【マコロン/鈴カステラ】豆腐専門店のエモい菓子『三代目茂蔵豆腐 濃厚豆乳入りマコロン/豆乳とおからの鈴カステラ』を食べてみた

お豆腐屋さんが作る昔懐かしい駄菓子のおいしさ

 

昭和世代には懐かしい駄菓子「マコロン」と「鈴カステラ」。あの懐かしいおいしさを豆腐専門店「三代目茂蔵豆腐」が豆乳やおからを使って作り上げている。今回は『濃厚豆乳入りマコロン』『豆乳とおからの鈴カステラ』をご紹介しよう。

 

人気商品がいっぱいの豆腐専門店「三代目茂蔵豆腐」

篠崎屋(埼玉県)が手がける豆腐専門店「三代目茂蔵(Shigezo)豆腐」。きぬ、もめんなどの定番の豆腐から、国産の大豆を使用した“極上豆富”などなど様々な豆腐が店先に並ぶ。湯葉や豆乳も人気商品。関東を中心に店舗を構え、コンビニエンスストアで購入できる商品もある。

 

豆腐だけでなく、豆乳やおからを使ったお菓子など、その他の商品の種類も豊富。その中から、今回は『濃厚豆乳入りマコロン』と『豆乳とおからの鈴カステラ』をご紹介しよう

 

落花生で作られたマコロン。マカロンとは別物

コロコロしたルックスの『濃厚豆乳入りマコロン』(170g・実勢価格 税込259円・発売中)。

仙台が発祥と言われているマコロン。落花生の粉末と卵白、砂糖などを混ぜた生地を焼き上げている。

彩り鮮やかな洋菓子のマカロンとは別物ではあるが、元になっているお菓子はマカロン。マカロンはアーモンドが主原料になっているが、日本では当時アーモンドにあまり馴染みがなく、江戸末期ごろに落花生を使って作られたのが広まっていったのだとか。

 

『濃厚豆乳入りマコロン』を食べてみた

薄茶色の丸い形をしており、表面はひび割れている。

三代目茂蔵豆腐のマコロンには、濃厚な豆乳入り。お皿に出してみるとたっぷり入っているので、おかしの時間にみんなでシェアをするのもいいかも。

パクッとひとくちで食べやすい大きさ。軽くてサクサクっとした食感で、口の中でホロリと崩れていき口どけが良い。

落花生の風味が濃厚で甘くおいしい。豆乳入りということではあるが、そこまで豆乳は主張しておらず、あくまでもメインは落花生。日本茶とともに食べたくなる味わい。和菓子ではあるが、珈琲や紅茶とともにティータイムを過ごすのもいいかもしれない。

 

『豆乳とおからの鈴カステラ』を食べてみた

子どもの頃を想い出す人も多いだろう鈴カステラ製品『豆乳とおからの鈴カステラ』(105g・実勢価格 税込130円・発売中)。

こちらも駄菓子の定番とも言える鈴カステラ。その名の通り、鈴のカタチをした焼菓子のこと。

小麦粉、牛乳、卵をベースに、砂糖やハチミツで甘さを加えて生地を型に入れて焼いていく。仕上げに砂糖がまぶされていることが多い。お祭りの縁日などで見かける「ベビーカステラ」とは別物だ。

 

濃厚豆乳とおからを焼き上げた小さなひとくちサイズのカステラ

焼き色が半分くらいまでつくその見た目が鈴のように見える。子どもの頃のおやつによく食べたという人も多いのではないだろうか。

「三代目茂蔵豆腐」の鈴カステラは、濃厚な豆乳とおからを加えて焼き上げたもの。

こちらもパクッと食べられるひとくちサイズ。ふんわりとした食感で卵の味わいが濃い。おからの食感が気になるかなと思ったのだが、とてもしっとりとした生地。後味に豆乳のコクがあり、濃厚な甘さと食べやすさについもう1個と手が出てしまう。

まわりにまぶしてあるお砂糖が、時々シャリっと感じられるのがまたいい。

 

お豆腐屋さんが作る昔懐かしい駄菓子の味は、全国の「三代目茂蔵豆腐」取扱店やオンラインショップにて発売中。

 

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記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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photo by 尹 哲郎

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