洋食缶詰の歴史を感じさせる明治屋『おいしい缶詰』丁寧な作りに、油やソースの1ランク上の美味しさ!

1.「国産真いわしと野菜のトマト煮」
今年8月に発売された新商品から、メーカーに聞いたおすすめの商品は、まずこちら。

4-1

オリーブ油が香るソースが何ともいい味を出している。青魚が苦手な人にも、このオイル煮なら大丈夫なのではないだろうか。臭みもなく香辛料が効いたトマトソースは、ベースの野菜の味が出て、いわしを軟らかく食べやすくしてくれる。

4-2

しかも明治屋らしいのが、このいわしの切り分け方。小さく上品に洋食らしく調理している。これが大きなぶつ切りだと趣きはかなり異なってくことだろう。

4-3

価格は税別450円。素材がいわしなので、意外と日本酒や焼酎にもよく合うし、もちろんビールやワインにもいける。

 

2.「瀬戸内産いかなごのごま油漬(和風アヒージョ)」
メーカーおすすめの新商品2つ目は、「瀬戸内産いかなごのごま油漬(和風アヒージョ)」である。

5-1

いかなごは、瀬戸内では釘煮という佃煮料理が知られるが、そのいかなごをごま油を使って、スペイン料理のアヒージョ風にオイル煮にしたのがこの商品である。

これも食べた瞬間に、油の美味しさが口の中に広がる。ごま油とニンニク風味で和風なのだが、唐辛子の辛みと相まって地中海を感じさせる雰囲気がある。

5-2

少し熱めに湯煎して日本酒や焼酎でじっくりといただくと、これはなかなか“やめられない”肴となる。

5-3

小魚を丸ごといただく食感もよく、ニンニクと唐辛子味のハーモニーは、「とりあえずビール」のお通しには少々贅沢な感じ。この油を使って和風のペペロンチーノを作り、締めにするのもいいかも。価格は税別450円。

6

今回の明治屋の『おいしい缶詰』はどれも均質に美味しく、かつてのPUB缶時代の明治屋らしさも感じられて絶賛ばかりしてしまったが、ぜひ読者の皆様も自分の好みを探して、いろいろと味わってみて欲しい。ほんのちょっと一工夫してお皿に盛りつければ、本当に缶詰か?と思いたくなるものばかりである。

また今回3回にわたって、いわゆる高級おつまみ缶詰をご紹介したが、味には大きな差が感じられた。これからの年末年始、家でお酒を飲む機会も多くなると思うので、これを機会に、ぜひご自分でも試してみてはいかがだろう。その参考に、この記事を読んでもらえれば幸いである。

オススメ度:(絶対におすすめ)

記者

渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

この記者の記事一覧

トラックバック