『GONESHⓇリフレッシュシート』で身体を拭くとき、60年代アメリカの“伝説”の香りと幸せが身を包む!

香りは記憶に直結している五感である。だからこそ、香りが人に与える幸福感は、何らかの記憶と繋がっていることが多いという。この商品も「香り」が主役のシンプルなものだ。これからのシーズン、通勤・通学やスポーツの後、サッと身体をひと拭きして気分をリフレッシュ。そんなリフレッシュシートが、伝説の香りブランド・ガーネッシュ(GONESHⓇ)から発売されている。『GONESHⓇリフレッシュシート』。さっそく60年代アメリカの香りに包まれてみた。

ふたを開けると特徴的な香りがひろがる

創業95年のお香のブランド

「ガーネッシュ」は、第一次世界大戦後の1923年に、ローレン・ラドキンスというリトアニア移民が創業したアメリカのインセンス(お香)ブランド。その強く、個性的な香りは、1960~70年代の高度成長期のアメリカでイージーでスローな生活をポリシーとしていた若者達中心に支持され、ヒッピームーブメントと共に人気となった。

ブランド名の「ガーネッシュ」は、インドで学問、富 (金運)の神として崇められている、ヒンドゥーの象の頭を持った少年の神、「ガネーシャ」にちなんでつけられた。使う人たちに幸運が訪れる事を願って、また常に素晴らしい香り、品質を追求することを約束する意味を込めて、「ガネーシャ」はブランドのシンボルマークにもなっている。

その「ガーネッシュ」商品は、日本では香り雑貨専門企業の株式会社大香(東京・中央区)が取り扱っており、ガーネッシュ商品も、同社オンラインショップから幅広く購入することができる。

甘く官能的なクラシックNo.8

さっそく封を切ったのは、やはりガーネッシュの人気No.1の香り「クラシックNo.8」だ。「スプリングミストの香り」という別名が書かれているが、この春の日の朝霧の香りは何とも官能的だ。

20種類以上の香りをミックスして作られるコンプレックスな香りが特徴の「ガーネッシュ」の中で、この「No.8」はひときわ特徴的なものになっている。1965年に誕生したオリジナルラインのクラシックシリーズで、ベリー系の甘みと酸味が前面に香るフレグランスだ。

スパイシーなハーブが香るセージ

「ガーネッシュ」の中で、強力なシングルノートの香りを特徴とする「EXTRA RICH」シリーズ。その1つ「セージ」は、肉料理やハーブティーに使われる誰もがよく知るハーブである。3種類のラインナップの中では、最も強烈に主張するフレグランスだろう。

『GONESHⓇリフレッシュシート』は、どれも15枚入りで、シートが厚く、しっかりとゴシゴシ身体を拭くことができる。そして、拭き終わった後に身体に香りが残る。そのため、シートを直接嗅ぐと、かなり強い香りの印象があるが、実際に使用すると、適度なインパクトで香りが残るのだ。

EXTRA RICHの定番オーシャン

3種類の最後は「オーシャン」。EXTRA RICHシリーズの定番のフレグランスで、「太陽の日差しがふりそそぐ、アメリカ西海岸のビーチをイメージした香り。透き通った海をイメージしたアクアマリンの香り」と説明されているが、記者の感覚では、先の2つ「No.8」と「セージ」の中間のような香りに思える。甘さとスパイシーのバランスといったところだろうか。

パッケージは、どれも黒のアルミ素材に、香りをイメージしたカラーシールが施されており、とてもクールなスタイル。これならビジネスマンがスーツにしのばせて持ち歩いても違和感がない。

シートのサイズは200mm×200mmで、紙は厚手で破れにくい。汗ばんだ身体を拭き取ると、メントールが涼しく刺激して、その後すぐに気化してサラサラ爽やかな使い心地。

そして、そのあと襟元や服のすきまから、ほのかにガーネッシュ独特の香りが立ち上ってくる。60年代の古き良きアメリカ。しばし遠い記憶とともに幸福感に包まれる。この夏、ぜひ税抜360円で香りの幸せをどうぞ。

 

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記者

渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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