出汁いらずのおいしさ! シンプルを極めた究極のみそ汁の新作『味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し寒熟白つぶみそ』を飲んでみた

 

秘蔵のみそを使った「味噌屋のまかないみそ汁」シリーズに新フレーバーが新登場! 『味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し寒熟白つぶみそ』は、熟成した白つぶみそを使ったやさしい味わいの即席みそ汁だ。すでに発売中の「蔵出し信州こうじみそ」と「蔵出し熟成赤みそ」も飲み比べて、それぞれの違いをたしかめてみた。

 

材料はみそ・かつおぶし・具。低温熟成で引き出したうま味を楽しむみそ汁

ひかり味噌(長野県)は1936年に創業した味噌メーカー。30年以上にわたり有機や無添加味噌への取り組みを続けており、安心安全なおいしいみそ商品を作り続けている。

ご紹介するのは『味噌屋のまかないみそ汁』(全3種/5食入り・参考価格 税込378円・発売中)

 

「味噌屋のまかないみそ汁」シリーズは同社が作る秘蔵のみそをつかった即席みそ汁シリーズ。商品開発には味噌職人やみそ汁のスペシャリストへのインタビューを行い、みそ・かつおぶし・具のみを使用した究極にシンプルでおいしいみそ汁がコンセプトとなっている。

今回「味噌まかないみそ汁」シリーズに新しいフレーバー『味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し寒熟白つぶみそ』が登場! 低温で熟成させたこと(寒熟)で、米と大豆のうま味を引き出したインスタントみそ汁だ。後味には麹由来の甘さも残り、やさしくすっきりとした味わいが楽しめる仕立てとなっている。

昨年発売された「味噌屋のまかないみそ汁」シリーズの「味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し信州こうじみそ」と「味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し熟成赤みそ」は、3年以上長期熟成させたみそを使用した人気商品。

 

出汁を使わない、みそだけで勝負した究極の味わいをたしかめてみよう。

 

『味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し寒熟白つぶみそ』を飲んでみた

小袋は調味みそ、花かつお、具の3つ。個包装になっているかつおぶしは最後にふりかけることで、香ばしいかつおぶしの深い味わいがさらにみそ汁を美味しく仕上げてくれるそう。

器に調味みそと具を入れて、お湯を注ぐ。

しっかりと味噌を溶かし、最後に個包装の花かつおを振りかければ完成。

白つぶみその優しい香り。出汁が入っていない分、ダイレクトにみその香りが楽しめる。

味はもちろんみそをダイレクトに感じる味わい。ただ、明らかに違いを感じるのは、とてもまろやか……というかおだやかな味だ。トゲがなく丸い味というのも少し違う、ゆるい坂道を上るように少しずつうま味や塩味、コクが増してくるような奥深さを感じる。

気がつけば、口の中がみそで満たされているような気分。熟成されたみそのうま味を感じ、後味には、たしかに麹の甘みが残りつつすっきりとした味わいの余韻を感じさせてくれた。

 

具材のねぎとわかめは量もたっぷり入っていて、しゃきしゃきとした歯ごたえもバッチリ。時間が経つほど、花かつおからうま味や風味が出てきてゆったりと飲みながら飽きのない味を楽しめた。

 

「蔵出し信州こうじみそ」「蔵出し熟成赤みそ」もチェック!

「蔵出し信州こうじみそ」

続いて、「蔵出し信州こうじみそ」。こちらは口に入れた瞬間にうま味と塩味がガツンと来る。出汁は入っていないのに、それを感じさせない力強さだ。なお塩味が強いのか、少々辛め。口に入れてからも豊潤な香りを感じられる一杯だ。

「蔵出し出し熟成赤みそ」

最後は、「蔵出し熟成赤みそ」。先ほどの2つとは全く違う、苦味や渋みのある大人の味わいが印象的。口に入れた瞬間にうま味と塩味がくるが、こちらは重みのある濃厚な味だ。みそ汁なのにちびちびと飲みたくなる不思議な感覚。後味にも強くみその味わいが残るので、料理との相性を考えながら飲みたいツウ好みの一杯。

 

三者三様の味わい! おすすめのシーンは?

左から「蔵出し信州こうじみそ」、「蔵出し寒熟白つぶみそ」、「蔵出し熟成赤みそ」

全く味わいの違う3種類を飲んでみて、記者なりにおすすめのシーンが見えてきたので最後に紹介しよう。新フレーバーの『味噌屋のまかないみそ汁 蔵出し寒熟白つぶみそ』は、おだやかな味わいと奥深さが印象的だったので、安心したい時、疲れているときに飲んでみてほしい。

 

ガツンとしたパンチ力のある「蔵出し信州こうじみそ」は、身体を起こしたい朝一番やもうひと踏ん張りしたいときに。ツウ好みの味わいが印象的な「蔵出し熟成赤みそ」は、やはり本格和食と合わせて飲むのがおすすめだ。

 

これから本格的な寒さを迎える冬に、自分好みのタイミングに合わせて、身体温まるみそ汁を味わってみるのはいかがだろうか。

 

全国のスーパーほかで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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