「白い恋人」のISHIYAと吉本興業がまさかのコラボ!? 大阪で毎日完売のスイーツ『Laugh & Sweets ゆきどけ』を食べてみた!

 

ISHIYA吉本興業がコラボした焼き菓子『Laugh & Sweets ゆきどけ』が、ISHIYA SHINSAIBASHI(イシヤ心斎橋/9月20日オープン)店舗限定で新発売。これが今すごく売れている! オープン以来、毎日お昼過ぎには完売してしまうという。「面白い恋人」を巡ってかつていろいろあった両社が、タッグを組んで生み出したスイーツとは!?

 

災い転じて福となす! 両社コラボで生まれた絶品スイーツ

9月11日、「なんばグランド花月」で『Laugh & Sweets ゆきどけ』(6個入・希望小売価格 税別 1,500円・2019年9月20日発売※数量限定)の発売記念記者発表が行われ、世間を驚かせた。

石屋製菓と吉本興業の代表は握手を交わし、さらに大阪代表として吉本新喜劇座長・すっちー、酒井藍、北海道代表としてタカアンドトシが登場。「面白い恋人」騒動も笑いに変える、ゆきどけムードあふれる会見となった。

騒動の発端は、2011年。石屋製菓が、商品名・パッケージが「白い恋人」に酷似しているとして、「面白い恋人」を販売している吉本興業などを相手取り、訴訟を起こしたのだ。その後、2013年に和解が成立。今回、関西エリア初となる北海道外直営店・イシヤ心斎橋のオープンに伴い、石屋製菓側から吉本興業に協力を依頼。めでたくコラボが実現し、両者の関係は“ゆきどけ” と相成った。

 

コンセプトは、ISHIYAの「Love & Sweets」と、吉本興業の「Laugh & Peace」という互いのコミュニケーションワードを組み合わせた「Laugh & Sweets~オイシイおいしさ」。吉本興業が同店舗のPRや新商品の共同開発といったプロジェクトに取り組んでいくことが決まり、その第一弾が『Laugh & Sweets ゆきどけ』となる。

 

しっとりフィナンシェ×ほろ苦キャラメルの絶妙さ

吉本興業とのコラボということで“おもしろ商品”なのかと思いきや、良い意味で裏切られた。『Laugh & Sweets ゆきどけ』は、アーモンドを効かせたフィナンシェの中に、ほろ苦いキャラメルソースを閉じ込め、口どけのよいコーティングで仕上げた上品でリッチな焼き菓子だ。

銀世界を思わせるシルバーを基調としたパッケージは、雪の間からふきのとう、クロッカスなどが覗くかわいらしいデザイン。箱を開けると、春の訪れのように華やかな花々を模した内面となっている。

個包装を開封すると、雪のようにキラキラと光るホワイトコーティングが美しい『Laugh & Sweets ゆきどけ』が。

心を弾ませ口に運んでみると、フィナンシェは柔らかく、しっとりとした口当たり。そして、そのフィナンシェを包むホワイトコーティングが、なめらかに口の中でとろけていく……まさに“ゆきどけ”のような食感である。

 

2口、3口と食べ進めていくと、中からキャラメルソースがとろり。ほんの少しの苦味がアクセントになり、より一層、深みのあるスイーツに仕上がっている。甘さと苦さの絶妙な味わいに、食べているだけで「うふふ」と笑みがこぼれてしまう。

なるほど、これが”Laugh & Sweets”ということか。あの美味しい「白い恋人」のISHIYAということで食べる前から期待はしていたが、まるで生ケーキのような味わいには、正直驚かされた。

 

ちなみに“スイーツ男子”の夫と一緒に試食したのだが、「俺、これ6個全部一気にイケるわ」と大絶賛。イシヤ心斎橋の限定発売であると伝えたところ、「なんだよ~」とわかりやすく落ち込む姿に、関西に出かけた際には、必ずお土産に買ってきてあげようと誓うのだった。

『Laugh & Sweets ゆきどけ』は、大丸心斎橋店 本館 地下1階・イシヤ心斎橋で発売中(数量限定)。大阪土産としてはもちろん、自分へのご褒美スイーツにも本当におすすめ。今後のコラボプロジェクトの展開も、ますます楽しみになった。

 

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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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