ぺんてる発の新感覚! ホワイトボードにピタッとフィットする『ノックル ボードにフィット』の心地よさの秘密にせまる!

 

会議などで使用する「ホワイトボード」。垂直の画面だから、いつも通りに字が書けないため、字が乱れたりすることも多い…。ぺんてる『ノックル ボードにフィット』は、新たに3色が仲間入りしたホワイトボードマーカー。書きやすさにこだわった文具には、どんな秘密が隠されているのか。実際の使い心地などレビューも含めてお届けしよう!

 

ナイロン製の「フィット芯」は新しくて書きやすい!?

ぺんてる株式会社(東京都中央区)は1946年創業、「描くこと、書くこと」にこだわりを持ち続けるおなじみの文具メーカー。近年は長年の独自技術を生かし、電子機器や医療用製品など幅広い製品の開発・製造など新ジャンルへの進出も注目されている。

『ノックル ボードにフィット』シリーズ

そんな同社が着目したのがホワイトボードに使用するマーカー。文具用品は書き心地が重視する傾向が多い中、会議に使用するマーカーは蚊帳の外…。しかし、この悩みを解決してくれるのが、独自技術を生かしたこの商品というわけだ。

『ノックル ボードにフィット』(全2種/中字、太字・各全6色・2021年2月22日リニューアル発売)は、新感覚な書き心地のホワイトボードマーカー。2016年には「グッドデザイン賞 ベスト100」も受賞している本格派文具である。

商品の特長はなんといっても書きやすさ! その秘密は、ナイロン繊維の「フィット芯」にある。ペン先の溝が筆圧によって適度にしなり、ホワイトボードにペン先がしっかりフィット。 ペン先が安定することで、いつも通りの文字を書くことができるのだ。

 

インキが薄くなったら後部をノックするだけ。すると、インキがペン先に供給されるため、「インクがでない… 」と嘆く心配もない。また、インキ残量がわかりやすい新クリアボディを採用。買い替え時期もひと目でわかる優れものだ。

『ノックル ボードにフィット』中字6色

気になるタイプは選べる2種類。グリップも細くペンのようなこちらは、中字タイプ(筆記線幅2.3~4.5mm・希望小売価格 税込220円・6色セット 税込1,320円)

『ノックル ボードにフィット』太字6色

もうひとつは、太字タイプ(筆記線幅3~6.5mm・希望小売価格 税込275円・6色セット 税込1,650円)。2タイプとも定番の黒・赤・青に加え、新しく緑・橙・紫の全6色を展開している。

 

使い切る最後まで濃い文字を書くことができるマーカーは、今までなかったかも…。こんなコミュニケーションツールがあるだけで、会話も弾みそうだ。

 

『ノックル ボードにフィット』をためしてみよう!

ちなみにホワイトボードマーカーのユーザー調査を実施した結果、マーカーを選ぶ際「書きやすさ」が最も重視されているとか。確かに、記者自身も硬いペン先は苦手かもしれない…。

まずは開封だ。今回は太字タイプの黒色を選んでみた。


早速キャップを外すと先端がとがった白い芯が…! これが一般的な丸芯・角芯との違いなのか。

 

マーカーのペン先は硬いイメージがあったが、この商品は弾力のあるやわらかさ… 、ナイロン繊維はこんなに違うものなのか。外したキャップを後部につけ、下向きで数回プッシュするだけ。透明なクリアボディだから、中央部分にはインクの分量もうっすら見える。

ナイロン製の「フィット芯」

3回ぐらい押してみると、じんわりとインクが下りてきた。続けて数回押すとペン先まで黒色に… 。ホワイトボードに書いてみると、本当にペン先がツルッとすべらない! 筆ペンのように、書き始めもピタッと止まる。

太字よりスリムな中字タイプ

マーカー自体には、もちろんインキのニオイがあるのだが、書いているとほとんど感じない。ティッシュペーパーでも、サッと消すことができた。

 

黒色のほかにも、緑色は若干青色が入ったさわやかさ、橙色はくっきりと鮮やかに、紫色は濃く深めな色合いに。

 

それでは、実際に会議で使用してみよう!

筆ペンのような形状になっているから、不安定な角度でも書きやすい…!


中字と太字を比較してみると、これくらいの線幅の違いが。囲み線や波線、点線だってキレイなまま。6色を使いわけてグループ分けや強調だってお手の物。書き始めにグッと筆圧をかけると穂先がしなやかに、軽い筆圧にはやさしい筆づかいに。

6色のカラーバリエーションだから、ボード上もカラフル!ひらめくアイデアが浮かびそう。

自分の筆跡には自信のない記者、だからこそ不安定なホワイトボードに使用するマーカーは苦手分野だ…。

 

ユーザー目線をトコトン深堀した商品開発には、追求心と細かなアイデアがあふれている。この商品のおかげで、マーカーへの苦手意識も克服できそうだ。

レンタルスペース「LIFORK秋葉原」で会議してみた

 

ペンのような書き心地を実感できるスゴ技

『ノックル ボードにフィット』は、ホワイトボードを使用するオフィスでの会議や、学校の授業などにもおすすだ。

また、モバイルホワイトボードでの少人数の打ち合わせなどには中字を、大型ボードでの会議や授業などには太字、と用途に合わせることも可能だ。商品は1本から購入できるが、新色が入った6色セットも便利かも。新感覚の『ノックル ボードにフィット』で、クセになる書き心地を体感してみて。

 

購入は全国の文具取扱店などで販売。

 

公式サイトはこちら

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ななとも

幼いころから五感で動き回るのが大好き。小さなカラダであちこち動きながら、「思い立ったら吉日」の人生を神戸の街で過ごしている。

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photo by 尹 哲郎

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