【アイスティー】夏向けリニューアル『キリン 午後の紅茶 ストレートティー/ミルクティー/レモンティー』を飲んでみた

キリッと冷やして召し上がれ

 

ペットボトル紅茶の定番、愛称「午後ティー」こと「キリン 午後の紅茶」の定番フレーバーがリニューアル。『キリン 午後の紅茶 ミルクティー』は中身とパッケージのフルリニューアル、『同 ストレートティー/レモンティー』はパッケージが夏仕様化。改めてアイスティーとしての味わいをたしかめてみよう。

 

アイスティーとして発売された「キリン 午後の紅茶」は35年以上愛されるロングセラーブランド

アイスティーが一般的に普及したのは、アメリカで開催された2つの万博人気からだという。1893年にシカゴの万博博覧会で多額の利益を上げた記録が残されていること。また1904年のセントルイス万国博覧会でイギリス人茶商のリチャード・ブレチンデンが、暑い夏に冷たい紅茶を配ったことで広まったと語り継がれている(キリンホールディングス公式サイト「歴史ミュージアム」より)。

 

それから約80年の時を経て、1986年にキリンビバレッジ(東京都)の「キリン 午後の紅茶」が誕生。日本初のペットボトル入りアイスティーとして発売されてから35年以上、私たちに紅茶の幸せを広げるブランドとして提供し続けている。

目黒 蓮と中条あやみ出演の爽やかTVCMもオンエア中。バックで流れている楽曲は、山下達郎の『Sync Of Summer』

そんな「キリン 午後の紅茶」のレギュラー商品である『キリン 午後の紅茶 ストレートティー/ミルクティー/レモンティー』(500mlPET・希望小売価格 税込172円・2023年6月6日発売)が、夏のアイスティー仕様にリニューアルした(全5形態リニューアル)。

 

中身もリニューアルした『キリン 午後の紅茶 ミルクティー』

まずは中身とパッケージをリニューアルした『キリン 午後の紅茶 ミルクティー』を飲んでみよう。セイロンティーの元祖と呼ばれる、クセが少なくコクのある香りが特徴のスリランカ産「キャンディ茶葉」を20%使用したアイスティーだ。

甘さとミルク感のバランスを調整し、飲みやすさと紅茶感を強化したことで、コクのある豊かな香りとミルク感を楽しめるようになったという。

パッケージには、透明なティーカップに入ったミルクティーをデザイン。透き通ったティーカップが上品さと涼しい印象を与えてくれる。

キャンディ茶葉の甘く豊かな茶葉の香り。

じっくりと味わってみると、以前よりクリアな味わいになったような気がする。ミルクの脂肪分まろやかさが抑えられて、紅茶の上品な味わいが表に出てきたような印象だ。といっても、ミルクのやさしい口当たりと少し甘めの味わいは健在で、アイスミルクティーらしいおいしさが楽しめる。

後味もすっきりとしていて、甘ったるさを感じにくくなった。確かにこれは夏らしいアイスミルクティーだ。

 

『キリン 午後の紅茶 ストレートティー』(パッケージリニューアル)

続いては、パッケージをリニューアルした『キリン 午後の紅茶 ストレートティー』。セイロンティーの女王とも称される、華やかな香りが特徴のスリランカ産「ディンブラ茶葉」を20%使用したアイスティーだ。

パッケージには、氷の入った透明なティーポットが描かれており、清涼感を表現。背景は茶葉の入った缶をイメージしており、すっきりとした印象にリニューアルされている(全フレーバー共通)。

キャップを開けると、フローラルで少し甘さのある香りが広がる。さすがは「ディンブラ茶葉」だ。

すっきりとした甘さで飲みやすく、風味となって茶葉の香りが鼻へと抜けていく。ひと口ずつじっくりと味わいながら飲みたくなるやさしい味わいだ。飲んだ瞬間は甘いのだが、後半にかけて少しずつ渋みが増していくのもストレートティーならではのおいしさ。

後味には華やかな香りとほんの少しの渋みの余韻が残る。いつ飲んでもおいしいオールマイティな味わいだ。

 

『キリン 午後の紅茶 レモンティー』(パッケージリニューアル)

最後は同じくパッケージをリニューアルした『キリン 午後の紅茶 レモンティー』。セイロンティーのシャンパンと称される、スリランカ産「ヌワラエリア茶葉」を15%使用したアイスティーだ(レモン果汁0.1%使用)。

パッケージには、カジュアルなグラスに入ったレモンティーが描かれており、午後の紅茶らしい飲みやすいデザインとなっている。また、側面には使われた茶葉と液色のイラストが追加されており、品質感をイメージできるようになった(全フレーバー共通)。

果汁0.1%ながら、口を近づけるとレモンの爽やかな香りが鼻を通り抜ける。

やや甘めな味わいと茶葉の華やかな風味、そしてキュッと全体を引き締めるような酸味の味わい。やはり爽やかさでは3本中1番で、さっぱりとした後味が気持ちいい。

ゴクゴクッと飲んでふぅっとひと息つきたくなるおいしさ。夏にぴったりなフレーバーだ。

 

夏も「午後ティー」で安らぎの時間を

夏に味の濃いミルクティーは合わないかもしれない。だがすっきりとした味わいになった『キリン 午後の紅茶 ミルクティー』なら、アイスティーのおいしさをゆったり楽しめるはずだ。パッケージをリニューアルした『同 ストレートティー/レモンティー』と一緒に、今年の夏も優雅なアフタヌーンを過ごしてみてはいかがだろうか。

 

全国のスーパー、コンビニなどで発売中。

 

公式サイトはこちら

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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