今年も夏限定の辛さがやってきた!「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」

の風物詩である激辛カレー、江崎グリコの『ビーフカレーLEE 辛さ×30倍』

今年はサッカーワールドカップ仕様になって登場だ。

 

もともと『ビーフカレーLEE』は、辛口の中の辛口。決して甘口のカレーではない。
名前の由来も、商品名を考えていた担当者が「ビーフカリー……リー!!」や、試食の際、あまり辛さに「かりぃ(辛い)ー!!」と叫んだことからつけられたと言う。

 

辛さの度合は「辛さ×○倍」と表記されている。レギュラー商品として発売されているのが「辛さ×10倍」「辛さ×20倍」のもの。そもそも、「辛さ×1倍」が通常の辛口に相当するということで、10倍、20倍もすでに激辛なのである。

 

その激辛の上を行くのが、夏限定で発売される「辛さ×30倍」なのだ。1996年より毎年発売されており、2000年夏からはさらに「辛さ増強ソース」を添付。 2008年からは、「×45倍」相当の辛さにチャレンジできるようになった。

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箱の中には、レトルトパウチのカレーと辛さ増強ソース。辛さレベルはMAX表示の「超辛」!

今年は島根県産神出雲(かみいずも)唐辛子使用。この増強ソース、使われる唐辛子が毎年変わる。

 

お湯で温める場合は、パウチの封を切らずに熱湯の中へ入れ、3~5分。
電子レンジで温める場合は、深めの容器に移しかえラップをかけて加熱する。
500w/約2分 600w/約1分40秒
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記者は、お湯で温めて食べてみることにした。

実のところ、LEE初体験の記者。どんな辛さなのか、想像もつかない……。
封を開けると、スパイスの良い香り。辛さが目や鼻に刺激になるかと思いきや、そんなことはない。スパイシーなこの香りだけなら、普通に美味しそうなカレーである。

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ターメリックバターライスで頂いてみることに。

見た目はシンプルなビーフカレー。
原材料を見てみると、たまねぎペースト、炒めたたまねぎペースト、トマトペースト、ウスターソース、しょうがペースト、にんにくペーストなどが使われている。

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意を決して、一口頂いてみると……辛い!! ものすごい辛さである。口の中、喉、胃の中まで辛い! 辛いもの好きの記者ではあるが、この辛さには驚いた。

一口目で、この衝撃。

二口目も食べてみると……口の中がさらに大変なことに!
辛くて、辛くて、たまらないのだ。そして、汗が噴き出してきた。

水を飲めば、更に辛さが増すことは分かっていたが、何か飲まずにはいられない。

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30倍でこの辛さ。辛さ増強ソースを加えるか迷うところだが、やはりここはプラスして45倍に挑戦してみよう。

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真っ赤な辛さ増強ソース。開ける時に飛び散りやすいので注意。また手についたりした時には、すぐに洗おう。その手で目などに触れたら大惨事である。ソースを加えたら、よく混ぜ合わせるのがポイント。

 

それでは頂いてみる。すでに30倍の刺激に麻痺してしまっているのか、45倍になったということが分からず。確かに辛さはUPしているが、ソースを加えた方がより美味しくなっているような気さえした。

 

ここで、公式サイトより「グリコ推薦!辛いカレー(LEE)のおいしい食べ方」というのをご紹介しよう。

1.ごはんにカレーをかける
2.コップにお水を用意する
3.ここがポイント!「目の前のコップのお水は飲まずに」、カレーを食べ尽くす。
4.カレーを食べ終わったら、水を一気に飲み干す。

 

なんと! 水を用意しながら、飲まずに食べ尽くせと!?
いやいや、それは無理だ。目の前に水があったら、その誘惑に勝てない辛さであると断言したい!

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記者はあまりの辛さゆえ、食べ進めていくことが出来ず。口の中の辛さを解消するために、ラッシー(ヨーグルトドリンク)と一緒に頂いた。記者おススメのラッシーの作り方はこちら。プレーンヨーグルト100g、天然水150cc、はちみつ大さじ1をブレンダーにかける。
これがあると、燃えるような口の中の辛さが、少し鎮まる。

 

手っ取り早く口内を鎮めてくれるのは、やはり牛乳だろう。とにかく「LEE」に挑戦する際は、ドリンクを用意しておくのを忘れずに!

 

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夏は辛いものを食べて汗をかくのも醍醐味。
サッカーワールドカップの応援をしながら、「LEE 辛さ×30倍」にあなたも挑戦してみてはいかがだろうか。

 

夏限定2014年版「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」は、5月13日より全国のスーパー・コンビニで発売中。参考価格は280円(税別)。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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