新色登場! 機能性抜群のアウトドアグローブ『エルマージョイ』の驚きの使いやすさをたしかめてみた

 

アウトドアは楽しいけどグローブが使いにくくて作業が捗らない! とお悩みの人に紹介したいのが『エルマージョイ』。宇宙服に採用されたパターンと同じものを使い、まるで素手で作業するような感覚で手袋をつけたまま細かい作業ができる機能性アウトドアグローブだ。その使いやすさ、体験してみた。

 

着脱のストレスを解消! 難燃、撥水加工の山羊革だからはいた瞬間から使いやすい!

新色の「ピンク」と「オリーブ」

スワニー(香川県)は1937年に創業した、手袋や鞄類のほか車椅子の生産・販売も行なう老舗手袋メーカー。アメリカに販売子会社を持ち、北米スキー専門店での手袋売上ランキングでは自社ブランド「Swany gloves」が7年連続1位を獲得した実績を誇る、世界でも人気のメーカーだ。

内側

今回紹介するのは、山羊革を使用したアウトドアグローブ『エルマージョイ』(4サイズ・全5色・希望小売価格 税込6,490円・発売中)。クラウドファンディング「Makuake」で、開始3時間で目標額を達成、最終的に700%まで支援を集めた機能性手袋だ。

「ピンク」

アウトドアグローブといえば、丈夫さや動かしやすさ、撥水性など多くの機能性が求められるアイテム。『エルマージョイ』はこれらすべての機能を備えた上で、特に作業のしやすさを特化させたグローブだ。

 

最大の特徴はグローブに関節があること。指の第2・第3関節の辺りに、関節を作る独自のパターンを採用し、指が曲げやすい構造になっている。これは宇宙服(船外活動用)に採用されたパターンと同じものを使用しており、手袋をはめたままでも細かい作業がしやすくなっているのだ。

 

『エルマージョイ』を使って作業してみた

こんなポーズだって楽々!

革素材のアウトドアグローブは丈夫さを売りにしたものが多く、動かしやすさは二の次にされがち。しかし、『エルマージョイ』はグローブをしたままでも、ねじをつまめるほど動かしやすく設計されているのだとか。

補強もばっちり

手に着けてみてすぐにわかるのがグローブの特別感。柔らかさはもちろん、驚くほど手にフィットする。タイトめに作られており、隙間もほとんどなく密着するような感覚(しめつけるようなキツさではない)。指先にかけて細くなっていて、フィット感がより実感できる。

 

グー・パーと手を開いてみると、生地が突っ張るような感じがほとんどない。関節部分が先に曲がってくれるし、革が伸びるから最小限の力で動かせるのだ。

薪を切る際もしっかりのこぎりを握れて安定しそう

記者がとくに使いやすいと感じたのは、指先の部分。とにかく指の感覚が素手に近いのだ。曲げやすさはもちろん、掴んでいるものの感触が伝わってくるので細かな調整がしやすい。グローブをつけたままだと意外と難しい火おこしや料理のトングも、このおかげでかなり楽。食材を持っている感覚がきちんと伝わってくるから、トングを使ってお肉をすんなりとひっくり返せる。

キャンプ時に火を使用する時にも使いやすそう

ためしに木ねじを摘んでみたが、1回ですんなり取ることができた。生地自体にグリップもきいているから、掴んだものが滑りにくいのも、作業の助けになっているのだ。これなら、ペグやロープなどもかんたんに扱えるだろう。ぶ厚いアウトドアグローブではこうはいかない。

また、難燃・撥水加工がされている。さっと水に濡らしてみると、内部への侵入はなし。なんなら表面で水玉になるほどはじいた。サッと手を振ればほぼすべての水滴が飛んでいくほど。これなら雨の日の作業やグローブの汚れ落としもできるだろう。ただし、耐熱性ではないので直火や長時間熱いものに触れることはできない。お湯を沸騰させた鍋を触ってみたところ、5秒ほどで熱くなった。耐熱グローブとしては使えないが、簡単な料理や火起こし作業なら大丈夫そうだ。

 

自分好みのカラーを選べる!

今年追加された新色のオリーブとピンクを含む全5色を展開。機能性に特化するものが多い中、『エルマージョイ』は手元のおしゃれも楽しめるようにと、明るくてかわいいカラー展開がされている。

ロープを結んだり、テントの設営だったり、ナタやのこぎりを使ったりと、触覚を使った作業が捗りそうだ。アウトドアをもっと楽しみたい人、DIYで使用するグローブを。

 

Elmer by Swany公式販売サイト、楽天、Amazonにて販売中。

 

公式サイトはこちら

記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎/Official images 

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