自然から集められた色がそろった『色辞典36色セレクトセット』!色鉛筆画をはじめたい人におすすめ

 

トンボ鉛筆の色鉛筆『色辞典36色セレクトセット』は風景・花・動物などを描くために最適な色が集まっている。色辞典の既存色から選んだ26色に、より表現の幅を広げる新色10色を追加!自然そのままの魅力を再現した個性的な色が揃っているということでさっそくチェックしてみよう。

株式会社トンボ鉛筆(東京都北区)の『色辞典/IROJITEN』は1988年に第1集、1990年に第2集、1992年に第3集を発売。自然色と当時の流行色を再現した色鉛筆で、その魅力的な色と色名にファンも多い。今回新たに登場したのが2018年10月に発売した『色辞典36色セレクトセット』(税別4,600円・全36色・丸軸)

「色辞典」を使用した色鉛筆画家・河合ひとみさんの作品。河合ひとみさん プロフィール :東京外国語大学ロシヤ語学科卒。学生時代から独学で色鉛筆画を描き始める。現在、カルチャーセンター等で色鉛筆画の講座を多数担当。色鉛筆に関する著書も多く、翻訳されて海外でも販売されている。

色鉛筆画家の河合ひとみさんが監修し、風景・花・動物など身近なものが描きやすい実用色が集められている。絵に立体感を与える美しいグラデーションが作れる色の組み合わせと、混色で作るのが難しい淡い色を選定したそうだ。

ケース外形はほぼ記念アルバム大の幅242mm、奥行322mm、厚さ24mm 。紙製カバーもついていて、本棚などに立てて保管も出来る。

ケースのほとんどを紙製にしたため全体の重さは650gと軽量。

上蓋を開けると36色全色が広がるフルオープン形式。

鉛筆の頭部分のみ各カラーが色付けされており、白の丸軸とシルバーの刻印がシンプルで美しいデザイン。

付属品としてミニ削り器、色明細書、ミニ活用辞典付き。

まずは付属のカラーチャートを完成させてみよう。

色名が由来とともに紹介されており、作品作りの参考になること間違いなし。色の名前も、「烏賊の墨色」「山葡萄」「蒲公英」「ラピスラズリ」「子鹿色」などオシャレなものが多く、色を知るだけでもわくわくしてしまう。

ミニ活用辞典には、色の塗り方やグラデーションの作り方など基本的な色鉛筆テクニックが紹介されているので、まずはどんな色が表現出来るのか色々と試してみるといいかもしれない。

色を重ねていったり、 別の色を重ね塗りしていくと綺麗なグラデーションが作れる。

とても滑らかな芯も特長。「書く」と「描く」をバランス良く表現出来る。

付属のミニ削り器はキャップ付きなので、削っている時に削りかすが飛び散らない。

風景、植物、生き物など、身近なシーンが描きやすい綺麗な実用色が並ぶ。

色辞典は単色(税別120円/1本)でも購入出来るほか、色辞典スペシャルサイトでは色辞典シリーズの100色すべての色紹介や色鉛筆のレッスン動画なども用意されているので、ぜひチェックしてみて。

手にするとなんだかわくわくする『色辞典 36色セレクトセット』。スマートなパッケージは贈り物にも喜ばれそうだ。

全国の文具店、画材店、書店文具コーナーなどで発売中。

 

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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