「缶詰」と聞いて、頭に思い浮かべるものは人それぞれだろう。シーチキン、鯖味噌煮、さんま蒲焼き、それともコーン、トマト。最近なら、カキの燻製とかタコのアヒージョといったバル風おつまみ缶も売り場を賑わせている。ところがそうした水産物、農産物、総菜等の缶詰とは一線を画し、売り場も全く違うところに分けられて売られている缶詰がある。それが今日のテーマ、「フルーツ缶詰」だ。
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[第52回]あの会社の「果実缶詰」は、売り場の占有と金額シェアで他社を圧倒!“全て国産”国産みかんの使用で魅力的な「太洋食品」は第4位にランクイン!
[第51回]“とろける”が主役の「スライスチーズ」。強い「雪印メグミルク」に挑む「明治」の“味の良さ”と“とろけ方”は魅力!六甲バターや森永乳業はPBへの提供も。
「日本のチーズ市場は、プロセスチーズとナチュラルチーズでほぼ二分しており、ややプロセスチーズが優勢だ」という話は、実は本連載の第31回「一口サイズプロセスチーズ」の記事に書いた。そのときは、大分類「プロセスチーズ」の中でのシェア第1位ということで、「一口サイズ」の方を選んだのだが、今回は、同じくシェア第2位の「スライスプロセスチーズ」をテーマにした。
[第50回]ディート主流の「虫よけスプレー」だが、メーカーに姿勢の違いが!「ディート」中心のアース製薬、「イカリジン」中心の金鳥。あなたはどう選ぶ?
[第49回]PBが多数派で、NB(ナショナルブランド)が少ない「冷凍枝豆」売り場!注目すべきは北海道の『JA中札内村』。茶豆や大粒のタイ産もお好みでお試しを!
[第48回]「ベーコン」販売金額ランキングTOP20。ハム大手4社の中に食い込んだ“黒塗り商品”は何?「くん液」に漬けない「発色剤」も入れない商品の正体は?
山暮らしをすると、ときおりイノシシや鹿の肉が手に入ることがある。それを塩水に漬け、風にさらして乾燥させ、燻(いぶ)す。美味しい燻製の出来上がりだ。梅雨が明ければ、温燻(おんくん)のシーズン。今回のテーマは「ベーコン」である。
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[第47回]「冷凍パスタ」は、ほぼ“3社独占”のマーケット。売れ筋TOP3とPB商品、食べ比べてみたら・・・。具の質と量に「冷凍パスタ」の進化が!
[第46回]老舗・中田が「梅干し」メーカーの横綱!その中田が作る“あのPB商品”が侮れない!脂肪を燃やす「バニリン」でも注目のダイエット食品「梅干し」!
今回のテーマは「梅干し」。漬物としては、第16回で「キムチ」を扱っているが、それ以来である。「梅干し」と聞いて、そのメーカーが頭に浮かぶ人がいるだろうか。各地域の地元産や自社開発商品(以下PB)が多く売られている印象があるが、実際はどうなのだろう。さっそく『日経POS情報POS EYES』を使って調べてみた。
[第45回]「練り歯磨き」販売ランキング。金額ベースで1位,2位の商品を、個数ベースで逆転した1970年生まれのあの商品!高くても売れる“最強”ブランドは?
「歯磨き粉」と呼ぶ人もいれば、「練り歯磨き」と言う人もいる。最近では「歯磨きペースト」などと半分横文字を使う人もいる。商品の表記をチェックすると、「ハミガキ」が多数派のようで、マウスウォッシュタイプなら「液体ハミガキ」だし、薬効成分の入ったものは「薬用ハミガキ」である。というわけで、今回のテーマは、その「ハミガキ」である。
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[第44回]「カニ風味かまぼこ」の売れ筋商品はどれ? カネテツ『ほぼカニ』はカニを超えた!? 本当にカニを食べている気分にさせる商品を作るメーカーとは?
いつの頃からか、「ほぼほぼ」という言葉をよく聞くようになった。巷では「ほぼ」と「ほぼほぼ」、どちらがより完全に近いのか、といった論争もあるようだが、その結論はともかく、この「ほぼ」という言葉を“ある商品”の商品名に使った時点で、その商品の“勝ち”は、ほぼほぼ決まったかのように記者には思えるのだ。今回のテーマは「カニかま」である。
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