリコリした食感はあわびにとても近いように思えた! これはまさかの再現度! エリンギを炒めたことがある人なら知っていると思うが、エリンギは火を通しすぎると食感がなくなるし、調理後にしばらく時間が経つとこれまた柔らかくなりしなっとする。普通に調理しても、コリコリ食感を維持するのはけっこう難しい。

 

それなのに、カップ麺でまさかのあわび感を再現できているではないか! 他の具材もシャキシャキで、スープの味もおいしいが野菜の食感がとてもよかったので驚いた。

スープも濃厚で、醤油の甘みが高級中華スープを巧みに再現している。スープといい、具材といい、確かにリッチなカップヌードルであることは間違いない。スタンダードなカップヌードルよりも50円高いだけあるというか、でも50円の差でここまでするかという印象。中華らしいコラーゲン1000mgも配合で、女子にも嬉しいリッチ感。

ちなみにオイスターソースは牡蠣を原材料としているが、味としては牡蠣の主張はゼロなので、アレルギーがなければ特に問題なくおいしく食べられる。この新しい味をぜひ楽しんでみて。

日清食品株式会社『カップヌードル リッチ<あわび風味オイスター煮込み>』は、4月24日より全国のスーパーやコンビニエンスストア、その他量販店などで広く販売開始! 1食 332kcal。見るからにリッチなゴールドのパッケージが目印。「なんちゃってあわび」とは呼べないこのクオリティを、今すぐ体感してほしい。

 

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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