月2回、生ビールが工場から直送される! 自宅サーバー『キリン ホームタップ(KIRIN Home Tap)』体験記

では、お楽しみの生ビールを味わおうじゃないか!

まずはタップを手前に倒し、ビールをグラスへ注ぐ。ビールサーバーというのはこういうものなのか、注がれるビールの勢いはとても控えめ。

グラス7分目ぐらい注いだら、タップを奥側へ倒して泡を注ぐ。こうした作業は、ビアガーデンなどでも目にしたことがあるはずだ。

これはとても美味しそうな生ビールだ。

もともと冷えているため、キンキンの生ビールが出来上がり。それでは、グイッといってみよう。

思わず「プハァ~!」と、まるで「エヴァン◯リオン」のミサトさんのような声が出てしまう味わい。最高にうまい!  きめ細かいクリーミーな泡は、まさにビアバーでしか楽しめなかった領域。それが家庭で手軽に楽しめるのは、日常のちょっとした贅沢として価値が高いと思う。

 

 

なお、この生ビールは「一番搾りプレミアム」のレシピを、専用ミニブルワリーで丁寧に仕込んでいるという、非常にこだわり抜かれた豊かな麦の旨味&フルーティーな香りが魅力のスペシャル・エディションなのだ!

 

まとめ:生活にゆとりがある世帯なら、絶対にオススメ!!

この『キリン ホームタップ(KIRIN Home Tap)』は、2015年8月から「キリン ブルワリーオーナーズクラブ」という名称で一部地域で実施していた会員制のレンタル家庭向けビールサーバー・サービスのリニューアル進化版。ただし、月に4リットルの生ビールに会員価格6,900円を捻出できる世帯というのは、生活にゆとりがある層に限られるだろう。ちなみに量が足りない場合は、1L x 2本セットを税抜2,000円で追加注文することもできる。

 

単純に計算すると割高に感じられるサービスかもしれないが、「ビール工場つくりたての鮮度とおいしさ」が直接家に届き、専用ビールサーバーで好きな時に飲めるサービスというのはお金に換えられないものでは?

 

この『キリン ホームタップ(KIRIN Home Tap)』は晩酌に“第3のビール”をささやかに楽しむ層ではなく、タワーマンションで月に数回ホームパーティーを楽しむ層に向けられていると思うのはうがった見方だろうか。逆を返せば、それだけ贅沢な会員制のシステムだとも言える。

 

記者もたいへんリッチな気分で日々を過ごすことができた。なにしろ水道の蛇口をひねるように、最高のビールを好きな時に飲めるのだから──。申し込みたい人は、公式サイトからどうぞ。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹哲郎

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