うっかりできてしまった床・柱・家具の穴うめが簡単にできる! 現場のプロも選ぶ『ボンド ウッドパテ』でおうちメンテをためしてみた!

 

新生活が始まる中、折角なら、普段は手つかずな部屋のお手入れもしたい! コニシの『ボンド ウッドパテ』は、床・柱・家具の穴うめに使用できる便利アイテム! フローリングの床や階段のひび割れなどにも対応できる。木製でも補修できるパテは初めてかも。不器用な記者が実際にためしてみた!

 

接着剤だけじゃないコニシの「ボンド」シリーズ

2020年に創業150年を迎えたコニシ株式会社(大阪府)は、「ボンド」ブランドでもおなじみの接着剤メーカー。長年築き上げてきた独自技術は、公共の建造物から一般家庭用まで大活躍し、さまざまなシーンで「つなげる」ことを実現し続けている。

『ボンド ウッドパテ』

『ボンド ウッドパテ』(30ml・全2色・参考小売価格 税込473円・発売中)は、床や柱、家具の穴うめ補修ができるアクリル樹脂系エマルジョン形充てん材。フローリング床のキズや幅木、階段のひび割れ、長年使い続けた木製家具や建具の割れ目、木製ドアや窓枠の割れ目などのあてキズにも幅広く使用できる。また、柱に打ち付けた釘やネジを抜いたあとの穴うめにもOKだ。

ホルムアルデヒド、キシレンなどは不使用

気になるカラーは、「ラワン」「タモ白」の2色展開。ちなみに乾燥後は、水性・油性塗料の上塗りもできるそう。 また、釘・木ネジの使用や切削加工もできるので、補修した後のアレンジも自由自在に。乾燥後の凹みが少なく、補修箇所の周囲にパテがはみ出しても硬化前なら水で落とすこともできる。

 

『ボンド ウッドパテ』をためしてみよう

今回は淡いベージュカラーの「ラワン」を用意し、木材の穴うめ補修にチャレンジ! 

使いやすいサイズもポイント

商品は使いやすいチューブタイプ、口先は銀色のシールで封止めされている。

パッケージ裏を参考にしながら、使用方法を確認しよう。

使用時には附属のヘラを使用する

パテ自体の色は薄め

1.穴や穴の割れ目に、チューブから少し多めにしぼり出す。
2.附属のヘラで空気を押し出すようにパテをうめ込む。このとき穴などが深い場合には、一度に充てんせず1・2の作業を何度か繰り返すとよさそう。
3.充てん後、すぐにヘラで余分なパテをかき取りながら表面を平らに仕上げる。
4.乾燥後、充てんした部分の凸凹が気になる場合は、紙ヤスリやカッターナイフで削り整える。
5.乾燥後、充てんした部分を削ったり、釘などを打つ場合は24時間以上おいてから行う。

 

 

では、実際に商品を使って補修を始めよう。

ガツンと当たったキズ…

用意したのは凹みができてしまったフローリング材。この部分をパテで埋めてみる。

パテを押し当てて

穴がうまるほど付ける

穴うめしたい場所にパテを多めにしぼり出す。

空気を押し出すようにヘラでうめ込む、このときパテが乾かないように素早く作業するのがいいみたい。

乾かないうちに余分なパテを素早く取りながら、平たく整えたら完成! 

1日寝かせた木材を触ってみると、しっかりと固まっている。でも、使用した木材の色目が濃かったので、明るめのパテが逆に目立ってしまった… 。よし、こんなときは色付けしてみよう。

色目にあうペイント剤を用意

補修した部分にヤスリをかけ凸凹をなくし平らにしたら、ペイント塗料の出番。ペーパーでペイント塗料をふき取りながら作業してみる。

補修場所の色が若干変わってしまうことも

すると…、ペイント剤が弾くこともなくパテになじんでいる。遠目から見てもほとんど違和感を感じない。これなら素材とパテの色目が違っても、上塗りすれば仕上がりもキレイになりそうだ。

 

環境にやさしい「グリーンスピリット(C)」のマーク入り

ちなみに、このパテは健康住宅対応商品。環境・安全に関するコニシの基本姿勢を表す「グリーンスピリット(C)」のマーク入りなので、成分が気になる人はこちらも注目してみてはいかがだろう。

おうちの床や家具の穴など、自分でメンテナンスを考えている人におすすめ! 『ボンド ウッドパテ』で、簡単手軽に修復してみて。購入は全国のホームセンターや量販店などで販売。

公式サイトはこちら

記者

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ななとも

幼いころから五感で動き回るのが大好き。小さなカラダであちこち動きながら、「思い立ったら吉日」の人生を神戸の街で過ごしている。

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photo by 尹 哲郎

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