『CLICCAクリッカ』は電気不要で、家庭で簡単に真空パック→真空クッキングが可能になる画期的キット!

袋のまま保存OK!料理の下ごしらえにも最適!

真空調理の良いところは、調理した後の袋をそのまま冷蔵庫で保存できることにもある。かさばらず、隙間などにも入れておけるのでとても便利。袋にはMEMO欄があるので日付などを記入。

こちらは真空調理後に冷蔵庫に入れて約1日半経過したもの。真空とは言え、簡易的であり空気がもっと漏れてしまうのではと思っていたが、しっかりとそのままの状態を保っていた。普段の下ごしらえなどに使えるのはもちろんのこと、BBQやアウトドアの時なども袋のまま持ち運べるのでおススメである。クリッカとクリップは洗って何度も使える。専用袋は使い切り。

一流パティシエの味!?りんごのコンポートも簡単!!

こちらもレシピ集より。りんごのコンポートを作ってみた。CLICCAにはハンディシーラーも用意されている。 クリップよりもしっかりと閉じることが出来るのでこちらもおススメ。

しかし、CLICCA専用のシーラーの熱源はとても細く、密着させるにはやや弱い印象であった。2箇所以上シーラーで止めるなど工夫が必要。

りんご、レモン果汁、ラム酒などの食材を袋に入れて、クリッカを取り付け、シーラーで閉じてから空気を抜く。液体が入っていると、ポンプで空気を抜く時に吸い上げてしまうので、ゆっくりと吸い込まないように空気を抜こう。

鍋で加熱すること15分。

粗熱を取り、袋のまま冷蔵庫で冷やす。

専用袋には切り口もついているので、袋も開けやすい。

型崩れすることなく、りんごのシャキッとした食感、風味がとても美味しいコンポートの完成! アイスクリームやヨーグルトのトッピングにすれば、まさに本格的なデザートに。

とにかく簡単!調理も片付けも楽な真空調理!

クリッカで真空にしてしまえば、後はとにかく楽。洗い物も少ないし、冷蔵庫などで保存するのも楽々。あくまでも完全な真空状態ではなく、簡易的ではあるが、大きな道具などを必要とせず家庭でここまで出来るのはかなり良いではないだろうか。

市販のフリーザーバッグやパッケージのままでも使えるが・・・

袋の厚みが0.06㎜以上、幅が19.5㎝以下であれば、専用袋以外の袋でも使える。厚めのフリーザーバッグやパッケージ袋のままでも脱気は可能。しかし、なかなか条件に合う袋を探すのは難しいかもしれない。100円SHOPなどのフリーザーバッグで挑戦はしてみたが、チャックの部分が邪魔でクリップが挟めなかったり、容量が足りなかったりと記者の場合はあまりうまくいかなかった。ここはやはり専用袋を使うのが一番かもしれない。

1人暮らしや少人数の調理にもおススメ!

また、袋そのものは小さいので大人数調理には向いていないかも。1~3人分に適している印象であった。逆に言えば、一人暮らしの人にもおススメ。キッチン周りに余裕がなくても、袋の中に食材を入れてしまえば、お鍋ひとつあるだけで美味しい真空調理を楽しむことが出来る。味付けをして仕込みをしたものを冷蔵庫に入れておけば、すぐに調理を始めることも出来るので時短にもなる。油不要、カロリーも減らすことが出来るし、減塩や糖分控えめになるなど真空調理で料理の幅が広がるだろう。また、それぞれ異なる食材を真空にしておき、1つの鍋で同時に調理することも出来る。

真空調理の魅力を楽しもう!

レシピも豊富で、ビーフステーキ、揚げない唐揚げ、サバの味噌煮、豚キムチ炒めなど。ほとんどの調理を真空に置きかえて楽しむことが出来そうだ。もちろん、食材保存として利用しても良い。ただし、何度も言うように完璧な真空状態を作れるわけではない。あくまでも簡易真空であるので、食材や調理後のものはなるべく早く使い切るようにしよう。

専用袋14枚セットは税込価格 429円。1枚あたり約31円。サイズは横180×縦270mm。厚みは0.075mm。 耐熱100℃、耐冷-40℃。冷凍も可能。電子レンジでの加熱は不可。

「追加セット(真空パック&真空調理 クリッカ)CL2-2」(税込価格 1,458 円・発売中)

「CLICCA(クリッカ)ハンディシーラー」( USB充電式・マグネット付 ・税込価格 1,890 円・発売中)。

東急ハンズ、LOFTを中心に販売中。公式サイトからも購入できる。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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