夏限定・サッポロ一番『トマトとバジルで仕上げた 塩らーめん』トマト麺を手軽に~予想外にパンチのある味!

の夏限定、サッポロ一番から『トマトとバジルで仕上げた塩らーめん』が発売中だ。

 

今回ご紹介するどんぶりタイプのほか、5個パックの袋麺、タテビッグのカップもある。

サンヨー食品は、塩らーめん×トマトをテーマにしたテレビCMも制作しており、新たな食べ方を提案、定着させたいという意気込みを感じる。

だがこの組み合わせ、昨日今日生まれたものではない。

都内では「トマトタンメン」の元祖として、およそ60年前に創業した新宿の中華料理店「白龍」がよく知られている。

0

「白龍」は何度か移転、オーナーチェンジを経て、いまでも西新宿・十二社通り沿いに「白龍館」として店舗が存在し、トマトタンメンを注文することができる。元祖「白龍」から独立した江古田「白龍トマト館」ももちろん看板メニューはトマトタンメン。目白通りから見えるガラス張りのモダンな店舗で、若い世代にもその美味しさを伝えている。

 

 

というわけで、塩らーめんとトマトは、実績と信頼のコンビネーションなのだ。

今回のサッポロ一番では、元祖トマトタンメンとは違い、トマトはスープにミックスされる形。おそらくインスタントでトマト果肉を再現するのは難しいのだと思われる。バジルも加わっているのは、風味が劣る分をスパイスでカバーする狙いだろうか。

塩らーめんトマトバジル12122

これはこれで、パスタのようなオシャレさもあり、好印象ではないか。

女性には「完熟トマト使用」というのも響くキーワードだろう。

 

さっそく食べてみよう。

塩らーめんトマトバジル12137

カップの中には、乾燥麺、かやく、特製スープ、特製トマト調味料。
特製トマト調味料のみ、後入れ式だ。

塩らーめんトマトバジル12471

かやくの中身は、キャベツ、かき卵、ねぎ、赤ピーマン。夏らしい鮮やかなカラーにテンションが上がる。
お湯を入れて待つこと3分、大きめのどんぶりタイプなのにすぐできる、この早さが嬉しい。

塩らーめんトマトバジル12481

いよいよ特製トマト調味料の出番。赤いペーストを投入。

塩らーめんトマトバジル12488

かき混ぜると、トマトの酸味が立ちのぼる! この香りが食欲を増進させる。

塩らーめんトマトバジル12496

細麺を豪快にいただいてみると、いつもの塩らーめんのまろやかな味が豹変、パンチのある味になっていた。

 

バジルが効いている。

 

味にメリハリが出ていて、塩らーめんにやさしさを求める方は、予想外の刺激に面食らうかもしれない。

 

 

 

 

塩らーめんを、あらゆる具材を受け止める「素材」として考えるのは、楽しい。

001

サンヨー食品公式ホームページでも、塩らーめんの様々な食べ方を紹介している。

 

 

 

塩らーめんトマトバジル12130

サッポロ一番『トマトとバジルで仕上げた 塩らーめんどんぶり』は、2014年5月からスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど全国で発売。希望小売価格は170円(税抜)。

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

この記者の記事一覧

トラックバック