長州力氏がアンバサダー! 見た目も美味しさもリニューアルした『ブラックサンダー』を新旧食べ比べてみた! 

 

いつも立ち寄るコンビニで仕事中のお菓子を吟味していると、有楽製菓『ブラックサンダー』を発見。お手頃価格なのに美味しくて食べ応えもある記者の好物だ。よくよく見てみると、今年9月7日にリニューアルしたばかりだという。一体どんなふうに変わったのか、新旧食べ比べをしてその違いを確かめてみよう。

 

味もロゴもリニューアル! 『ブラックサンダー』らしい力強さと疾走感を表現

『ブラックサンダー』はココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングした準チョコレート菓子。税抜30円という価格ながら、ザクザク食感やチョコレートの味わい、そして小腹を満たせるボリューム感が話題となり瞬く間に大人気商品となった。

製造しているのは1955年に創業した有楽製菓株式会社(東京都小平市)。

当初は加工用ウェハース製品を生産していたが、現在ではチョコレート製品や半生ケーキ製品などを幅広く手掛けている。1994年には同社代表製品となる『ブラックサンダー』が誕生した。

そして発売26周年を迎える今年、『ブラックサンダー』(1本標準21g・希望小売価格 税抜30円・2020年9月7日発売)の大幅リニューアルを実施。ザクザク食感とおいしい満足感はそのままに、何本食べても飽きの来ない味わいとなったようだ。

その秘密は甘さのキレの良さの改善。

チョコレートにもカカオマスを配合することでカカオ感をアップ。

さらにココアクッキーに複数のココアパウダーを配合してココアの味を際立たせ、キレの良さを出すことに成功したのだ。その他、プレーンビスケットのくちどけも改良し素材とのバランスを調整している。

左:リニューアルしたブラックサンダー 右:旧バージョンのブラックサンダー

また、味以外にもロゴのリニューアルも実施。黒フチが太くなって視認性がアップしていたり、部分的に尖らせたデザインを入れることで(“ブ”と“ー”)力強さや疾走感のある印象になっていたりと、「ブラックサンダー」のもつイメージをより明確に表現している。

 

この大幅リニューアルにあたり、アンバサダーに元プロレスラー長州力氏を起用。

同氏は2019年12月25日に開始したTwitterで、独特の言葉遣いが話題を呼び若い女性をはじめ幅広い層の人気を獲得している。ウェブCMやリニューアルキャンペーンは、9月1日より公開しているという。

大幅リニューアルによって生まれ変わった新たな『ブラックサンダー』の味を新旧比較で確かめてみよう!

 

食べ比べて分かる甘さのキレの違い。これが次のひと口に誘導する決め手に

左:リニューアルしたブラックサンダー 右:旧バージョンのブラックサンダー

新旧2商品を並べてみた。パッと見の色や形に違いはないように見えるが、よく見るとリニューアル版の方がビスケットがぎっしり詰まっているように感じられる。

旧バージョンのブラックサンダー

まずは旧「ブラックサンダー」から食べてみよう。

ガブリとかぶりつくと、ザクザクっと心地よい音が鳴り響く。

旧バージョンのブラックサンダー

噛むほどに甘く濃厚なチョコレートの味が広がり幸せな気分に導いてくれる。甘さのバランスも良く満足感が得られるまったりとした感じもハマってしまうポイント。

改めてこれが税込30円のクオリティだとは思えない。

リニューアルしたブラックサンダー

次は新『ブラックサンダー』を検証。

配合に変更があったためか、確かにココアの香りが強くなったように感じる。

リニューアルしたブラックサンダー

こちらも軽快な音を立てて食べていくと、すぐにその違いに気が付いた。

1つ目は食感だ。

ビスケットの白い部分が増えている

ザクザク食感は確かにそのままだが、プレーンビスケットの硬さがほんの少し柔らかくなったような印象を受ける。食感を楽しみながら、口どけの良さも感じられるから止まらない!

2つ目は、リニューアルの最大のポイントである味わい。

甘いチョコレートであることに変わりはないが、カカオマスが配合されたことによる苦味のような甘さとは違う何かを確かに感じる。おそらく今回のように食べ比べをしなければ気が付かない程度のわずかな差だが、そのカカオ感の違いが最後の方に現れることで甘さのキレの良さを引き出しているのだ。

『ブラックサンダー』は甘くて重量感もあり食べ応えがあるが、後に残る甘さで1つか2つ食べれは十分という気分になってしまう。しかし今回のリニューアルでは次を食べられる味わいに変化。

まさに飽きの来ない味わいに進化していた!

 

持ち運び向けのパウチタイプとシェア用の大袋タイプも同時発売!

同日には同様のリニューアルがされたパウチタイプと大袋タイプが発売される。

チャック付きで持ち運びがしやすい「ブラックサンダープリティスタイル パウチ」(60g・希望小売価格 税抜120円・2020年9月7日発売)は、一口サイズでデスクでも気軽に食べやすいタイプ。

1個がおよそ1/3サイズの「ブラックサンダーミニバー」(173g・希望小売価格 税抜300円・2020年9月7日発売)は、家族内でのシェアやパーティのお菓子、『ブラックサンダー』を大量に買うのは恥ずかしい人におすすめだ。

発売26周年を迎えて大幅リニューアルをした『ブラックサンダー』。

確かな甘さのキレの良さと食感の良さを楽しめる1品となっていた。小腹がすいている人はもちろん、最近ブラックサンダーを食べてない人にも改めて味わってほしい。

全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなどで順次新発売。

※一部取扱いのない店舗あり。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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