食物繊維由来の違和感を強炭酸化で吹き飛ばした美味しい特保ゼロコーラ『キリン メッツ コーラ』【リニューアル】

ワイルドに生まれ変わったトクホコーラ

コーラなのにトクホ!? という意外性で世間を驚かせたのは2012年。先陣を切ったトクホコーラ・ブームの火付け役が「キリン メッツ コーラ」だった。続いて「ペプシスペシャル」(サントリー)が追いかけ、昨年3月には最後の大物「コカ・コーラ プラス」が登場して、三大コーラにはそれぞれトクホコーラが揃い踏みとなった。そんな中、元祖の『キリン メッツ コーラ』リニューアルを行った。

脂肪の吸収を抑える、中性脂肪の上昇を穏やかにするというトクホ効果はそのままに舌に喉にビリビリの刺激を!

世間的にはもはやゼロコーラは一大市場。慣れてしまうと本来のコーラの方が飲みにくく感じてしまうこともある。体重を気にする人々にとって、しのぎを削って美味しくなったゼロカロリー・コーラは非常にうれしいことである。

ゼロコーラ特有の人工甘味料のクセを消すには、よく冷やして氷を入れるという手がある。だが食物繊維感を消すのはこれまで難しかった

しかし特保コーラまでいくと、少々話は違ってくる。基本的に特保コーラの根拠は、難消化性デキストリンという食物繊維添加による「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする」効果。ダイエット民ならうれしい効果なのだけれど、それはやはり味に少なからず影響を与える。難消化性デキストリンは基本的に無味無臭と言われるが、実は食感が変わりがち。特に液体はとろみを感じさせることがあるのだ。

2012年の登場当初の「キリン メッツ コーラ」は、コーラ飴系統の楽しいコーラ味でありながら特保ということで、大ブームを巻き起こした。後追い製品が出た今も特保コーラNo.1の地位をキープし続けているというからすごい。ただ特保コーラ市場は2014年を境に減少に転じているという分析もある。

そこで立ち上がったのが元祖メッツコーラ。生まれ変わったキリンビバレッジ『キリン メッツ コーラ』(480mlPET・希望小売価格 税抜150円・2018年3月20日発売)は、ワイルドで健康的な肉体美を誇る伊藤英明をイメージキャラクターに迎えて、果たしてどのように変化したのか。コーラがないと生きていけない記者が、しっかり検証してみた。

 

強い刺激で舌をビリビリさせてデキストリン感を消す、その戦略はお見事!

難消化性デキストリンは、とろみを与える。コーラといえばすっきり爽やかが特徴。炭酸もジュワッ、スキッとシャープに感じたい。だからとろみは意外と邪魔になる。

それを解決するためにキリンビバレッジがとった方策は、炭酸を強くすること。確かに炭酸感が強力ならば、かすかなとろみなど吹き飛んでしまうかもしれない。では実際に飲んでみよう。

キャップをひねるとバシュッという力強い音がする。香りはメッツコーラ特有のコーラ飴系統の童心に帰るタイプ。一口飲むと、確かに炭酸は強め。舌の縁までビリビリとした刺激が広がる。喉に流し込んでも、その電撃刺激は続くから、強炭酸・強刺激は嘘じゃない。

そしてふわっと広がるコーラの風味。なるほど、これは美味しい。リフレッシュ感も満点で、ゼロコーラとしてはかなりのレベル。特保コーラの中では、現状一番美味しいのではないか。甘味料はアスパルテームをスクラロースなどで仕上げているので、自然な甘さ。デキストリン感はほとんど感じられない。

ただ成分量を見てわかる通り、難消化性デキストリンが最初に来ているくらい量が多い。1本で5g。調子に乗って飲みすぎるとガスが出やすいことを覚えておきたい。カロリーはもちろんゼロ。カフェインは48mgなので、夜遅く飲むと安眠の妨げになるのにも気をつけて。もちろん朝など目を醒ましたい時には最適だが。

美味しい特保コーラが強炭酸・強刺激でとても美味しく生まれ変わった。ダイエットにいそしんでいる人ならば、第一選択肢となるはずだ。

 

 

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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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