【お湯不要/二郎系保存食】ガッツリ系レンチン麺『麺QUICK 角煮入り豚まぜそば』のパンチ力に驚いた

 

電子レンジで温めるインスタント麺「麺QUICK」シリーズに『麺QUICK 角煮入り豚まぜそば』が新登場。これまでの上品なパスタ系とは正反対のにんにく、背脂、豚の角煮を使ったガッツリ系商品だ。極太生麺を使用したジャンキーそうな一品、その味わいをたしかめてみよう。

 

レンジから沸き立つ強烈なにんにく臭! 超濃厚で食べ応え抜群 

テーブルストック(山梨県)の「麺QUICK」は、今年2月に発売された電子レンジで2分30秒で作れる超本格派インスタント麺(湯煎もOK)。お湯を沸かす時間すら惜しい社会人や、専門店級の味わいを手軽に食べたい人におすすめのシリーズだ。

 

これまでは「麺が入った麺QUICK 国産豚100%のボロネーゼパスタ」や「同 濃厚海老クリームパスタ」、「同 三種チーズのカルボナーラパスタ」など、上品な味わいを中心とした商品を発売してきた。

「TABLE STOCK」はストック飯ブランド。製法特許も取得している。

しかしこの度発売された第4弾『麺QUICK 角煮入り豚まぜそば』(220gうち麺160g・実勢価格 税込378円・発売中)は、これまでの3商品とは全く違うパンチの効いたガッツリ系フレーバーである。

麺には極太生麺を採用。従来同様、もちもち食感ののびにくい麺はもちろん、極太になったことでにんにくや背脂の入った濃厚ソースが絡まりやすくなった。これによってボリューム感のある味わいが楽しめるというわけだ。

トッピングの豚の角煮は、とろけるような柔らかさを追求しており、専門店に負けないクオリティになっているという。

パッケージはガッツリ系らしい黄色と黒色の2カラー。上品さとはかけ離れた力強い書体だ。

温め中に膨らむのは仕様。取り出し時は熱いのでご注意を

作り方はとても簡単。電子レンジの場合は、袋の裏面を上にして電子レンジで温めるだけ(500W:2分30秒目安)。湯煎の場合は、袋のまま5分ほど温めればOK。

エネルギーは1袋あたり568kcal

レンジで温めているときから漂っていたのだが、豚とにんにくの匂いがとてつもなく強い。ひと嗅ぎで、このあと人に会えないな、と確信してしまうほど。

器としても使えるパッケージなので、アウトドアや保存食としても便利

驚いたのはニオイ以上に強烈なジャンキーさ。口に入れた瞬間、豚や濃厚ソースの旨味がガツンとくるし、ブラックペッパーの辛さがさらに味わいを加速させる。背脂のどろっと感もあってたまらない。二郎系やまぜそばが好きな人は絶対にハマるはずだ。

麺はうどん並みに太くやわらかめ。太さがあって食べ応えがある。ソースが絡まるよりもソースを吸っている状態に近いので噛むほどに旨みが感じられておいしい。

好みの問題だが、記者としてはもう少しみずみずしさがほしかった

具材は、豚の角煮と大豆ミート(粒状大豆たんぱく)。やわらかさと肉らしさのバランスがいいハイクオリティな仕立てだった。残念ながら角煮は1つしか入っていなかったが、その代わり大豆ミートが多めに入っており、麺と絡まって食感のアクセントになっている。角煮にというにはちょっと弱いが、タレを吸収して素朴ながらもしっかりとした味わいが楽しめた。

 

常温保存で賞味期限1年! アンバサダーにはあの登山家も!

「麺QUICK」シリーズのすごさは、このお手軽さとおいしさで常温1年の賞味期限であること。いつ災害が起きてもおかしくない今こそ、お湯要らず(湯煎は除く)で作れるから保存食にぴったりだ。また、テーブルストック公認スペシャルアンバサダーには、アルピニストの野口  健氏が就任している。アウトドアでの食事としても期待できそうだ。

 

全国のコンビニエンスストア、公式サイト、Amazonにて発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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