急速”極キン!回し”実験『サッポロ 極ZERO 飲みごろお知らせ!極キン!缶』は3分でうまい!?

糖質制限ダイエッターにうれしい糖質ゼロ、ビール党の気になる痛風リスクの元とされるプリン体もゼロ、健康リスクの懸念のある人工甘味料もゼロというトリプルリスク回避で人気のビール系飲料(発泡酒)が「極ZERO」。今回は飲み頃サイン付きのパッケージで『サッポロ 極ZERO 飲みごろお知らせ!極キン!缶』として限定登場だ。

氷を入れた容器の中でくるくる回転させると3分間で飲み頃に到達、飲み頃を文字が浮き上がって教えてくれるスペシャルパッケージ。実際に実験してみると…?

かつて第3のビールとして市場を席巻、その後酒税の問題で発泡酒枠に変更など、ボーダーラインをギリギリまで突いた製品特徴のためにいろいろと味以外の面で取りざたされてしまうことも多い「極ZERO」。まあ価格設定自体が変わってしまうので、コスパ的には重要な要素と言えなくもない。

 

しかし糖質制限ダイエット全盛の時代にあって糖質ゼロ、ビールはプリン体が心配という人のためのプリン体ゼロ、人工甘味料はできれば安全のために避けたいという人のための人工甘味料ゼロという優秀なスペックとそれなりのビール感のある味わいを両立させるという品質面にもっと目を向けたほうがいいのは確か。

 

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そしてビール系の味わいを目指す発泡酒に関しては、より本格的な味わいを実現するには、本来のビール以上にデリケートな温度管理が重要になってくるのも確か。ビールも温度次第でえらく表情を変えるものだが、発泡酒系はさらに冷えていないとアラが目立ってしまうものである。記者はその重大な二大要素は泡質と温度だと考える。泡質に関しては超音波などで極細の泡を生み出すだけで、印象がガラリと変わる。


そして温度。これはいわゆるキンキン・レベルに達しない限り美味しく飲むことは不可能。ヨーロッパ系のビールならぬるい温度でも味わいをキープするものもあるが、基本的に日本的ビールはほとんどがキンキン前提の味作りになっている。

 

ところがそのキンキン・レベルを冷蔵庫で実現しようとすると、常温からだとメーカー推奨の4〜8℃(夏季)に到達するのに5、6時間かかってしまう。冷凍庫に入れるともっと早いが、忘れてしまうと今度は凍結による爆発のリスクが増える。


そんな時に役立つのが今回のパッケージ。中身は変更なしで、今回は適温の5℃に到達すると青みがかった「極キン!」の文字が浮かび上がって知らせてくれるという限定仕様。そして今回のサッポロビール『サッポロ 極ZERO 飲みごろお知らせ!極キン!缶』(350ml・予想価格1本あたり 税抜約140円※基本的に6缶パック販売・2017年5月9日発売)は、それをエンターテイメントとして提案している。


やり方は容器に氷を敷いて、その上で缶をくるくる3分間ほど回転させて冷やす。文字が浮かび上がるまでくるくるさせれば、絶妙の適温で『サッポロ 極ZERO 飲みごろお知らせ!極キン!缶』が味わえるという寸法だ。


今回は自分が「極ZERO」になって、人気女優・桐谷美玲に冷やされている心持ちになれるアイデアの動画も公開。くだらないと思うかもしれないが、これがやってみると妙に楽しい。

【やってみた】桐谷美玲に3分間クルクルされるだけのムービー! 挑戦者は現れるか? #極キン! #桐谷美玲にクルクルされてみた |極ZERO

ただ3分間のはずだったが、実際に記者が氷を入れた容器で挑戦してみたところ、文字がくっきり浮かび上がるのに4分超を要した。動画などでは氷オンリーだが、熱伝導率を考えると写真のように氷水の方が冷えやすいようだ。


とはいえ適温に冷えた「極ZERO」はとても美味しい。すごくさっぱりしていて、発泡酒特有の酸味も抑えめで、高級シャンパンのような泡切れを見せる「極ZERO」の味わいの実力は、適温によって最高に花開く。

今まで「極ZERO」をあまり美味しく感じなかった人は、この浮き上がり文字状態の適温で、改めて味わってみてほしい。これこそがメーカーの生み出した「極ZERO」の味である。

ちょっとしたお遊び気分で、氷を用意してみんなでくるくるして楽しめる、特別パッケージの「極ZERO」。ひょっとしたら本来の「極ZERO」の美味しさを、あなたはまだ体験していないのかもしれない

この『サッポロ 極ZERO 飲みごろお知らせ!極キン!缶』は、基本的に6缶パックでの販売(店舗によってはバラ売り可能性あり)で、500mlサイズもあり。入手は全国の酒類販売店で可能だ。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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