簡単なのにデパ地下クオリティって本当?『らくらく炊きたて赤飯おこわ』を作ってみた!

お祝いシーズンの春。ネットのお料理レシピはあれど、ひとつひとつの料理を全部手作りするのは大変、と悩んでいる人も多いはず。らくらく炊きたて赤飯おこわ』は、デパ地下で人気の赤飯おこわを家庭で簡単に作れるようにフルセットになった便利なアイテムだ。

誰でもデパ地下の味が再現できる?『らくらく炊きたて赤飯おこわ』とは

お祝いの席でおなじみの「お赤飯」は、誕生日や受験に合格したとき、入学・進級祝いのときなど節目のタイミングで登場するおめでたい料理。デパ地下ではお祝いごとに限らず、毎日行列ができるほど人気があるのはご存知のはず。

 

イチビキ株式会社(愛知県名古屋市)『らくらく炊きたて赤飯おこわ』(2合分・標準小売価格 税抜640円・1998年発売)は、そんな大行列ができるほどのおいしい赤飯を家庭で手軽に食べられるようにしたいと開発された商品。デパ地下で買うと自宅に持って帰るまでに冷めてしまうので、「炊きたてのおいしさ」と「家庭で炊飯できる手軽さ」を両立したのだという。

こどもが生まれてから何かとお祝い料理をつくったり頼んだりしている記者は、実はコンビニおにぎりでも赤飯を選んでしまうほど赤飯好き。とはいえ、自分で炊くとなると「もち米をこの1度のために買うのは・・・」「お祝いなのに失敗したらどうしよう」と二の足を踏んでしまっている。

 

しかし『らくらく炊きたて赤飯おこわ』なら、炊飯器に入れて炊くだけだから簡単そう! お祝いのときに出しても大丈夫なくらいおいしいのかどうかも含めて、実際に作ってチェックしてみたい!

炊飯器と水・塩があればOK!実際に『らくらく炊きたて赤飯おこわ』を作ってみた!

『らくらく炊きたて赤飯おこわ』は、もち米2合と豆、煮汁、ごま塩という4点がセットになっている。もち米は無洗米なので、そのままお釜の中に入れてOK!

このほかに用意するのは、水250mlと塩(小さじ半分)のみ! その名の通り”らくらく”だ。

もち米の無洗米は初めて見たような気がする。もち米は全国各地の様々な品種の中から赤飯にしたときの色や味、香り、見た目、食感などにこだわりぬいて選んだという。正直なところ、無洗米はおいしくないイメージがあるので味がとても気になる。

お釜にもち米、豆、煮汁、水250ml、塩(小さじ半分)を入れてよくかき混ぜる。お釜に入れると、白米の2合の目盛りより少ないのだが、無洗米のもち米はこれで2合になるとのこと。もうこれだけで炊飯器のスイッチをいれていいというから便利すぎる。(ガスで炊く場合は、炊く前に30分ほど置く)

炊く時間は炊飯器によって異なるが、炊き上がったら5~10分蒸らして完成! 好みで、付属のごま塩をふりかける。

完成した『赤飯おこわ』を見てみると、もち米なのに一粒ずつしっかりと立ったきれいな赤飯ができ上がっていた! 炊く前は水が少ないのが心配だったが、焦げ付くことなくしっかりと炊き上げられているからびっくり。

煮汁を入れたおかげで赤飯の色もきれい。着色料などの添加物を使わずに自社で抽出した煮汁だというから、お手軽なレトルトなどに抵抗のある人にも歓迎されると思う。

実際に食べてみると、もち米のもちもちした弾力はありつつ、食感はべたつかずさらっとしている。味もちゃんとお赤飯で、豆の食感がしっかりあっておいしい! 「自分で炊くより断然おいしい」と素直に思えた。

 

あまり良いイメージのなかった無洗米とは思えないほど、立派な赤飯だと感じた。冷めても硬くなりにくいから、おにぎりにして持ち歩きもできる。作る手軽さも味も満足で、「もうこれから赤飯はコレにしよう」と思えるクオリティだった。

公式サイトで公開中の『らくらく炊きたて赤飯おこわ』レシピがこれまた便利!

公式サイトには、「お赤飯カップ寿司」や「赤飯春巻き」、「赤飯スティック」など色とりどりでおいしそうなレシピがずらり。入学・進級祝い、お誕生日などの記念日に作ってみたくなるし、毎日の食卓にもさりげなく取り入れられるレシピも豊富だ。

『らくらく炊きたて赤飯おこわ』は、全国のスーパーやネットショップなどで発売中。下ごしらえいらずで簡単らくらく、しかも手頃な分量だから家族で食べきることができるのも魅力。お祝いごとだから失敗したくない、という人にもおすすめだ。ぜひ一度ためしてみて。

 

公式サイトはこちら

記者

椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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