想像以上のサクサク!『リッツ チョコサンド』『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』 安定のおいしさにリピ必至。

変わり種リッツ&オレオ!

 

少しずつ秋色に染まっていく空、遠足や運動会、味覚狩りなど楽しいイベントが近づいてきた。そんな9月中旬、『リッツ チョコサンド』『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』が2品同時発売スタート! しかもオレオの方は日本限定というから、注目度は高い。

リッツは”チョコ”をはさんで、オレオは”抹茶”になって新登場!

誰もが知っている大人気お菓子ブランド「リッツ」や「オレオ」が新しく生まれ変わって早1年。「ヤマザキナビスコ」のライセンス契約終了により突如発生した、この大人気商品の規格変更。成分、製造国、味わいという重要な要素が変ったことで、当サイトでもたびたび取り上げている「新旧リッツ、新旧オレオどちらがおいしい?」問題まで勃発していた。

 

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個人的には、どちらもよりジャンク感が増したように思い”これはこれでおいしい”という結論に達しているのだが、一部熱狂的ファンには未だ旧製品を惜しむ声がやまない。が、ここにきてリッツファン&オレオファンのみならず日本国民に朗報が飛び込んできた。モンデリーズ・ジャパン株式会社から9月11日に発売された新商品がこちら、『リッツ チョコサンド』(9枚入り2パック・希望小売価格 税抜188円)『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』(8枚入り3パック・参考価格 250円前後)。全国のスーパーやコンビニエンスストアなどの店頭に並んでいる。

 

全国的に暑さが和らぐ今の時期は続々と新商品が登場するが、「リッツ」はサクサクのチョコサンドになり、「オレオ」は日本限定販売の抹茶フレーバーになって新登場。いかにも秋というフレーバーではないが、おでかけやホームパーティにはかかせない存在のリッツとオレオだけにその注目度は高い。さっそくふたつの新商品を食べて、味わいを確かめてみよう!

 

まずは『リッツ チョコサンド』から試食!

リッツといえば、軽いサクサク食感と絶妙なしょっぱさで世界中で愛されているクラッカー。1970年から46年続いた「ヤマザキナビスコ」のライセンス契約により、成分が若干変更になったり、国産からインドネシア製になったりと少し変化を遂げている。CMキャラクターも沢口靖子さんから長谷川博己さんにチェンジ。

新発売の『リッツ チョコサンド』は、2枚のリッツの間にクリームサンドがはさまったスイーツ仕様のリッツ。パッケージからしてなんだかすごく外国のお菓子っぽい。9枚入り2パックが1箱となっている。

さっそく1つ食べてみると、表面についている塩加減がやっぱり絶妙なあまじょっぱさ。サクサクのリッツの間にサンドされたチョコクリームは優しい甘さのミルクチョコで、わりとさっぱりしている。パッケージの写真とは違い、チョコクリームの量が予想外に控えめだった。

サクサク食感と控えめなチョコクリームは、あっさりしていてしつこくないので何枚でもいける! しかもこのボリュームで200円未満というところはかなりお得な気がした。ただ、パンチの弱さは感じられるので、おさけのアテというよりは午後のおやつにおすすめ。

『リッツ チョコサンド』に奇抜さや意外性はないが、安定・安心の味わいだと思うのでリピート決定。これからやってくるハロウィンパーティやクリスマスなど様々なイベントで活躍しそうだ。

 

次は日本限定『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』を試食!

「オレオ」は世界100カ国以上で愛される世界一のビスケットブランドで、ココアクッキーにバニラクリームをサンドしたお菓子。現在は定番の「オレオ バニラクリーム」をはじめ、「オレオ チョコクリーム」、「オレオ ゴールデン バニラクリーム」の3つが発売されている。

 

今年の春には「オレオ」のココアクッキーを約6割まで薄くした「オレオ クリスピー」が登場。その薄さはわずか3mm程度で、これまでにないパリパリサクサク食感で特に女性たちの間で人気を集めている。この『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』もオレオクリスピーシリーズの最新作。日本限定風味の抹茶フレーバーということで、外国人観光客にも人気が出そうだ。パッケージは、ハートのカフェアートが描かれた抹茶ラテのカップに、パリッと割れた『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』がデザインされている。

極薄のオレオ クリスピーにサンドされているのは、緑茶パウダーと抹茶・ミルク香料が使用された特別仕様のクリーム。1箱3パック各8枚入り。袋開けると、抹茶っぽい香りはあまりせずどちらかというとミルクの甘い香りがただよってきた。

さっそく1つ食べてみると、ココアクッキーの濃厚な味わいは極薄になっても健在で、甘さ控えめのクリームとよく合う。ココアの風味と抹茶の香りが噛めば噛むほどどんどん口の中に広がっていく。

これはこれでおいしいが、一般的な抹茶味のチョコやクリームに比べると抹茶らしい”苦み”はほとんどないのでそこは賛否が分かれそう。クリームだけを食べるとやや物足りなさを感じたが、牛乳にひたして食べるとより抹茶ラテのような雰囲気が味えるのでおすすめ。

『リッツ チョコサンド』も『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』も、どちらもやさしい控えめな味わいだった。パッケージは外国のお菓子っぽいが、中身は日本のお菓子らしいほどよい甘さと上品さを感じた。サクサク食感となめらかなクリームがやみつきになり、食べ過ぎてしまわないようにご注意を。

『リッツ チョコサンド』(9枚入り2パック)は希望小売価格税抜188円、『オレオ クリスピー 抹茶ラテ』(8枚入り3パック)は参考価格250円前後。いずれも9月11日より全国のスーパーやコンビニエンスストアなどで発売中。

 

 

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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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