糖質制限ダイエットにうれしい『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles ビーフコンソメ / 鶏白湯』が美味しく変身!

あの手この手で糖質オフのラーメンを実現!

 

糖質制限ダイエットを実践している人にとって、一番の鬼門なのが国民食のラーメンとおさらばすること。しかしこの『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles ビーフコンソメ / 鶏白湯』なら糖質50%オフなので大丈夫。そして今回美味しさを高めてリニューアル!

麺がなめらかに変身して、より食べやすくリニューアル!

 

ラーメンは日本人が糖質制限ダイエットに挑む時の一番の障壁といっても過言ではない。何しろ日本の国民食と呼ばれ、食生活にがっちり組み込まれているからだ。糖質オフがいいよと言われても、ラーメンは×と言われてやる気をなくした人も多いと思う。

もちろん各メーカーもその状況を指をくわえて眺めているわけではなく、続々と糖質オフのラーメンメニューの開発に余念がない。とはいえ、その仕上がりはまだまだラーメンとしての完成度の低いものがほとんど。中でも困るのが麺である。スープは豚骨のドロドロスープだとしても糖質は低いので問題ない。しかし麺は小麦粉の塊であり、イコール炭水化物。そこが勝負のポイントとなっている。

小麦粉代替戦術としては、大豆を使用した大豆麺、こんにゃくを使用したこんにゃく麺などが主力だが、大豆麺はザラザラするし、こんにゃくはツルツルしすぎるということで、麺再現はなかなかに難しい状況。

もう一つの戦術としては、食品の炭水化物量から食物繊維は差し引いて計算するという糖質計算の法則を利用して、小麦粉を使用したまま食物繊維を練り込むという戦術。小麦粉が入っているぶん、こちらの方が幾分有利なのが現状だ。

 

 

そこで昨年製品をリニューアルして、さらに麺の味わいを高めたのが、明星食品『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles ビーフコンソメ / 鶏白湯』(54gうち麺40g/53gうち麺40g・希望小売価格 税抜180円・2017年8月7日発売)である。さて、麺問題はどの程度解決しているのだろうか。

 

 

■『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles ビーフコンソメ』

麺はやはり質感がなめらかになったといえども、それなりのクセはある。縮れ方が今ひとつで、やはりざらつきが残るのだ。スープは上品なコンソメ仕立て。ただあっさりしているが故に、余計に麺がフィーチャリングされてしまうのは如何なものか。もっと脂感の強いスープの方が良いと思うのだが。

肉、大盛り。ここがポイント。

 

ただし麺の不自然さを補っているのが、いわゆる謎肉、味付け牛肉を量多く配置しているところ。なるほど、肉と一緒に口に入れると肉の旨みが広がって、なかなかにごまかせる。これは素晴らしい方策だ。

最大の課題は麺!

 

■『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles 鶏白湯』

その肉対策での勝負を捨てているのが、『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles 鶏白湯』。こちらの作戦は、そもそも片栗粉などの印象が強い中国料理飯店系の味わいに近づけることでごまかす作戦のよう。鶏の良いダシがポタージュ感を生み出すまでスープに滲み出しており、そこから麺を引きずり出して食べると、なるほど、飯店系のエビそば、鶏そばを食べているような錯覚に陥る。

とりそば好きなら気にいるかも。

 

味付け鶏肉はささみテイスト。悪くはないが、中華麺ではないことがわかる上にポタージュ感が出ているので、中華から離れて洋風に感じられるところがラーメン感を低めてしまっていて、美味しいのだけれどカップラーメン代替としては弱いと思った。

 

奥歯を食いしばって糖質制限に挑んでいるラーメン好きにとってはご褒美メニュー!

糖質はどちらも50%オフ。12.8gという量だから、糖質量一食につき20g以内という糖質制限ダイエットの基本量はばっちりクリアーしているのが特徴。糖質制限に挑み、ラーメン断ちの期間が長ければ長い人ほど、美味しく感じると思う。

 

 

オススメ度:(良い商品です)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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