そのままかじる新開発麺『0秒チキンラーメン』は塩分約50%オフのヘルシー仕様!

どんぶり不要!即席を超えた超即席ラーメン!

 

いろんなアレンジでおなじみのお湯かけ3分「チキンラーメン」。その中で一定の支持を得ているのが、お湯をかけない“そのままかじる派”だ。新発売の『0秒チキンラーメン』は、この派閥ためだけに作られた新「チキンラーメン」。なんと、塩分約50%カットで食べやすくするために、わざわざ麺を新開発している。なぜそこまでしてこだわったのか、その理由を食べてたしかめてみよう。

 

「そのままかじると、少ししょっぱい」問題を解決したあっさりうす味

「チキンラーメン」をお湯をかけずにそのままかじる、小さいころ実践して怒られた人もいるのではないだろうか(記者は怒られた)。だが、2017年に日清食品(東京都)がそのままかじる食べ方(=0秒チキンラーメン)を紹介したことで、公式の食べ方として周知されるようになった(CMでは新垣結衣さんが出演)。

バリバリとした食感や濃厚な味が、おやつやおつまみとしてばつぐんにおいしいのだが、「そのままかじると、少ししょっぱい」というユーザーの声もあった。この声に応えるべく、“そのままかじる用”として新発売されたのが『0秒チキンラーメン』(75g・希望小売価格 税込119円・2022年4月4日発売)である。

「チキンラーメン」には麺自体に味付けがされているため、わざわざ専用の麺を新開発する気合の入れぶり。チキンの旨みや香ばしさはそのままに、塩分を約50%カットしたあっさりうす味となった。今回は通常の「チキンラーメン」もかじりながら、食べ比べてみよう。

パッケージはひよこちゃん。デザインが全く違うので間違えて食べることもないだろう。

裏面には「湯戻しして食べるとおいしくありません」の注意書き。

原材料は大まかには同じだが、食塩が2.2g(「チキンラーメン」は5.6g)と少ないほか、大豆食物繊維が使われていたり、糖類から砂糖へと変わっていたりと調整が入っている。

サイズや見た目の色は通常と全く同じ。しかも使いもしない卵ポケットまで付いている。パッケージ無しだと見分けがつかないレベル。

 

バリバリっと音を立てて実食。なるほど、たしかにあっさりうす味で、そのままかじってもしょっぱくない。それでいて、きちんとチキンの味わいやしょうゆのうまみがあり、「チキンラーメン」らしさを堪能できる。

某ラーメン駄菓子にはないまるかじり要素も魅力的

通常の「チキンラーメン」を改めて食べてみると、やはりしょっぱい。ガツンとしたインパクトがあり、ジャンキー感があってめちゃくちゃおいしいのだが、数回かじるとさすがに脳が拒否反応を示す。やはり少量かじるからこそおいしいのだ。

『0秒チキンラーメン』の気になる点があるとすれば、油揚げ麺の油っぽさや風味が少々強い。駄菓子らしい味わいだけれど、通常の「チキンラーメン」まるかじりでは感じにくいので、違和感を感じる人もいるかもしれない。塩分を控えて上品な味になったため、ジャンキーさが物足りないと思う人もいるだろう。

 

とはいえ、食塩カットで健康的に「チキンラーメン」をかじる背徳感が味わえる『0秒チキンラーメン』。お湯いらずでいつでもどこでも食べられるのは大きな魅力。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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